日頃より「タガログ語を話す国」にお付合いただいていますので、
今回は恩返しに、少しはお役に立ちたいのですが、
ミンダナオ島で元日本兵らしい2人が発見された報道がありました。
いま日本のダバオ駐在官の小川参事官が身元の確認に行っているという事です。
今朝のニュースまで見たところでは情報が少ないですね。
小泉総理の会見での発言は、
「いやー、驚きました。まだ横井さんや小野田さんのような方がいたんですねぇ」
でしたね。JJもはじめはそう思っていたので、
「・・・?・・・?・・・」という感じでした。
フィリピンのルパング島で、元陸軍少尉の小野田寛郎さんが発見されたのは1974年のことですから、
すでにそれからでも30年以上たっています。
小野田さんはジャングルの中で30年間、日本兵として潜んでいたので驚きました。
今回の方は60年?すごいですが、すご過ぎます。
本当にジャングルの中で60年間、潜んでいたのでしょうか。
だからどうしても「・・・?」と思っちゃうんです。
ところが元日本兵は山川さんと中内さんの2人いて、その後さらにもう1人軍医で中尉の桜井さんもいて・・・?
そしてワタナベさんもいるんだそうです。
あれっ? この人達は現地の人と一緒に生活していたのでしょうか。
映画「ビルマの竪琴」では、水島上等兵がオウムを肩に現地のお坊さんになっちゃいました。
映画でなければ、ミャンマーでお坊さんの中から元日本兵発見!となるんですかね。
田舎のお百姓さんの中に元日本兵発見!
フィリピーナにはまって、10人の子持ちになったお父さん元日本兵発見!
横井さんは終戦を疑って出てきませんでした。
小野田さんは陸軍中尉の名誉のために、投降しませんでした。
二人とも私達から見れば「元日本兵」ですが、
本人にとっては元の付かない現役の「日本兵」として生き続けていました。
ちょっと表現がよくないですが、
また映画で例えれば「ランボー1」で大佐がランボーに投降を説得するシーン
「もう戦争は終わったんだ」という大佐に
「俺の戦争は終わっていない!」
横井さん、小野田さんも発見されるまで、日本兵として戦争を続けていたんですね。
桜井さんは旧陸軍の歯科医で、反政府ゲリラに所属して治療しているらしいです・・・ン?
ワタナベさんは、現地女性と結婚していて50歳位の息子がいるそうです・・・ン?
なんだそうですか、JJのおばあさんの老人ホームにも元日本兵がいるんですが・・・
マニラの日本大使館員たち4人が出向きましたが、
28日には厚生労働省の職員も現地に派遣されるそうです。
治安上の問題があるとか、仲介役の日本人男性が
「メディアが騒いでいるようだが、相手は老人なのでしばらく様子を見たい」
などと調整に手間取って、面会はまだ実現していないようです。
不謹慎にもJJは「・・・?・・・ムフッ・・・」っていう感じです。
そして今度は2人と接触していた仲介役から音信不通で完全に連絡も途絶えちゃったりして、
大使館員らはいらだちを募らせているらしいです。
この仲介者の日本人は、実際には元日本兵に会ったことはなく、
彼の部下のフィリピン人を通じて連絡を取っているだそうです。
「・・・?・・・ムフッ・・・グフッ」 失礼。
10年以上前ですかしら、フィリピンの山奥で類人猿を発見したというニュースが世界中を驚かせました。
各国からメディアが殺到して大変でしたが、
実は作り話で村人を裸にして、協力させていただけという結末でした。
この仕掛け人、当時の観光担当のフィリピン国の大臣です。
彼は、混乱で儲けたお金を持って国外逃亡、どこかへ行ってしまいました。
これって今でも世界の仰天ニュースなんていうような番組で放送されたりしますね。
(今回の話とは関係ありません・・・が、参考まで)
問題のミンダナオ島はキリスト教徒の多いフィリピンからの独立を目指す、
過激派武装組織モロ・イスラム解放戦線の活動地域です。
危険の多いフィリピンで、犯罪で危ないのはスラム、
