静岡県伊豆の国市守山地区は、平安時代の終わりの900年前ごろに北条氏が移り住みました。室町時代までの300年余りの間、この地域は、北条氏の拠点として、そして、伊豆地域の中心として機能しました。
正面:堀越御所跡 手前:政子産湯の井戸 左:北条氏邸宅跡
伝堀越御所跡
堀越公方と呼ばれた足利正知の御所があったと伝えられている場所です。
室町時代の後半、大名の勢力争いが激化し、関東地方では、京都にある室町幕府に従う勢力と対抗する勢力が争っていました。1457年、将軍:足利義政は、関東支配の鎌倉公方として兄の足利政知を派遣しました。しかし、政知は戦乱のため関東(鎌倉)まで行けず韮山の堀越の地に舘を造って身をおちつけました。これが堀越御所跡です。しかし、1493年、この御所は、政知の子の時に北条早雲によって滅ぼされました。
北条氏邸宅跡(御所跡からすぐの場所)
韮山駅から15分ほどの場所です
伊豆地方に縁のある「梛木(なぎのき)」
北条氏邸宅跡
静岡県伊豆の国市寺家中条
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