鬼塚英昭 『日本の本当の黒幕』 上・下巻 2013年 成甲書房 さまざまな場面で、インターネットではよく知られている人であるが。日本の表の言論界では全く無視されている存在である。ブログのあちこちに登場する鬼塚英昭の話題、しかし、鬼塚の考察の対象となるものが、近代国家のタブーに属するものに挑戦するもの数多く、反論の嵐のようである。ノンフィクションの分野の人といえるが、別のセクターからは、激烈な攻撃の対象にもなっている。ふとしたことから、鬼塚の論に触れ、なぜ、かくも日本タブーに挑戦し続けていたのか、その情熱の根源の一端に触れてみたく思うようになった。 . . . 本文を読む