中国崩壊3-共産党からの政治亡命

昨日、シドニーにある中国総領事館で4年間勤めていた、
１等書記官だった陳用林さんがオーストラリアに亡命を求めています。
本国の中国政府による、反体制派への弾圧が理由だそうです。

陳さんも1989年の天安門事件で民主化運動に参加しましたが、
その後あの有名な中国独特の再教育を受けさせられました。
でも陳さんは頭のよい方なんでしょうね。
2年後には中国外務省に入省しています。

香港では天安門事件の犠牲者追悼集会が行なわれ、
45000人規模の集会があったそうですが、
シドニーでも天安門事件の16周年記念集会が開かれました。
その席で陳さんの今回の暴露となりました。

オーストラリアでの彼の本当の仕事は、
中国政府によって非合法とされてしまった気功集団の法輪功や、
本国中国の民主化を求める活動家ら、いわゆる中国政府の反体制派を、
オーストラリアでの動向など監視する役目でした。
「中国政府はオーストラリア国内だけでも、スパイを数千人を潜伏させて、
これら反体制派の中国人やその家族を拉致し、秘密裏に本国に強制送還している」
と話しています。

やはり北朝鮮と親友の国ですから、中国もそういうことをしていましたか。
それにしてもオーストラリアだけでも、数千人のスパイを送り込んでいるなんて驚きました。
もしかしたら中国人の悪い癖で、陳さんも大袈裟に言ったのでしょうか。
でも本当だとしたらエライことです。
だいたいオーストラリアって、何人の在豪州中国人がいるのでしょう。
それに対しての数千人のスパイですから、
60万人もの中国人を抱えている日本なんて、
数万人のスパイが入り込んでいても、おかしくはありませんね。
いや仮想敵国の日本じゃもっと多いかもしれません。
そう考えると、日本に来ている中国人は犯罪予備軍か、
スパイだけ！なんて思っちゃうのはJJだけでしょうか。

陳さん自信もオーストラリア国内で拉致されて、
中国へ強制送還された人を何人か知っているそうです。
そして中国への強制送還後には、死刑判決になった人もいるそうです。

恐ろしい話ですね。
親友の北朝鮮とまったく同じ事をしていたんですから。
そういえば韓国も同じでしたね。
日本国内で金大中事件を起こした歴史があります。

あらまっ、またあの3ヶ国になっちゃいました。
いずれも日本が誠意をもって外交するのに、値しない国ですが。
北朝鮮と同じように、政府の高官も逃げ出す国、
中国の崩壊も近づいています。