仙人をめざして

2011年1月新装 
 第1部「パン屋の気持ち」及び 第2部「疾風伝」は 2010年12月26日で閉幕

小品

2011年08月28日 | インポート

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初夏の北海道をイメージしたF6の小品です。  

 ちょっと 今までとは違った感覚で描きました。 先生からは、『徐々に 油絵らしくなってきています。』と言われました。

来週から 風景画に取り組みます。 大き目のカンバスに 初めての屋外です。

 森と川の見える処に 出かけてきます。


たとへば君

2011年08月27日 | インポート

『たとへば君  ガサッと落ち葉すくふやうに私をさらって行ってはくれぬか』

 あの 故 河野裕子の一首を、俵万智が「あなたと読む恋の歌 百首」で紹介しています。(この本を読んだ時には それほど強烈な思いは持たなかった・・・・ですが。) 俵はいう「この歌の魅力は 相手に寄りかからず立っていられる女性が、相手に全体重を預けたい というところにある。やがて男は気づくだろう。彼女は落ち葉のように、決して軽くはないことを。もちろん、落ち葉のように枯れてはいないことを。果たし状のような迫力を備えた 渾身の 恋の歌だ。」と。

河野が大学生時代に 後に夫になる永田和宏と出逢って読んだ歌。俵が解説した頃(1997年)は河野はまだ元気だったはずです。渾身の恋の歌なんです・・・・って

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総理大臣を選ぶことになる民主党党首選挙、いまだに登場する過去の人達と それを興味本位に映し続ける主張を持たぬマスコミの面々、本当に嫌になってしまいます。 また、当分テレビを見なくなります


呆れかえる

2011年08月27日 | Weblog
呆れかえる。 
まだ収束したとは言いがたい大震災の対応。多くの避難所暮らしの方々、悲しみの癒えぬ遺族、寝食を忘れ闘う被災者の方たち。
この時期に、得意満面の顔で 「困難な状況の中でやるべきことはやり遂げた。」と言う総理。前日は同僚議員と深夜まで飲食だったはずだ。
こんな時にまた 偉そうに顔を出す小沢、鳩山の元代表の二人。一刻も早く政界引退をすべき二人が まだ君臨。相変わらずウロチョロする谷亮子も最悪だ。勘違い甚だしいこれらの人達。
 呆れかえる。

マス・メデイアよ、これらの人達を 叱りつけて、追い出してくれないか。
我々には、何にも出来ないのだから。  徹底的に言論戦を吹っ掛けてみてくれ。テレビよ、新聞よ、もっと声高に 我々庶民の感情を これらの人達に 浴びせていいのではないか。

 腹立たしい、呆れかえる。 

続々 見たくないもの

2011年08月24日 | Weblog


 普段は殆どテレビを見ないのだが、連休が重なったりで、先日は すっかりテレビっ子になった。  もったいぶる古舘いちろう、知ったかぶるみのもんた は相変わらずで大嫌いだが、さらに相変わらずなのは お笑いタレントと呼ばれる人達のバラエテイ番組。とにかく多すぎる。  BSでのテレビショッピングと韓国ドラマをとにかく延々とやるのもどうかと思うが、学校モノと警察モノさえやればそこそこ視聴率を取れるといわれる番組編成も相変わらずだった。   各局の女子アナ、 天気予報のお嬢さんたち、なんであんなに お人形さん顔なんだろう。 甘ったるい声で笑みまで浮かべて「東北被災地の予報」を言うのも どうかと思う。全員なんであんなのなんだ。

