えぇ~こんなところで終わるの~とテレビ前で叫びたくなるような切り方をして次回につなげるのが、韓国ドラマの王道。
ご多分にもれず、前回も…
ミシルの死を目にして涙ぐむトンマン。
大きな敵だったけど、ミシルがいたからトンマンも大きく成長できた。
トンマンは、その死に敬意を示しました。
でも その横には涙を流すピダムがいた。
何の縁もない敵方なら、そんなことはしないはず…なぜ…理由を聞きたいのに、ピダムはトンマンの制止を振り切って出て行ってしまった。
領主の間の外で、ピダムとユシン、アルチョンが鉢合わせ。
トンマンはユシンにピダムを連れてくるように命令します。
トンマンの命令も無視するぐらいだから、ユシンが呼びかけても後ろを振り返ることすらしないピダム。
早歩き、
馬で
降りてからは取っ組みあって、殴り合い、剣まで取り出すし…
ピダマ、悪い子です。ユシン君はただまじめにトンマンの命令に従っているだけなのに…
その頃、トンマンはピダムを気にしつつ、引き継ぎがうまく行くようチュジン公とソヒョン公に命令を下します。
チュンチュからミシルの自死を聞くミシルサイドの人々。
ハジョンとポジョンは城主の間へと走っていき、
弟ミセンと夫セジョンは、ヘナヘナと座り込みます。
速攻でピダムを追うトンマン。
それでも、ピダムはひたすら先へ行こうとする。
ユシンを制してトンマンはピダムを追い、二人きりで事情を聞く。
…トンマン「なぜ、ミシルとは無関係だと言ったのに、ミシルが死んだ時涙を流していたのだ?
政変を起こした時、なぜミシルはお前を遊山に行かせたのだ?
ミシルが王になると決意した場に、どうしてお前が一緒にいたのか?」
それでも黙っているピダムに、トンマン、キレました。
…トンマン「理由を言うのだ」
…ピダム「母親…だそうです」
…トンマン「まさか…」
…ピダム「似合わないことに…わたしは廃位されたチンジ王とミシルの間の子だそうです」
宮殿で育てられたとしても、相当にやんちゃな王子様になったでしょうね。
ムンノに、山よ川よと育てられて良かったのよ
…ピダム「璽主は死ぬまでわたしを息子とは認めなかった。だから関係を聞かれた時、答えようがなかった。
母親が認めないのに、息子だなんて言えるはずがないじゃありませんか」
胸を叩いて、本当に辛そうなピダム。
…ピダム「政変の時、殺さないで遊山に行かせようとした理由を、わたしこそ知りたい。
わたしを殺そうとした方が、その方が簡単だった。楽だった。
こんな風に苦しまなくて済んだ」
ピダ~ム
トンマンもピダムも親に捨てられた子。
…トンマン「(ミシルに捨てられたと)わたしには話してほしかった」
…ピダム「話したとして…公主様にまで捨てられたら…」
…トンマン「苦しかったでしょうに…」
ピダムの手が後ろに回ってる~
武装解除するように言われても、解かないチルスク。
璽主の死、加えてソファの死も、チルスクを死に誘ってます…て感じ。
軍を引き渡すように迫るトンマンサイドの使いを、チルスクは一刀のもとに斬殺、
初めて璽主の命令にそむく…と宣言。
でもその代わりに、璽主の命令の中で果たせなかった唯一の命令=トンマン討ち取り を実行する
別にチルスクは好きでもなんでもないけど、男の気概っていうか…すご味を感じます。
気概に忍耐に…今の日本人にはないよね。ソンドクの人たちって、そういう所でも見せてくれます。
…チルスク「ここがわたしの死に場所だ。この機会を逃さない」 ソファの死以来、思いつめてきたこと
…チルスク「ソップム、兵を連れて帰れ」
ここがまた男だな…と思います。周りを巻き込まず、一人で…と言う所が。
…チルスク「これは、チルスクの乱だ」
…ソップム「厭です。これはチルスクとソップムの乱なのです。」
大義より璽主への恩を優先することしかできない…自分の器が小さいのだと思ってしまった二人、敵なのに泣かせてくれるわ。
降伏した大耶城の城門を攻めるソップム。
