地球人観察記

人類誕生から百万年も戦争を繰り返し、自分の惑星を破壊したりと、宇宙の常識では計り知れない知的生命体の地球人を観察します

竹島の日

2006年02月22日 06時32分16秒 | 朝鮮半島-関係
おはようございます。
今日は『竹島の日』です。

小泉首相は、
「そうですねぇ、冷静に対処した方が良いと思いますねぇ」
と言っています。

安倍官房長官は、
「『竹島の日』って島根県の考えでしょ。
一地方自治体の考えなんかで(騒ぎになると困るので)、
政府としてはコメントすべきではないでしょ」
と言っています。

さすがに日本政府は大人です!
韓国と違って、おっしゃる事が一枚上手です。
・・・なんていう事は、言いませんよ。

こういう曖昧な態度だから、
日本の領土の一部が占領されているんです。

昨年で「日韓友情の年」も終わったのですから、
(なに、それ?)
遠慮なく言うべきことは言い、
主張すべきことは主張しなければいけません。

特に野党です。
どうせ何か発言をしても、
たいした責任を取らなくても良い立場にいます。
折角だから、きちんと声明を出しましょう。

与党が失敗した時だけ、
嬉しそうにしていてはダメです。
あなた達だって国会議員なんですから、
一丸となるべき時はなりなさい。

こちらに正義・理があるときは、
のらりくらりしていないで、
はっきりした態度で臨むべきですね。

ところで韓国ですが、
「日本側が挑発しなければ静かに対応したい」
のだそうです。
そりゃあそうでしょ。
他国を占領している最中なんですから。

だけども、
「だが日本政府が表に出てくれば黙っていない」
そうで、
きのうはソウルの日本大使館まえで、
日章旗を市民団体に焼かせるなどして、
前夜祭を盛り上がりました。
(これでも静かに対応の範囲内なのかな)



またJJの見た夢の話。

自衛隊はアメリカ軍と合同演習をしています。
場所は竹島の海です。
竹島を挟んでアメリカ軍と自衛隊が参加しました。

敵の役は自衛隊が担当します。
オンボロ漁船のような廃棄まえの自衛艦です。
訓練なので打ち返しません。

ついに竹島の向こうから、
アメリカ軍が一斉射撃を掛けました。

すると不思議な事に無人島だったはずの竹島から、
逃げていく人達がいます。
なぜか彼らは韓国の方へ逃げていきました。

その後、これに抗議をしようとした某国もありましたが、
アメリカ軍は演習だからと相手にしません。
日本も打たれ役で1発も打っていませんし、
国際上では自分の領海内のことですから、
これまた相手にしません。

某国は国際裁判に持ち込もうとしましたが、
ここでも相手にされず、日本へは、
「今度は人が居ないのを確認してからやってね」
と伝えてきただけでした。

おわり

義理人情は渡世の道

2006年02月21日 06時28分43秒 | アジア-関係
中国がアジアの主導権を握って、
リーダーになろうとしているのは、
皆さんご存知のところですね。

17日朝8時頃にフィリピンのレイテで、
大きな地滑りが発生して村ごと土砂に埋まってしまいました。
(同日には「タガログ語を話す国」でお知らせしましたが)

中国国営新華通信社の報道によりますと、
中国政府はフィリピンの地滑り発生後、
フィリピン政府へ25万ドルの現金を含む、
100万ドル相当の緊急支援を申し出ています。

また発生当日、胡錦濤国家主席からアロヨ大統領に、
哀悼の言葉も送っています。

一方、日本政府の援助・支援金の動きは、
まだ聞いていないような気がするんです。
(民間やそれに近い団体は活動を開始していますが)

このブログに来てくださる方には、
もう耳にタコが出来たかもしれませんが、
平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で、
いの一番に援助・支援金を申し出たのはフィリピンです。

「今まで日本にはお世話になったから」
というのがその理由でした。
(同地域でフィリピンパブで遊んでいるのに、
このことを知らない人はバカチンです)

最近、フィリピンへの援助は、
日本より中国の方が目立ってきたように思います。

国連常任理事国の候補国なのですから、
こういう時こそ、素早い対応が必要なのではないでしょうか。

イランの核開発問題

2006年02月01日 11時58分59秒 | 国際・国連-関係
ロンドンでは昨日、
イランが進めている核開発の問題について、
国連の理常任理事国(アメリカ・イギリス・フランス・中国・ロシア)に、
EU(欧州連合)のドイツが加わって、
6ヶ国外相協議がおこなわれました。

大抵の場合、なかなか意見の合わない常任理事国です。

この件でもアメリカ・イギリス・フランスは、
早く国連の問題として扱うよう、
国連安全保障理事会に任せたいと思っています。

反対に中国とロシアは、イランと利益関係が深いので、
あまり乗り気ではなく消極的な発言が目立っていました。

そこで今回の協議では、
国際原子力機関(IAEA)がイラクで検証作業をおこない、
その結果を事務局長報告書にして、
IAEA定例理事会に提示する3月まで待つことになりました。

国連安全保障理事会が動くのが、
2ヶ月程のちょっとでも先送りになったことで、
中国とロシアも妥協せざるをえないところまで、
この問題は進んでいたんですね。

以上の手順を踏みますが、
一応、国連安全保障理事会に任せることで合意して、
共同声明ができました。

イランの核問題で常任理事国の5ヶ国が、
揃って全く同じメッセージを出せたのは、
初めてのことだそうです。

イラクにとっては核開発で、
正式な国連の加入の道筋が敷かれたことに、
世界の包囲網を感じていることでしょうね。

合意をしたことで、
この問題に積極的だったアメリカ・イギリス・フランスは、
早速、明日からのIAEAの緊急理事会に向けた、
安保理付託決議案の作成に入っています。

イラクの核疑惑の時には先走ってしまったアメリカも、
今回のイランでは国連を通したという大義名分がありますから、
さらに強く出るかもしれませんね。

今年も新しい戦争が起きるのでしょうか。