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事故いろいろ/阪神高速で自転車の女性が重体、ひき逃げ容疑で運転手逮捕 

2007-03-06 00:42:40 | Weblog
そりゃあ、轢いた方が悪いんだろうけど。








阪神高速で自転車の女性が重体、ひき逃げ容疑で運転手逮捕(抜粋)
2007年3月3日(朝日ドットコム)

<事故>

①3日午前4時25分ごろ大阪市東成区中本1丁目の
②阪神高速東大阪線の下り線で
③自転車の女性が倒れていると110番通報があった
④女性は派遣会社員(30)
⑤事故の数分前に「高速道路を自転車が走っていて危ない」などという110番通報が3件あり
⑥女性は路側帯付近に倒れていた
⑦自転車には車に衝突されたような跡があり
⑧女性は頭などを強く打って意識不明の重体
⑨府警に「人をはねたかも知れない」との届け出が数件あり
⑩現場からはヘッドライトの部品とみられるプラスチック片や青色の塗料が見つかっていた


府警高速道路交通警察隊は

同日、トラック運転手(34)を

道交法違反(ひき逃げ)と

業務上過失致傷容疑で

逮捕した。


<容疑者>
「何か物には当たったが、人ははねていない」









事故については

少し同情も








「<ひき逃げ>阪神高速を自転車走行の女性重体 大阪 03月03日(毎日新聞)より抜粋」

中山さんは酒を飲んでおり、誤って高速道路に進入したらしい。









「酒気帯び運転」

みたいだからね、向こうも。

しかも

「高速道路」は

「自動車専用」

だから。



自転車って

難しい。



「歩行者」

じゃなくて

「クルマ」

でもない。

どちらかといえば

「クルマ」

だけどね。



「鳥?」

「ケモノ?」

って言われる

「コウモリ」

みたい。









タクシーのドアに原付衝突、重体 運転手逮捕 尼崎
2007年3月3日

三日午前七時五十分ごろ

尼崎市塚口町一の市道で

タクシーが

乗客を降車させるために停止し

ドアを開けたところ

後ろから来たミニバイクが

ドアに衝突した。

ミニバイクの飲食店店員の女性(39)が

頭を強く打って

意識不明の重体。

タクシーの乗客に

けがはなかった。

尼崎北署は

業務上過失傷害の現行犯で

運転手の男(61)を逮捕。


<状況>
①現場は見通しの良い直線道路
②タクシーの運転手が後方をよく確認せずにドアを開けたことが原因と見られる







これは

ミニバイクだけど

ウチのオヤジが

前に

「自転車」で

同じような事故にあってる。



「自転車の車道走行は危ない」



道交法が改正される。

「飲酒運転」が

メインだけど

「自転車」

の扱いも変る。









飲酒運転を厳罰化 道交法改正案閣議決定 罰金上限100万円(抜粋)
2007年3月2日

政府は2日

飲酒運転やひき逃げの罰則強化などを柱とした

「道交法改正案」

を閣議決定した。

≪道交法改正案の骨子≫

一、酒酔い運転の刑罰は「5年以下の懲役、100万円以下の罰金」に、酒気帯びは「3年、50万円」に引き上げ

一、飲酒運転への車両提供はドライバーと同じ刑罰に。酒類提供は酒酔い「3年、50万円」、酒気帯び「2年、30万」

一、飲酒運転の車に要求、依頼して乗せてもらう「同乗罪」を新設

一、ひき逃げの刑罰を「10年、100万円」に引き上げ

一、後部座席シートベルト着用を義務付け

一、子供が運転する場合など自転車の歩道走行を一部容認








今回の法案は

「自転車の歩道通行は危ない」から

自転車は

「車道を走らないといけない」

というホウリツの緩和策となる。

しかし



どっちを走るべきかねえ。








記者の目:歩行者脅かす「自転車の歩道走行」=西村浩一(大阪編集局)(抜粋)
毎日新聞 2007年2月8日 東京朝刊

◇専用道を造れば矛盾解消--環境にも健康にもいい

距離15キロの自転車通勤を始めて4年になる。

約45分の道中は風に吹かれて楽しいが

時々激しい怒りがこみ上げる。

幅寄せしてくる自動車に身をすくめ

路上駐車を避けて

中央寄りに出るときの恐怖も

理不尽この上ない。

車道が危ないから歩道を走れと

警察は指導するが

歩行者の安全は

どうなるのだ。


「自転車の走る場所はどこ?」

という質問に正しく答えられる人は

少ないかもしれない。

歩道を走るものと思っている人が

多いのではないだろうか。

しかし

原則は車道。

自転車が走っていい歩道は

都道府県の公安委員会が

指定したところだけ。

「青地に白で人と自転車が描かれた丸い標識」

のあるところである。

1970年と78年に

道交法が改正され

走れるようになった。

改正理由は

「車と自転車の事故が増え”自転車利用者を保護するため”」

