地球人観察記

人類誕生から百万年も戦争を繰り返し、自分の惑星を破壊したりと、宇宙の常識では計り知れない知的生命体の地球人を観察します

中国崩壊5-諜報部員(スパイ)

2005年06月15日 06時57分36秒 | 中国-関係
14日にオーストラリア政府が、
対中国諜報部員の掃討に乗り出しました。

前回にも話しましたが、
シドニー中国領事館の元政治担当領事で、
中国からの政治亡命を希望している陳用林さんの暴露により、
オーストラリア国内が動揺しています。
そりゃぁそうでしょうね、
中国政府が送り込んだとみられる諜報部員(スパイ)が、
オーストラリアの自分の身近に、1000人以上も居ると知らされたのですから。

ハワード政権に対し、野党の「緑の党」のブラウン党首が、
この件での早期調査をせっついていました。
そこでオーストラリア政府は14日、自分の国の情報機関、
オーストラリア安全保障情報機関(ASIO)を使って、
中国政府がオーストラリア国内に潜伏させている中国情報機関組織を、
調査し始めることを発表しました。

こうなると中国の諜報部員もただボケッとはしていられません。
日本のように平和ボケしていない外国では、
スパイの罪はかなり重いと聞いています。
オーストラリアには銃殺刑があるのでしょうか。
中国にはありそうな気がしますが。

中国政府は自国のスパイを、
秘密裏に中国本土へ連れ帰れることができるのでしょうか。
もし全員脱出できないとなったら、その時は口封じ・・・
それとも、政府に見放された1000人の中国人スパイは、
敵の真っ只中で自分自身で身を守っていくのでしょうか。
いよいよオーストラリアで、中国対オーストラリアのスパイ戦争が始まります。

問題の発端となった館の元シドニー中国領事の陳さんは、
中国諜報部員からの拉致や強制送還を恐れて、
今なお家族と共にオーストラリア国内で身を隠しています。
オーストラリアのエリソン法務・関税担当相は、
この陳さんを事情聴取し情報収集する予定です。

オーストラリア情報部が陳さんからの情報を得て、
中国スパイを一網打尽にするのが早いか、
その前に中国諜報部員が陳さんを始末するのが早いか。

日本に居るJJもハラハラしてしまいます。