横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

位置情報、地理情報に関するサービス、その他日常生活から思ったことを気ままに記す不定期のんびり日記

10周年記念社員旅行

2012年04月22日 13時27分53秒 | ビジネスetc
 私の会社が先月で設立満10周年を迎えたことを記念して、先週の金、土と社員旅行@熱海を開催した。

 社員旅行って、昭和の時代には当たり前だったはずだが、今世紀になってからはコスト削減とか、非正規雇用の増大、個別業績評価の行き過ぎなどによる職場の一体感の喪失もあって、周りではすっかり廃れた感がしている。私の会社も、そんな雰囲気に影響を受けたのか、あるいは個人主義が行き過ぎたのか、今まで一度も「社員旅行に行こう!」という声が起きなかった。

 昭和的なマネジメントが良いとばかりは思わないが、「同じ釜の飯を食ってる感」が全然見えない中で職場を共にしていても、いざという時に一致団結できない。もし、私の会社がひとつのサービスやひとつのブランドを中心としたビジネスモデルであったなら、チームの方向性を一致させることはまだやりやすい。しかし、多数のお客様へのアプリケーション構築を生業としていると、社員のエネルギーは個々のお客様への満足を達成するところで完結しがちで、別のお客様を担当する他の社員との一体感は、自然には出てこない。そういう時に、社員旅行のようなイベントは生きてくるのだと思う。

 私たちが今回狙ったのは、「昭和の社員旅行」。場所は、そりゃ文句なしに熱海でしょう・・ってことで、特急踊り子号、熱海の温泉、浴衣で大宴会、うまいお酒と新鮮な魚などを求めて企画敢行した。

 小生初体験の特急踊り子号
 客車自体は昭和の作りなので、一気に昔にタイムスリップして昭和感満載。

 熱海駅
 いつもは新幹線で通り過ぎるだけの熱海。降り立つのは人生で2回目(初回も旧アルプス社の社員旅行)

 伊東駅
 すぐに旅館には行かず、伊東まで足を延ばす。伊東は私は初体験。市街地は熱海以上にひなびた温泉街。昭和の時代から時間が止まっている。

 寿司屋で昼食
 このちらし寿司、ネタ一つ一つが実に新鮮で◎。ついつい私もアルコールが欲しくなる。

 東海館の大広間
 由緒ある東海館という元旅館(現在は伊東市の文化施設)を見学。藤村、蘇峰、露伴、康成など数多くの文豪も滞在したという。とにかくすばらしい造りの温泉旅館だった。こんなところを使ってFOSS4G系のイベントを開催できれば・・と思ったりも。Code SprintならぬCode Spring・・orz

 夜の宴会に備えは十分
 今回もウコンの力が大繁盛。

 これが熱海の宿
 熱海駅から送迎マイクロバスで5分ほどのところにある「紀州鉄道熱海ホテル」。ここが我らの滞在宿。外観はかなりくたびれている。(楽天では二つ星評価と厳しい・・)

 歓迎!
 そして、やっぱり社員旅行はこうでなくちゃ。「歓迎 ご一行様」

 ロビーラウンジのテーブル
 間違いなく昭和の時代から使い続けているであう証拠に、コップの痕が無数に着いている。

 部屋にはダイヤル式電話機
 少なくともここ数年見かけたことがなかった、ダイヤル式電話機を部屋で目にして感動。調度類も地デジ対応のテレビを除いては全て昭和のままで、少なくとも20年くらいはリフォームされていないと見た。昭和の雰囲気満載である。温泉は源泉ではあったが展望風呂や露天風呂はなく、最近のトレンドを見事に外している。

 浴衣で宴会
 そしてお約束の宴会。20年ほど昔、私は脇の方に座っていた記憶があるのだが、今回は正面中央に座らされ、何だか落ち着かない気分であった。ともあれ、このあと隠し芸、大ビンゴ大会、二次会、三次会へ続く。

 料理
 パターン化したこれにお造りが付いている。味は・・普通。

 初島へ渡る
 社員旅行でもないと、絶対に行かないであろうところに行く、というのが今回の行動原則。それに従って、翌日は初島へ向かう。

 初島上陸
 熱海港から20分ほどで到着。天気が今ひとつだが、波は強くなく揺れが少なかった。

 初島アイランドリゾート
 トロピカルアイランドリゾートという割には、松林に覆われている。島を1周するのには30分ほどで十分である。

 そして乾杯
 初島と印字されたジョッキで昼食は乾杯で始まる。
 私も大満足

 伊勢エビの味噌汁
 皆で入ったお店は、新鮮な海の幸を提供してくれて大変満足。くつろぎすぎて熱海港に戻る船の時刻を1本遅らすことになった。

 アジを釣り上げる
 船を待つ40分ほどの時間を使って、我がメンバーが突堤で釣りに挑戦する。程なく立派なアジを釣り上げた(キャッチアンドリリースしました)。

 集合写真@伊東
 あいにくの曇り空だが、皆で記念撮影。

 10周年と銘打ったが、11周年でも12周年でもやりたくなってきた。「昭和」にこだわるわけではないが、チームでないと達成できないことはいっぱいある。また、このくらいの人数だからこそできるイベントとして社員旅行は大きな意味があると思う。今回の幹事を務めてくれた若手社員達に感謝である。

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1 Comments

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おめでとうございます (はな)
2012-05-24 11:32:16
創立10周年、おめでとうございます。
旧アルプス社にいた者です。
25年ぶりぐらいに森さんのお姿を拝見し、親しくはなかったのに、懐かしかった…。
廣瀬社長が、森さんを「とても優秀」とほめていたのを思い出します。
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