樹業人~風の通心

持続可能な社会や森林・建築・木製品について、気ままに こそっと考える為のネタ帳です。

「2542万kW」を忘れないでいたいと思う。

2012-07-17 | ひとり言

原発を再稼働しない時のリミットが、 「2542万kW」だった。

2012年7月17日の関西電力の 電力供給力は 2831万kW
予想最大電力は 2450万kW( 14:00~15:00)

そして、梅雨明け宣言 早々 
16:18分  最大瞬間使用量が 「2555万kW」

アウト である。本来ならば、既に計画停電が実施されていただろう。

もしかしたら、再稼働しなくても どこかから「電力」はでてきたかもしれない。
再稼働していない時に、 電力供給力が2600万kWの時もあったしね。
そして、再稼働がなければ、もっと みんな 一生懸命 節電したかもしれない。

でも「2542万kW」を超えないこと、これが、大事だったんだけどなぁ。
あまり、話題にならない。

それでも、この数字は忘れないで いつも意識していようと思う。
これまで、あまりにも 電力について無関心すぎた。
昨今は、悪者あつかいの電力会社だけど、実際に電気をつくり、安定供給するのは
大変なことだとも理解した。電気の使い方を、私たちが考えないと。。。
節電の意味が、今までの節電とは違うんだよね。最高使用量があがり続ける限り
発電所を増やしていかなければならないという事になる。

ちなみに、PCには 
電力需給情報ガジェット  

スマホには 政府の節電アクション ひっ迫おしらせ
を入れております。

大飯3号再稼働で 供給力は 2713万kW だったはず。
でも、18日の供給力は 2876万kW

あれ、4号機も再稼働したのかと思ったら 揚水と水力が増えていた。
豪雨だったしね・・・。




自社の過去の何年間の電力使用量と 最高気温の関係を調べたら「2542万kW」以内に
するのは、相当大変なことだとわかった。関電のデータから、ちよっとピックアップさせて頂くと
下図を真っ白にしないといけないという事になる。




17日に「2542万kW」を超えたは 16時台。イメージと違ったなぁ。
そろそろ、いいかと気が緩む時間帯だった。
PCのガシェットからクリック3つで関西電力のHPから、簡単にその日 直前のデータも
みる事ができる。「反対!」ではなく、「もしも、原発がなかったら」ということも同時に
仮想体験しながら、自分にできることをしていこうと思う。

再稼働が決まった日、再稼働された日、「2542万kW」を超えた日 それぞれ 胸が痛い日だった。
4号機が稼働したと、さっき朝のニュースで知った。うーん。


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