横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

位置情報、地理情報に関するサービス、その他日常生活から思ったことを気ままに記す不定期のんびり日記

関空からスターフライヤーで羽田へ

2007年11月11日 15時15分08秒 | ビジネスetc
 OSGeo.JPカンファレンス終了後、横浜に戻るために関空から羽田に飛んだ。もちろん新幹線でも帰れるのだが、今、スターフライヤーが就航記念片道9000円で羽田便を飛ばしている。南港ATCから関空への交通費(1300円少々)を考えても、圧倒的に安い。これは使わない手はない!

それにしても、関空は...造りが贅沢すぎる。羽田や成田よりも(税金の)かけ方が違う。
 すごい吹き抜け

 維持費はどうなるんだろう...

大阪にはそんなものがやたらに多い。
カンファレンス会場のATCマーレも、何これ!という巨大で贅沢な造り。関空と同じパターンである。
 ATCマーレ、東京でもこんなのは見られない

 常識的に考えて、こういうお金のかけ方はあり得ないと思うのだが、税金を投入する際の常識が首都圏とは違うのだろうか?...などとちょっと悩んでしまう。

 と、悩みながら関空で食べた夕食は、自由軒のカレーである。横濱カレーミュージアムが閉鎖されてしまったので、もう横浜では食べられなくなってしまっていた。
 自由軒のカレー

 さて、スターフライヤー、羽田と北九州を結ぶ(あのゼンリンも出資している)新興の航空会社である。設立当初は神戸を拠点にしようとしていたと聞いているが、結局北九州空港を拠点にスタートした。いずれは北九州からソウル、北京、上海へも路線を広げるという触れ込みだった。しかし第二番目の路線である関空-羽田便は北九州とは縁がないのだが...まぁ、いいか。

 この航空会社は「黒」をシンボルカラーとしている。
 機体も黒い

 最新型のA320は静かである

 黒革張りのシート、間隔も十分に広い

 飲み物も黒いカップ、黒いチョコレートも...

 
 座席などのハードウェアは一級である。国内線では珍しいほどまともな英語のアナウンスも聞けたし、接客も丁寧だし、乗ってみた満足度はとても高い。日本の国内線全てがスターフライヤーになってくれたら、と思うくらいである。9000円という価格はあくまでもキャンペーンで、実勢価格は13,000円くらいするので格安ではないが、大阪の南部に出張するのであれば、選択肢としてはとても良い。北九州をハブにするのではなく、羽田をハブにして欲しい、と思ってしまう。

 国内の新興航空会社は、スカイマークが独立系として経営基盤をほぼ確立した以外は、どこも模索中である。今回のスターフライヤーの便も搭乗率は5割を下回っており、経営状態は厳しいだろう。大手航空会社と国土交通省が絡んだ権益の壁の前に、なかなか妙手を考えられないだろうが、大阪出張の際にはせいぜい利用して少しでも応援してあげたい。

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