とされた。

自転車が走れる歩道は現在

「全歩道の44%」

になった。

「原則は車道走行にもかかわらず」

いまや自転車は

「自転車通行可の標識があろうがなかろうが」

歩道を走行するのが

当たり前のようになった。


<警察官も歩道に上がりなさいと指導>
(東京で取材した20代の男性)
「有楽町でも歩道に上がれと言われた」と笑う。

(都内で16キロを自転車通勤する米国人弁護士(44))
接触しそうになった車のドライバーに

「車道を走ってはいけない」と言われ

警察を呼んだら逆に

「車道を走るのは合法だが、なるべく歩道を走って」

と注意され驚いた。


<結果としての歩道上の自転車と人の衝突事故増>

最近10年間で

①全国で自転車は1000万台増えて8600万台
②自転車と歩行者の事故件数は4倍に増加
③歩道上に限れば7倍強という激増


<今回の試案への異論>
①小学生以下の子どもへの歩道走行全面解禁(指定されていないところでも)
②自転車が例外的に歩道を通行できる場合もある

 →歩道走行をさらに促進させる内容を含んでいる


<海外の状況>

①日本以外の先進国で自転車が歩道を走っている国はない

(ロンドン)
自転車とタクシー、バスだけの専用レーンが縦横に走る

(パリ)
総延長300キロを超える自転車道・自転車レーン

さらに驚いたのは

①フランスやドイツで自動車の速度を30キロに制限する「ゾーン30」と言われる地域が市街地でどんどん増えていること
②そこでは信号や横断歩道を減らし、人が横断するときは車が止まるのが原則

 →優先順位を人・自転車・公共交通機関・一般の乗用車など--とする哲学


<日本の自転車道>
①全国で約2300キロあるが
②郊外のサイクリング道路が多く
③市街地にほとんどない


行き過ぎた車偏重社会は

是正されなければならない。

自転車が車とも歩行者とも衝突しないようにするのは簡単。

それぞれの通行場所を分離すればよい。

自転車先進国に倣って

自転車道を造ればいい。

自転車が走りやすくなれば

自動車から自転車に乗り換える人が

増える。

自動車が減れば

車道が少々狭くなっても

渋滞は起こらない。

もちろん環境面でのプラスは大きく

自転車に乗ることで健康な人が増えるから

医療費の削減にもつながるだろう。

そんなにうまくいくのかと

疑問に思う人も

いるかもしれない。

しかし、現に

そんな効果を狙って

ヨーロッパの国々は

動き始めている。







そんなにうまくはいかないだろう。



「日本」と

「諸外国」では

状況が違いすぎる。



「クルマの渋滞の解消」は

そんなにカンタンじゃない。



「自家用車」

もあるけど

「商用車」

も多い。



それに

「住宅事情」

の関係もある。



「通勤先に自転車で行ける」

なんてヒトは

「都内の場合」

ごくわずかだろう。



でも

「この記事」

は正しい。



「専用道を造る」べきだ。



「カネがかからない」

からなのか

「ハードを変えず」に

「ソフトを変えよう」

とすることが多い。



交通に関して言えば

「踏切」

だってそうだ。



「立体交差」

にすれば

「安全」で

「渋滞も解消」

されるが

そうカンタンにはいかないようだ。



今回のも

そうだろう。



それと



「車道が少々狭くなっても」

と言ってる。



つまり

「専用道」は

「車道を削るしかない」

と言ってるわけだ。



これは

「カンタンじゃない」

だろう。



でも

ホントにそうか?



確かに

「そういうところは多い」

かもしれないが

そうとは

限らない。



例えば

現在

「すでに自転車が走れる歩道」

であれば

「専用道を作るスペース」

はある。



実は

地元の

北千住でも

「住み分け」

をしてる。



駅の反対側に通り抜ける通路。



ハジメは

「歩行者と自転車いっしょ」

だった。

駆け抜ける自転車が多く

放送で

「自転車を降りて渡って」

と呼びかけ

それでも、カイゼンされず

工事。

今は

「自転車専用道」

ができた。



安全に走ってる。



自転車も

歩行者も

ニコニコだ。



これは

「性悪説」

というワケじゃない。



「急いでるヒト」
「ルールを守らないヒト」



人間には

「いろんなヒトがいる。



そして

そういうことに対応するには

「ハードを変えるのがイチバン」

ってコト。



ハードルは高いのかもしれないけど

「ルールを変える」んじゃなく

「ドウロを変えて」ほしい。



全部、一度にやれなくても

できるところから

やってほしい。








コウモリさんからのお願いだ。
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