戦争で危ないのが、ミンダナオ島です。
ビンラディンさんのご子息もお住まいとのこと、
じゃあ自分で探しに行くと、いうわけにはいきません。
この話、フィリピンの日本大使館には昨年のから、
情報が寄せられていたんですが、大使館は動きませんでした。
各国の日本大使館がこぞって評判の良くないそんな中、
今回もワースト1は、フィリピンの日本大使館です。
日本人のためには、何もやらない大使館と言われています。
でも大使館の気持ちもわかります。
他国の大使館と比べて、結婚の手続きが多い、離婚の手続きが多い、
犯罪の被害者が多い、訪れるやくざが多い・・・
しかも、来るのは皆さんJJよりも更におやじです。
「本当に日本兵なのか、若干の疑念も起こりつつある」
「唯一の情報源だから機嫌を損ねてはいけないが、向こうから何の説明もない」
犯罪と詐欺の多いフィリピンでは、重い腰が更に重くなるんでしょうね。
「タガログ語を話す国」の話を聞いていただいている皆さんは、もうお解かりでしょ。
フィリピンは、
・国際空港が一番あぶない。職員が身体検査をしながら「気持ちね。チップありますか」と囁く。
・警官が一番犯罪をおこす。悪い人は日本はやくざ、フィリピンでは警官と言われている。
・お金をだまし取る人が多い。
・日本人をだます日本人がいる。
・国の大臣も賄賂に弱い。
中部ミンダナオを管轄する国家警察のロバート情報局長は、
「元日本兵がいるという情報が確認できない。日本人をおびき寄せるワナじゃないか」
と語っています。
おー、さすがにフィリピン人、JJと意見が合ってよかったです。
今回どんなにガッカリな結果になっても、
「タガログ語を話す国」を嫌いにならないでくださいね。
ほんのジョークなんですから。
今回は恩返しに、少しはお役に立ちたいのですが、
ミンダナオ島で元日本兵らしい2人が発見された報道がありました。
いま日本のダバオ駐在官の小川参事官が身元の確認に行っているという事です。
今朝のニュースまで見たところでは情報が少ないですね。
小泉総理の会見での発言は、
「いやー、驚きました。まだ横井さんや小野田さんのような方がいたんですねぇ」
でしたね。JJもはじめはそう思っていたので、
「・・・?・・・?・・・」という感じでした。
フィリピンのルパング島で、元陸軍少尉の小野田寛郎さんが発見されたのは1974年のことですから、
すでにそれからでも30年以上たっています。
小野田さんはジャングルの中で30年間、日本兵として潜んでいたので驚きました。
今回の方は60年?すごいですが、すご過ぎます。
本当にジャングルの中で60年間、潜んでいたのでしょうか。
だからどうしても「・・・?」と思っちゃうんです。
ところが元日本兵は山川さんと中内さんの2人いて、その後さらにもう1人軍医で中尉の桜井さんもいて・・・?
そしてワタナベさんもいるんだそうです。
あれっ? この人達は現地の人と一緒に生活していたのでしょうか。
映画「ビルマの竪琴」では、水島上等兵がオウムを肩に現地のお坊さんになっちゃいました。
映画でなければ、ミャンマーでお坊さんの中から元日本兵発見!となるんですかね。
田舎のお百姓さんの中に元日本兵発見!
フィリピーナにはまって、10人の子持ちになったお父さん元日本兵発見!
横井さんは終戦を疑って出てきませんでした。
小野田さんは陸軍中尉の名誉のために、投降しませんでした。
二人とも私達から見れば「元日本兵」ですが、
本人にとっては元の付かない現役の「日本兵」として生き続けていました。
ちょっと表現がよくないですが、
また映画で例えれば「ランボー1」で大佐がランボーに投降を説得するシーン
「もう戦争は終わったんだ」という大佐に
「俺の戦争は終わっていない!」
横井さん、小野田さんも発見されるまで、日本兵として戦争を続けていたんですね。
桜井さんは旧陸軍の歯科医で、反政府ゲリラに所属して治療しているらしいです・・・ン?