対するは、ウォルヤとアルチョン。
チルスクに公主を討ち取らせるためのオトリだったソップムは、結局敗れ、自害します。
はしょりますが、じっくり見ると泣けますよ、ここのシーンも。何度も言うけど、敵方の行動にも説得力のある理由があって泣けるんだな。
抱き合った後の二人が、ゆっくり帰っているところに、馬に乗ってやってきたチルスクが斬りかかります。
チルスク、強いです。ピダムが一刀でひっくり返っているもん。
ユシンも駆けつけますが、
チルスク得意のとび蹴りで、二人いっぺんにやられてます。
最期なんで花をもたせてもらってるのかな…
ここのピダム、ヒーロー立ちっぽいです。構えながら腰を入れる時、身体をひねって…仮面ライダーとかやってそう。
ここでの疑問、鎧の上からでも斬れるんですね。
チルスクの最期も自害っぽいです。
…チルスク「これで終わりだ。ついに…トンマン、わたし、そしてソファ」
大耶城で、戦後?処理の話しをしている時、王様の容体が悪いという知らせが飛び込んできます。
自ら馬を走らせてソラボルに帰るトンマン。
トンマンの後ろについて走るのはイケメン部下ばかり。羨ましい。
心臓が悪かった王様は、亡くなります。
王様の葬儀
一方で、遺体引き取りをゆるされたミシルの遺族も葬儀を行っています。
ミシルの位牌。
字が歪んでいるのが気になります。
そこに現れるピダム。でも服喪中の恰好じゃないような…
祭壇の前で、例のミシル刺殺を命令する勅書が残っていた理由を、ソルォンから聞かされます。
…ソルォン「あれはお前に渡すはずだった、お前に大義を譲るために、功績を立てさせるために。
政変を起こす前から璽主はすでに決意されていた。失敗した時…」
チョンミョン、トンマン、チュンチュ、ここに加えてピダム。大義が移るとか、譲るとか…。
アホなんで、なぜそういう風に移っていくのか、納得できるレベルまで理解できません。
…ピダム「つまり、わたしに、母親が失敗した夢の後始末をしろと…」
ソルォンが怒ります。
…ソルォン「母君の志を侮辱するな お前の母君は、お前に大義を託して命を絶たれた。
屈辱に耐えて、お前を王に立てよと言い残された」
…ピダム「なぜだ…」
…ソルォン「お前が勅書を公開できなかったのと同じ理由だ」
ミシルの遺族をどうするか…議論されます。
みんな当然、殺してさらし首にするべきだと…
王妃様も同意見。
でも、トンマンはそうしません。
ミシル派の人々を全て粛清するということは数千人以上の人間を処刑することになり、すなわち人材を失い、処刑した人たちの遺族の恨みをかうと…
生じた恨みを抑える努力よりも、味方にする努力の方が価値があると…。
最終的にミシルの遺志を尊重することで、周囲を説得。
乱の責任はチルスクとソップムにあるということにし、それ以外の遺族はゆるされることになりました。
その代わり、私兵や領地を没収されたり、兵部の監視を受けたりと、それなりの不利益もこうむってます。
サンタクがファサダンにソップムの位牌をこそっと置こうとして、チュクパンやコドたちに見つかります。
ここがまた泣けます。ソップムは厭な奴だったけど、部下にこんな風に思われているなんて、見えないところではいい奴だったのかと…。
サンタクの思いに泣かされます。
トンマンとピダム。
例の勅書をどうしたのか、再びトンマンがピダムに尋ねます。
ミシルの心を動かず為に使われたことを悟って、トンマンはピダムに礼を言います。(バックの曲は、トンマンの返歌だった)
トンマンは司量部という部署を新設します。今までの既得権のことや、ミシルが牛耳ってきた組織を掌握するための情報を得るとか…そんな仕事をするらしいです。
ミシル一派の前に、司量部令として現れたピダム。
…今後はミシルではなく、ピダムに従え! わたしのやり方と意向を尊重し、わたしだけに従ってもらう。分かったか。
と、笑顔も交えつつ、一発かましました。
ヨムジョンのおっさんは何を考えているのでしょう???
