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生産量の増加に期待 穴水・JAおおぞら クリの皮むき機導入

2005年09月10日 04時24分33秒 | 農業・農協
 JAおおぞら(穴水町)が導入したクリ表皮の鬼皮と中の渋皮をむく二種類の機械の試運転が八日、同町旭ケ丘の同JA集出荷場であった。ともに昨年使用した試作機の改良型で、処理量が二倍に増強された。鬼皮むき機は県工業試験場、渋皮むき機は広島県内のメーカーが開発した。

 鬼皮むき機は歯の付いた円盤を回すことでクリの表面に傷をつけ、クリ収容部の外壁のエッジで皮をはがす。渋皮むき機は、回転する砥石(といし)で皮を削る。一・五キロのクリの場合、両方の機械を使用することで十二分三十秒でむきグリに仕上がる。六年前から県内の菓子工業組合と県くり生産振興会が協力して能登産のむきグリの消費拡大に努めてきたが、生産者の高齢化もあり、手仕事の場合は処理能力が追いつかず生産量も年間一トンが限度だったという。

 笹尾--削除--くり生産振興会長=珠洲市東山中町=は「よう考えてある。機械を使えば五トンはいけるやろ。みんな高齢化しとるから助かる」と笑顔で話した。

中日新聞 2005年9月9日

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