拾めーとる電信好舎

CQ 10めーたー時々6めーたー

リニアローディングホイップ壊れた

2012年08月31日 15時28分57秒 | ham
abs樹脂パイプを使ったリニアローディングホイップは
強度不足で崩壊、SWRを計る前に。トホホ
abs樹脂、パキッと折れるんやな想定外に脆かった軽くていいのにな
短くなったパイプに適当に導線巻いてショートホイップにしてみた


10mAWXアンテナはリニアローデングではなくベントして短縮することにした。ベント部分のヒゲを紐で引っ張る方式にしよう。
利得、耐風性能、修復し易さ、組み立て易さの点でもそれが良かろう



リニアローディングホイップ、水平に設置してしばらくしたら・・基部崩壊
長さは1m、3往復分の導線が這わせてあった、重かったかな

ダイバーシティアンテナ

2012年08月30日 09時00分44秒 | ham
空間ダイバーシティとは,マルチパス波の干渉によって起こる受信信号の改善をするための技術の1 つである.具体的な方法は受信機に複数のアンテナをフェージングの状況が異なる距離まで離す.このことにより各アンテナの受信信号は各々独立となり,1 つのアンテナの受信信号が落ち込むことがあっても,他のアンテナの受信信号が同時に落ち込む確立は低くなる

空間は1/2λ以上離すそうじゃ

偏波ダイバーシティ=クロス八木なんかじゃの
これは反射回折当たり前の山岳通信に持って来いじゃの
AWXアンテナも偏波ダイバーシティの様な動作をしているかもしれん。
ー・・・-
リニアローディングについて
往復線路は間隔が狭いと短縮するのにより長い線路を要する
リニアローディングすると総線長は10~30%長くなる

50Mhz再興・山岳無線で有利な周波数帯

2012年08月23日 10時42分11秒 | ham
山岳回折調べていたらこんなのみっけた
登山と言えば144・430がほとんど、50は絶滅状態。トランシーバーも販売されていないに等しい。
昔の50の賑わいを再び

電波監理局のHP
高度利用システム部会報告書から引用

① 2.4GHz 帯
2.4GHz 帯は波長が短いマイクロ波帯であるためアンテナの小型化は70MHz帯等の他の周波数帯と比較して容易であるとともに、鋭いアンテナ指向特性、大きなアンテナ利得を得ることができる。
反面、自由空間における電波伝搬の減衰は大きく、その減衰量は約100dB/㎞であり、雨や雪等の影響を受け易く、湿ったざらめ雪が降っている空間では10dB/m 程度減衰することが検証されている。また、直進性が強いため、入組んだ地形や樹木の生い茂る場所では、さらに減衰量が大きくなると考えられている。

② 1.2GHz 帯
1.2GHz 帯は2.4GHz 帯の1/2 の周波数になるものの、周波数帯域的にはマイクロ波帯であるために、2.4GHz 帯とよく似た電波伝搬特性を有している。自由空間伝搬損失は約94dB/㎞であり、降雪中の減衰量は3dB/m 程度である。

③ 400MHz 帯
400MHz 帯における自由空間伝搬損失は約84dB/㎞であり、マイクロ波帯の周波数に比べ、その減衰量は大幅に小さくなる。また、雨や雪等の影響も受け難くなり、降雪中の減衰量も1dB/m 以下と無視できる値となる。

④ 150MHz 帯
VHF帯を代表する150MHz 帯の波長は、メートル単位となる。この周波数帯では、雨や雪等の影響は400MHz 帯に比べてもはるかに受け難くなり、降雪中においてもその減衰量は無視できる値となる。また、波長が長いため山岳地等では電波回折効果によって見通し外の通信も可能となる。1㎞当たりにおける自由空間伝搬損失は、約76dB/㎞である。
この周波数帯を使用する汎用品は市場に多く出回っており、利用しやすい環境にある。

⑤ 70MHz 帯
70MHz 帯における自由空間伝搬損失は約69dB/㎞であり、前述の各周波数帯の中でも最も減衰量が少ない。また、電波回折効果も十分に得られるため、山岳地域における通信には有効な周波数帯である。
しかし、アンテナの形状も大きくなることや周波数が低いことから、高速のデータを伝送する用途には向いていない。

以上引用でした


谷対谷の極近距離通信

2012年08月21日 12時21分59秒 | ham
祝子川温泉~日の影キャンプ場
距離18キロ
伝搬経路1:鹿川越―地蔵岳反射ー日隠山釣鐘山―戸川岳反射
伝搬経路2:電離層反射(7mhz)
ー・・・-
祝子川温泉~上鹿川
距離8キロ
伝搬経路1:鹿川越ー地蔵岳反射  経路2:鬼の目山回折
ー・・・-
以下は実証済み
祝子川温泉~北九州市 距離概算200キロ弱交信可能(昼)、7メガ、出力不明、ssb、アンテナはモービルホイップか、電離層反射だと思うが・・・。
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ウィキ先生から引用
回折(かいせつ、Diffraction)とは媒質中を伝わる波(または波動)に対し障害物が存在する時、波がその障害物の背後など、つまり一見すると幾何学的には到達できない領域に回り込んで伝わっていく現象のことを言う。1665年にイタリアの数学者・物理学者であったフランチェスコ・マリア・グリマルディにより初めて報告された。 障害物に対して波長が大きいほど回折角(障害物の背後に回り込む角度)は大きい。

回折は音波、水の波、電磁波(可視光やX線など)を含むあらゆる波について起こる。
以上引用

んなわけか。
「山岳警察用に60メガが使用されている」とかいう無線誌の記事があったような。今はどうなんやろ無線技術も進歩したし衛星電話もあるしな。

※「60メガ台」が正しいのか確信は無い、無線誌の印刷時の誤植なのかおいらの記憶違いの可能性もある。追記:誤って記憶していたのかな。検索したがそれらしい記述はない
因みに山岳救助用には166.23mhzナローFMが割り当てられているようだ。
おまけ、民間航空機緊急123.1  自衛隊警察救難123.1  軍用緊急243いづれもAМ


50メガで宮崎市が聞こえるけれども144では聞こえないのはそういう訳だったのね。宮崎からの144電波は鬼の目で曲げられても回折角度が足らんということか。
144より50が曲がりやすいんだ。《おいら完全に逆に覚えていたな、お恥ずかしい》
ならば、谷対谷通信は50メガより28メガ有利ってことか?

東郷から南郷に行く国道に宮崎50メガビーコンが降りてくるスポットがある。これは尾鈴山回折だろう。
山梨では28で谷の中から市街中心部と交信したこともあった。これも回折だろうね。

温泉から隣接する谷との通信(10キロ未満)
出力は5w以下理想は1w以下
谷(温泉)と稜線との標高差700m以上
仰角は10度~13度となる

アンテナは簡便な物が良いに決まっているが。
直付けロッドアンテナ
車両に付けたホイップ
バーチカル
ワイヤーアンテナ
ループ系アンテナ
八木宇田アンテナ