チュンチュには、今回のことは残念だったでしょうといい、地位のこと(王位につけなかったこと?)の心配をし…
ピダムの横柄な司量部令ぶりにニヤリとし…
どっちを王にした方が得か…選択肢が増えて喜んでるように見えちゃうんですよね。
ピダムを要職につけたことに賛成できないユシン。ミシルの子だって分かったからね。
1.ミシル派の不安を払しょくするため
2.ミシル派をまとめるのはピダムにしかできない…ミシルの血筋だし
3.公主の味方として、ミシルを排除した功績もある
四番目の理由は、トンマンは口ごもって言いませんでしたが、チュンチュは分かってました。
力をつけてきたユシン、アルチョン、チュンチュを牽制させるため、ピダムを要職につけたのだと…
そして、昨日までのトンマンと違い、もはや誰も信じていないと、王への道を歩み始められたと言います。
それを聞いて、ユシンはトンマンに同情。
人と深く交わることが好きなのに、それができなくなるなんて…。
トンマンの即位式。
ピダム、ユシンのこれからの行く末を示すセリフが象徴的なシーンです。
…ユシン「陛下、惜しみなくわたしの全てを捧げます」忠臣だねぇ
…ピダム「陛下、容赦なく全てを奪いとります(愛しますってことよね)」 容赦なく…てところが淫靡だわん。
おしまい
うふふのピダム
ご多分にもれず、前回も…
ミシルの死を目にして涙ぐむトンマン。
大きな敵だったけど、ミシルがいたからトンマンも大きく成長できた。
トンマンは、その死に敬意を示しました。
でも その横には涙を流すピダムがいた。
何の縁もない敵方なら、そんなことはしないはず…なぜ…理由を聞きたいのに、ピダムはトンマンの制止を振り切って出て行ってしまった。
領主の間の外で、ピダムとユシン、アルチョンが鉢合わせ。
トンマンはユシンにピダムを連れてくるように命令します。
トンマンの命令も無視するぐらいだから、ユシンが呼びかけても後ろを振り返ることすらしないピダム。
早歩き、
馬で
降りてからは取っ組みあって、殴り合い、剣まで取り出すし…
ピダマ、悪い子です。ユシン君はただまじめにトンマンの命令に従っているだけなのに…
その頃、トンマンはピダムを気にしつつ、引き継ぎがうまく行くようチュジン公とソヒョン公に命令を下します。
チュンチュからミシルの自死を聞くミシルサイドの人々。
ハジョンとポジョンは城主の間へと走っていき、
弟ミセンと夫セジョンは、ヘナヘナと座り込みます。
速攻でピダムを追うトンマン。
それでも、ピダムはひたすら先へ行こうとする。
ユシンを制してトンマンはピダムを追い、二人きりで事情を聞く。
…トンマン「なぜ、ミシルとは無関係だと言ったのに、ミシルが死んだ時涙を流していたのだ?
政変を起こした時、なぜミシルはお前を遊山に行かせたのだ?
ミシルが王になると決意した場に、どうしてお前が一緒にいたのか?」
それでも黙っているピダムに、トンマン、キレました。
…トンマン「理由を言うのだ」
…ピダム「母親…だそうです」
…トンマン「まさか…」
…ピダム「似合わないことに…わたしは廃位されたチンジ王とミシルの間の子だそうです」
宮殿で育てられたとしても、相当にやんちゃな王子様になったでしょうね。
ムンノに、山よ川よと育てられて良かったのよ
…ピダム「璽主は死ぬまでわたしを息子とは認めなかった。だから関係を聞かれた時、答えようがなかった。
母親が認めないのに、息子だなんて言えるはずがないじゃありませんか」
胸を叩いて、本当に辛そうなピダム。
…ピダム「政変の時、殺さないで遊山に行かせようとした理由を、わたしこそ知りたい。
わたしを殺そうとした方が、その方が簡単だった。楽だった。
こんな風に苦しまなくて済んだ」
ピダ~ム
トンマンもピダムも親に捨てられた子。
…トンマン「(ミシルに捨てられたと)わたしには話してほしかった」
…ピダム「話したとして…公主様にまで捨てられたら…」
…トンマン「苦しかったでしょうに…」
ピダムの手が後ろに回ってる~
武装解除するように言われても、解かないチルスク。
璽主の死、加えてソファの死も、チルスクを死に誘ってます…て感じ。
軍を引き渡すように迫るトンマンサイドの使いを、チルスクは一刀のもとに斬殺、
初めて璽主の命令にそむく…と宣言。
でもその代わりに、璽主の命令の中で果たせなかった唯一の命令=トンマン討ち取り を実行する
別にチルスクは好きでもなんでもないけど、男の気概っていうか…すご味を感じます。
気概に忍耐に…今の日本人にはないよね。ソンドクの人たちって、そういう所でも見せてくれます。
…チルスク「ここがわたしの死に場所だ。この機会を逃さない」 ソファの死以来、思いつめてきたこと
…チルスク「ソップム、兵を連れて帰れ」
ここがまた男だな…と思います。周りを巻き込まず、一人で…と言う所が。
…チルスク「これは、チルスクの乱だ」
…ソップム「厭です。これはチルスクとソップムの乱なのです。」
大義より璽主への恩を優先することしかできない…自分の器が小さいのだと思ってしまった二人、敵なのに泣かせてくれるわ。
降伏した大耶城の城門を攻めるソップム。
対するは、ウォルヤとアルチョン。
