ポートランドのジンクス

先ほどオレゴン州のポートランドに到着した。
ポートランドは実に7年ぶりで、ここが私がアメリカ合衆国の地を最初に踏んだ場所でもある。

どうもこの場所はあまり星回りがよろしくないらしい。

【予兆編その1】
　機中斜め前に座っていた乗客が客室乗務員となにやら話している。「オレゴンのポートランドか？」「はいそうです」「メーン州ではないのか？」「オレゴン州です」「困ったなぁ、メーン州のポートランドに行くつもりなのだが」
おやまぁ、東海岸と西海岸を取り違えたみたいだ。そんな話って実際にあるんだ。
「秘書が予約したんだが、、、」「選択肢は3つあります。ポートランドからミネアポリス経由でメーン州に向かう、デトロイト乗り換えで向かう、そして最後はオレゴンのポートランドに滞在するという、、、」「私は滞在には興味ないが、、、」というやりとり。お気の毒に。

【予兆編その2】
　映画を見ていたら機中アナウンス。「映像のシステムが不安定になりましたので、一度システムをリセットします」
私の見ているシステムではどこもおかしくないが、ともかくその後シャットダウン。数分経ってから再起動を開始。すると冒頭にペンギン君が！　なるほど、Linuxを使っているのか。システムが再起動を終えるまでに10分ほどかかったが、また使えるようになった。

【本編】
　ポートランドに降り立ち、難なくイミグレーションを通過し、コネクションフライトのアラスカエアラインの乗り場に行って、モニターを見たら、10時25分発の私のフライトは「Cancelled」の文字が！　田舎の空港だからこれに乗れないとサンノゼには到着できない。
　アラスカエアラインのサービスカウンターは閉鎖しているので、仕方なく近くの搭乗カウンターの係員に別のフライトを探してもらう。結局「サンフランシスコならあります（というか、それしかない）が、どうされますか？」タクシーで1万円はかかると思うが、仕方ない。出発時刻は午後1時25分、予定よりも3時間後だ。ホテルには2時前には着く予定だったが、この調子だと午後6時過ぎか、、、トホホだ。

補足
　この記事を投稿してから、もう一つ祟られた。
　代替のフライトが1時間以上遅れてしまったのだ。結局4時半過ぎにサンフランシスコに到着、タクシーでホテルまでトホホの150ドル。数千円をけちったディスカウントエコノミー買いの銭失いであった。