 なんといっても、またぞろ「小沢一郎」の名前が繰り返されているのが一番違和感ありで、鳩山、小沢は とっくに引退すべきだったはずだ。まだ居るのかよ、なんでやねん。
 そう昨晩、突如 島田紳助が芸能界引退を発表。テレビでちょっと会見を見た。ニュースのトップになっていたくらい各局が取り上げた。当分、この話題がメデイアを駆け巡る。辞めると言って、2ヶ月間シタリ顔で居るどこかの首相よりはいい。
さすが人気あったんだ、と思ったが 話しぶりにちょっと厭な感じがしないでもない。「辞め際の美学」を意識している・・・ それは、「カッコええやろ、俺って。」に近い。55歳らしい。身から出た錆を払拭するくらいの蓄財も充分あろう、何の心配もない生活がある。羨ましい。出来れば、何処かで 慎ましく生活していってもらいたい。                                                           

 例のドラッカーが言う「管理・監督の能力、いろんな制度による業務やそこに働く人の育成、運営。会議、講演等を成功させる技術・能力。 これら、上に立つ者、先頭を走る者の資質は 学習と訓練を積み重ねれば 手に入れることが出来る。  ただ 最も重要で 生まれながらに持っておくべき資質がある。 それは、真摯さ。 真摯であるということだ。」・・・・なんだと。 徹頭徹尾「真摯」であれ、それがトップに居るもの、マネージメントする者の 必須の資質であり、生まれながらに持っていなくてはならない、と。

 

まだ夏

2011年08月23日 | インポート

 我が家の猫君、チイ君の様子がますますおかしい。おそらく痴呆症に進んでいるんじゃあないかと思われます。    絶えず餌を要求する、玄関マットで大便をした、目と口がタダレ気味、食卓に上がって嗅ぎ回る、といった具合です。    今日は 女房が用意してくれていた私のお昼ご飯を 食い散らかして なおその横で眠ってました。  

 運動能力もここに来て一気に低下したようです。 縁側から居間に飛び乗って入ったり出来ませんし、階段もテンポよく上り下り出来ません。  動きが緩慢、過食症並みの食い意地はりに なってしまったようです。         11歳ですから、人間だと丁度 私くらいでしょう。 還暦から喜寿へと進む途中くらい。

が、なぜか近い将来の自分を見てるようで なんとも辛いものです。 メタボでないとはいえ いくつかの持病もちの私には いつまで「見た目は元気」でいられるのか、マジで心配です。  女房だけしか分かっていないこの厄介な体が もしボケだした時に 誰がどう看てくれるんだろうかと、時折り 真剣に考えたりもします。

                                                                                 で、とにかく健康で 元気なままで生涯を閉じたいものです。誰もがそうである様に。Pht064

一昨日から急に涼しくなったら、今日はまた蒸し暑くなりました。 爽やか、、、って感じられるのはいつ頃からでしたっけ。まだまだ、でしたかね。


みなみマネージャー

2011年08月20日 | インポート

「もし ドラ」読了です。 まさか、ですが 落涙・・・しました。 主人公の相棒が不治の病で亡くなります。これは 可哀そうすぎました。   でも、ドラッカーを実践して1年で甲子園に行くことになるんです。これは凄い。        ドラッカーも凄いんだろうけれど やり抜く高校生達がもっと凄い。

そういえば、夏の大会 今日が決勝戦でした。  

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お盆休み、「たとへば君」 「もし、・・・・ドラ」の2冊、それに『コクリコ坂から』鑑賞と、素晴らしいものに出会えました。よかったです。  帰省、途中の京都散策と充実した数日間でした。

  

 愛娘の絵 描き上がりました。 喜んでくれるでしょう。


メタボ非該当

2011年08月20日 | インポート

10日ほど以前に受けた「特定検診」結果が届きました。  「メタボリックシンドローム判定 : 非該当」という結果でした。 同時に受けた「前立腺がん腫瘍マーカー検診」も基準値以下の判定で問題無しとのことでした。一緒に受けた女房もメタボではない、との判定でしたので 食いしん坊夫婦は ちょっと緊張感をなくしそうで不安です。   「計るダイエット」継続中の私は 第一段階の目標値を 会社勤めと同時に達成、今は 第2段階に向けて記録中です。      不思議なのは 体重が2キロくらい減ったとしても 腹回り(ズボンのベルト締めでよく判る)は ナンの変化もないことです。これは残念です。