チルスクに公主を討ち取らせるためのオトリだったソップムは、結局敗れ、自害します。
はしょりますが、じっくり見ると泣けますよ、ここのシーンも。何度も言うけど、敵方の行動にも説得力のある理由があって泣けるんだな。
抱き合った後の二人が、ゆっくり帰っているところに、馬に乗ってやってきたチルスクが斬りかかります。
チルスク、強いです。ピダムが一刀でひっくり返っているもん。
ユシンも駆けつけますが、
チルスク得意のとび蹴りで、二人いっぺんにやられてます。
最期なんで花をもたせてもらってるのかな…
ここのピダム、ヒーロー立ちっぽいです。構えながら腰を入れる時、身体をひねって…仮面ライダーとかやってそう。
ここでの疑問、鎧の上からでも斬れるんですね。
チルスクの最期も自害っぽいです。
…チルスク「これで終わりだ。ついに…トンマン、わたし、そしてソファ」
大耶城で、戦後?処理の話しをしている時、王様の容体が悪いという知らせが飛び込んできます。
自ら馬を走らせてソラボルに帰るトンマン。
トンマンの後ろについて走るのはイケメン部下ばかり。羨ましい。
心臓が悪かった王様は、亡くなります。
王様の葬儀
一方で、遺体引き取りをゆるされたミシルの遺族も葬儀を行っています。
ミシルの位牌。
字が歪んでいるのが気になります。
そこに現れるピダム。でも服喪中の恰好じゃないような…
祭壇の前で、例のミシル刺殺を命令する勅書が残っていた理由を、ソルォンから聞かされます。
…ソルォン「あれはお前に渡すはずだった、お前に大義を譲るために、功績を立てさせるために。
政変を起こす前から璽主はすでに決意されていた。失敗した時…」
チョンミョン、トンマン、チュンチュ、ここに加えてピダム。大義が移るとか、譲るとか…。
アホなんで、なぜそういう風に移っていくのか、納得できるレベルまで理解できません。
…ピダム「つまり、わたしに、母親が失敗した夢の後始末をしろと…」
ソルォンが怒ります。
…ソルォン「母君の志を侮辱するな お前の母君は、お前に大義を託して命を絶たれた。
屈辱に耐えて、お前を王に立てよと言い残された」
…ピダム「なぜだ…」
…ソルォン「お前が勅書を公開できなかったのと同じ理由だ」
ミシルの遺族をどうするか…議論されます。
みんな当然、殺してさらし首にするべきだと…
王妃様も同意見。
でも、トンマンはそうしません。
ミシル派の人々を全て粛清するということは数千人以上の人間を処刑することになり、すなわち人材を失い、処刑した人たちの遺族の恨みをかうと…
生じた恨みを抑える努力よりも、味方にする努力の方が価値があると…。
最終的にミシルの遺志を尊重することで、周囲を説得。
乱の責任はチルスクとソップムにあるということにし、それ以外の遺族はゆるされることになりました。
その代わり、私兵や領地を没収されたり、兵部の監視を受けたりと、それなりの不利益もこうむってます。
サンタクがファサダンにソップムの位牌をこそっと置こうとして、チュクパンやコドたちに見つかります。
ここがまた泣けます。ソップムは厭な奴だったけど、部下にこんな風に思われているなんて、見えないところではいい奴だったのかと…。
サンタクの思いに泣かされます。
トンマンとピダム。
例の勅書をどうしたのか、再びトンマンがピダムに尋ねます。
ミシルの心を動かず為に使われたことを悟って、トンマンはピダムに礼を言います。(バックの曲は、トンマンの返歌だった)
トンマンは司量部という部署を新設します。今までの既得権のことや、ミシルが牛耳ってきた組織を掌握するための情報を得るとか…そんな仕事をするらしいです。
ミシル一派の前に、司量部令として現れたピダム。
…今後はミシルではなく、ピダムに従え! わたしのやり方と意向を尊重し、わたしだけに従ってもらう。分かったか。
と、笑顔も交えつつ、一発かましました。
ヨムジョンのおっさんは何を考えているのでしょう???
チュンチュには、今回のことは残念だったでしょうといい、地位のこと(王位につけなかったこと?)の心配をし…
ピダムの横柄な司量部令ぶりにニヤリとし…
どっちを王にした方が得か…選択肢が増えて喜んでるように見えちゃうんですよね。
ピダムを要職につけたことに賛成できないユシン。ミシルの子だって分かったからね。
1.ミシル派の不安を払しょくするため
2.ミシル派をまとめるのはピダムにしかできない…ミシルの血筋だし
3.公主の味方として、ミシルを排除した功績もある
四番目の理由は、トンマンは口ごもって言いませんでしたが、チュンチュは分かってました。
力をつけてきたユシン、アルチョン、チュンチュを牽制させるため、ピダムを要職につけたのだと…
そして、昨日までのトンマンと違い、もはや誰も信じていないと、王への道を歩み始められたと言います。
それを聞いて、ユシンはトンマンに同情。
人と深く交わることが好きなのに、それができなくなるなんて…。
トンマンの即位式。
ピダム、ユシンのこれからの行く末を示すセリフが象徴的なシーンです。
…ユシン「陛下、惜しみなくわたしの全てを捧げます」忠臣だねぇ
…ピダム「陛下、容赦なく全てを奪いとります(愛しますってことよね)」 容赦なく…てところが淫靡だわん。
おしまい
うふふのピダム