ワタナベさんは、現地女性と結婚していて50歳位の息子がいるそうです・・・ン?
なんだそうですか、JJのおばあさんの老人ホームにも元日本兵がいるんですが・・・
マニラの日本大使館員たち4人が出向きましたが、
28日には厚生労働省の職員も現地に派遣されるそうです。
治安上の問題があるとか、仲介役の日本人男性が
「メディアが騒いでいるようだが、相手は老人なのでしばらく様子を見たい」
などと調整に手間取って、面会はまだ実現していないようです。
不謹慎にもJJは「・・・?・・・ムフッ・・・」っていう感じです。
そして今度は2人と接触していた仲介役から音信不通で完全に連絡も途絶えちゃったりして、
大使館員らはいらだちを募らせているらしいです。
この仲介者の日本人は、実際には元日本兵に会ったことはなく、
彼の部下のフィリピン人を通じて連絡を取っているだそうです。
「・・・?・・・ムフッ・・・グフッ」 失礼。
10年以上前ですかしら、フィリピンの山奥で類人猿を発見したというニュースが世界中を驚かせました。
各国からメディアが殺到して大変でしたが、
実は作り話で村人を裸にして、協力させていただけという結末でした。
この仕掛け人、当時の観光担当のフィリピン国の大臣です。
彼は、混乱で儲けたお金を持って国外逃亡、どこかへ行ってしまいました。
これって今でも世界の仰天ニュースなんていうような番組で放送されたりしますね。
(今回の話とは関係ありません・・・が、参考まで)
問題のミンダナオ島はキリスト教徒の多いフィリピンからの独立を目指す、
過激派武装組織モロ・イスラム解放戦線の活動地域です。
危険の多いフィリピンで、犯罪で危ないのはスラム、
戦争で危ないのが、ミンダナオ島です。
ビンラディンさんのご子息もお住まいとのこと、
じゃあ自分で探しに行くと、いうわけにはいきません。
この話、フィリピンの日本大使館には昨年のから、
情報が寄せられていたんですが、大使館は動きませんでした。
各国の日本大使館がこぞって評判の良くないそんな中、
今回もワースト1は、フィリピンの日本大使館です。
日本人のためには、何もやらない大使館と言われています。
でも大使館の気持ちもわかります。
他国の大使館と比べて、結婚の手続きが多い、離婚の手続きが多い、
犯罪の被害者が多い、訪れるやくざが多い・・・
しかも、来るのは皆さんJJよりも更におやじです。
「本当に日本兵なのか、若干の疑念も起こりつつある」
「唯一の情報源だから機嫌を損ねてはいけないが、向こうから何の説明もない」
犯罪と詐欺の多いフィリピンでは、重い腰が更に重くなるんでしょうね。
「タガログ語を話す国」の話を聞いていただいている皆さんは、もうお解かりでしょ。
フィリピンは、
・国際空港が一番あぶない。職員が身体検査をしながら「気持ちね。チップありますか」と囁く。
・警官が一番犯罪をおこす。悪い人は日本はやくざ、フィリピンでは警官と言われている。
・お金をだまし取る人が多い。
・日本人をだます日本人がいる。
・国の大臣も賄賂に弱い。
中部ミンダナオを管轄する国家警察のロバート情報局長は、
「元日本兵がいるという情報が確認できない。日本人をおびき寄せるワナじゃないか」
と語っています。
おー、さすがにフィリピン人、JJと意見が合ってよかったです。
今回どんなにガッカリな結果になっても、
「タガログ語を話す国」を嫌いにならないでくださいね。
ほんのジョークなんですから。