横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

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国内仕様のiPhone7(iOS11)を使ってアメリカでカードレスの決済を試す

2017年10月01日 20時21分23秒 | スローライフ
 もともと私はクレジットカードが使えるところでは現金では無く、積極的にカードを使う。とは言え、気がつくといつの間にか財布の中の1万円札が無い!ということも多く、毎週1回はATMで現金を下ろしたりしていた。

 今年の6月半ばにAppleWatch2、末にiPhone7を購入して、Suicaとクレジットカードを登録してから、いわゆる「ApplePay」対応のお店ばかり使うようになり、逆に現金のみとか、ApplePay非対応のお店を避けるようになってしまった。

 その理由はとてもシンプルである。iPhoneは、移動している時には必ず手にしている。財布からクレジットカードやましてや現金を出す手間と比較すると、iPhoneで決済ができれば、「ピッ」と鳴らすだけで、手間がほぼゼロに近い。この便利さは一度体験すると戻れないくらいの魅力がある。結果として、日本国内に滞在している時は、電車・バス移動、食料品の買い物など、iPhoneで支払えるところばかりに行くようになっている。

 一方、米国滞在中はそうはいかなかった。iPhone7は日本発売の製品は「独自仕様」で、Felicaには対応するが、国際標準のTypeA/Bにはファームウェアのレベルで対応していないようだ。実は何度もアメリカのスーパーなどで試したのだが、全くダメ。仕方なくプラスチックのクレジットカードを財布から出して支払うしか無かった。現金よりは時間が短縮できるが、それでもかったるい。

 Appleの新しいiOS11が出て、この記事を読んだ。それによると、「日本のクレジットカードを登録したApple PayであってもJCBやMastercardの非接触決済サービス『Mastercardコンタクトレス(PayPass)』『J/Speedy』が利用できる」とある。つまり、私が持っている国内仕様のiPhone7が、米国などの海外のPayPassに対応したらしいのだ。

 そこで、米国で試してみることにした。近所のスーパーの端末は、普段はプラスチックのクレジットカードを差し込んで支払っているのだが、その端末をしげしげと眺めると、PayPass対応のマークを発見した。ならば、私の「イエローハットカード」がMasterCardなので、行けるかも知れない。で、やってみたところ、Touch IDはうまく動作せず、パスコードを入れたら決済できた。操作にほんの少し時間がかかったものの、プラスチックのクレジットカードを財布から出して・・・というのに比べたら数分の1の時間である。

 「Q」のマークがあれば使えるはず。

 このことは朗報だ。最近は日本国内で外出する際にiPhoneだけ持って行き、財布を持たないことが多い。ついつい米国でもそうなりがちだったので、これで安心かも。
あとは、同じことがスターバックスなどでもできればさらに良いが、機会があれば試してみよう。

 そんな感じで、日本円から米ドルの現金に両替する必要が最近はぐっと減ってしまった。日本よりもアメリカの方がずっとキャッシュレス社会。本来のアメリカのライフスタイルに追いつけたと言うことか。

 ちなみに、ネットの記事を検索すると「公式対応」ではまだ無さそうなことも書いてある。Touch IDが私の場合使えなかったなど、まだどこかに問題も残っていそうだ。いずれは解消されるとは思うが、まだ今のうちは財布を持参しておいた方が分断だろう。