 昨日午後からの大雨で すっかり涼しくなりました。   来週からは 公私とも忙しくなりそうな雰囲気なのですが、あまり肩肘張らずに やり過ごせればいいな、と思っています。  と、もうこんな齢かよ、って言うだろう63歳の誕生日もまもなくです。 ひたすら健康で事故なく 最期まで呆けずにいきたいものです。 Pht061   


半年も経てば

2011年08月20日 | Weblog
 案の定というか、こんなものさというのが、政治家だったり、マスコミだったり、我々だったり。
大震災の不明者、避難生活者を 未だに抱えながら、・・・・・。  にこやかに笑みすら浮かべながら そして夜には近親者らとご馳走にありつく総理大臣。誰でもなれるんだと思ったんだろう その後任選挙に手を上げる人相のいかにも貧相でよろしくない人達。避難生活者が一人もいなくなるまでは 防災服をつけたまま登場しろよ。旨いもん食べに行った事なんか見つからんようにやれよ。    本当に民衆の側に立っているのかと疑いたくなるテレビや新聞、雑誌。そこに登場する 偉そうに喋る人達。
 何もなかったように 毎日が過ぎ去りだそうとしている。東電からの電力で生活している我が家ですらそうである。
有史以来とか、未曾有のとか、言ってたくせに それに対してナンにも 目を見張るような対応をしなかった政治家、マスコミ、我々。 お笑いタレントだらけのテレビ、韓国ドラマだらけのBS、懲りぬ政局ネタ・・・・、鎮魂の姿勢もなく、既に 色あせ始めた「がんばろう日本」の言葉、文字。
 案の定、こんなもんさ 半年近くにもなれば・・・と 自分を含めた この日本に 腹立たしい。

 「がんばろう日本」「がんばろう東北」が 色あせていく、風塵になって    いつか 浮き始める。  

   

読む

2011年08月17日 | インポート

「たとへば君」 一気に読み終えました。 逸品です。歌人夫婦、詠んだ歌の合い間のエッセイが爽やかで愛おしくてドラマチックでした。

 仕事の参考に買った「実践するドラッカー・チーム編」を当方の職場にも当て込んで、監督者向け啓蒙キャンペーンをやろうと思ったので、例の もしドラ、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を 買ってきて読み始めました。 「もし玉川工場の新入りパートタイマーがドラッカーの・・・・・。もしドラ玉川編」とかでどうなんだろうと思案中です。

  Hanabi2

 それにしても 歌人・河野裕子は なんと 愛おしいことか。 


たとへば君

2011年08月17日 | Weblog
大阪・梅田でバスを待つ間に本屋に入って探したが見つからない。 若い可愛い感じのいい店員さんに尋ねたら「店頭にないので取り寄せますが」とのこと。いいえ、結構ですから・・・、と言って昨日の朝 自宅のパソコンで 注文。  24時間受付なので 朝の8時過ぎにインプット。 これがナンと 夕方5時前に「宅急便です」との声と一緒に届いたのである。  え~っ、そうなんだ、その日に届くんだ・・・・。

 「たとへば君」 故人の河野裕子と、夫である永田和宏のめぐり会いから40年間の恋歌を収めたもの。永田が癌で亡くなった愛妻河野の作品と相聞歌集として編んだ。
歌人夫婦だからというのもあるが、それ以上に素敵な夫婦なのだ。

 二人が京都の大学生時代に 和宏に会った裕子が詠んだのが 
「たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに 私をさらって行ってはくれぬか 」


 そういえば、この二人は昭和21年、22年の生まれ。奇しくも 梅田の本屋に入る前に見た映画「コクリコ坂から」の俊と海も昭和20年、21年生まれの設定。
この時代の男たち、女たちは みんな 人生をドラマのように過ごしていくんだ。と、23年生まれの私は なんとなく嬉しい。