昨夜は深夜2時前に無事ホテルにチェックインした。Bangnaというところにあるノボテルで、バンコク東部の工場が広がる地域に立地している。2004年に食事のために立ち寄ったことがあるので懐かしい。
さて、バンコクは新しい空港が昨秋に開港したのだが、それはそれはすばらしい設備だ。国の威信をかけていることがよくわかる。コンコースがAからGまであり、あまりにも広大すぎて、さぞかし維持費も大変だろう。以前の空港は至る所に木材が使ってあったり、民族カラーがそれなりに出ていたのだが、新しいのはシャルルドゴール、仁川、KLIA、プドン、関空などと同じ、ガラス張りの建物である。一部テントが使ってあって、乾期には珍しいスコールが降ったため、建物内は雨音の大音響になってしまった。
バンコクの新空港
今回、私はそこからハイデラバードに向かう。
空港の搭乗口で、慶応大学の福井先生にばったりと出会う。先生も参加されるとのこと。事前に同じ便であるとわかっていた大阪市立大学のSarawutさんとも合流して出発。
幸い、飛行機には空席があり、少しゆったりとできる。
昼食が出たのだが、タイ料理はやはりおいしい。インド便なのでナンもついている。
結構いける味
3時間少々のフライトでハイデラバードに到着。思ったほど暑くなくて、30度無いようだ。ハイデラバードの空港は人口550万人都市とは思えないほど小さく、また相当古い。あちらこちらにゴミが散らかっている。地方空港のためか、到着口に来た人を呼び込むタクシー運転手がいない(というか、タクシー乗り場が見あたらない)。
飛行場を一足でも出ると、そこは人、自転車、バイク、リキシャ、クルマが行き交う混沌とした世界。歩行者が車道を脈絡もなく歩いているので、見ていて怖くなってしまう。バンコクで相当慣れているはずの私だが、ここと比べると、いかにバンコクが清潔で整然としているのかが実感できる。しかも、乾期のためかものすごい砂埃、そして排気ガスで目がチカチカしてくる。
ホテルはそうした街中にあるのだが、ホテルの目の前はこんな感じで異国情緒たっぷり。
どこでも駐車(駐輪)
どこでも横断
どこまでも人
ちょっと困るのは部屋にいても砂っぽいこと。指であちこち触ると細かな砂がつく。
一方、無料でブロードバンド(とは言えないほどのスピードのようだが)インターネットが各部屋で使えることはすばらしい。さすがIT大国インドということか。