横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

位置情報、地理情報に関するサービス、その他日常生活から思ったことを気ままに記す不定期のんびり日記

ホワイトハウスもFOSS4Gツールを採用

2009年05月07日 12時08分19秒 | OSGeo/FOSS4G
 先月のジオメディアサミットの、OSGeo財団のかやまさんのライトニングトークのトピックの1つ(トピックがありすぎたので、忘れてしまった人も多いかと思うけど)が、オバマ氏が選挙活動にOpenLayersなどのFOSS4Gツールを使用していた、というのがある。

 当選して晴れて大統領となったオバマ氏であるが、以降もFOSS4Gツールを活用している。ホワイトハウスのサイト、その名もDelivering on Change


 
 OpenLayersとOSMを採用していることがわかるが、選挙ボランティアのサイトで使うのと、ホワイトハウスの公式サイトで使うのとは次元が全然違う。

 ホワイトハウスがFOSS4Gツールを採用する、ということの普遍的な意味合いであるけど、端的に言って「FOSS4Gツールが、Webにおける地理空間サービスのインフラになっている」ということだろう。

 別にホワイトハウスだけではない、国内では、マピオンがMapServerを採用して地図画像を作成しているなど、FOSS4Gツールのインフラ化は留まるところを知らない。

 ほんの4~5年前の、”オープンソースツールって大丈夫なの??”って頻繁に尋ねられた頃とは、まさに隔世の感がある。だから、FOSS4Gカンファレンスも、隔世の感があるのかな、いろんな意味で。

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1 Comments

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Unknown (Daniel)
2009-05-07 23:13:02
What would be OpenLayers without a map? ... OpenLayers is just a library. A very good one though.

But even the map content of the White House map is "open" (OpenStreetMap), rendered with Open Source tools (Mapnik).
How does it come that OpenStreetMap data of USA is so good? Because Tiger data was imported to the OpenStreetMap project. And I think many countries should follow and do the same with their data, that was collected using peoples tax.

I would like to see Japanese government to be the next to make their data available for OpenStreetMap.
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