goo

自縄自縛/<こどものじかん>テレビ埼玉が放送取りやめ 札幌の教頭児童売春事件に配慮

2007-10-12 00:41:32 | ニュース
自分で自分の首を絞める人たち。











<こどものじかん>テレビ埼玉が放送取りやめ 札幌の教頭児童売春事件に配慮(抜粋)
10月11日 毎日新聞

テレビ埼玉は11日

おませな女の子と新人教師が巻き起こす騒動を描いたテレビアニメ

「こどものじかん」

の放送を取りやめることを明らかにした。


<同局>
「札幌の小学校教頭の児童買春事件など社会情勢に配慮した」

→代替番組については検討中


<こどものじかん>
①問題児ぞろいの小学校に赴任してきた新人教師、青木大介の奮闘を描いた物語
②原作は、私屋カヲルさんが月間マンガ誌「コミックハイ!」(双葉社)で連載
③早熟な少女りんが大介にさまざまな手段でアプローチする様子などが過激に描写されている一方で
④教師によるいじめなど、学校現場での問題点なども描き出し、話題を呼んでいた


<問題となった事件>
①札幌市立小学校の教頭が1日
②「出会い系カフェ」で知り合った少女にみだらな行為をしたとして
③児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春)容疑で逮捕された事件で
④教頭は少女600人のわいせつな写真や動画を撮影
⑤00~07年に雑誌に投稿し、計約1800万円の謝礼を得ていたとみられ
⑥同市教委は10日、教頭を懲戒免職処分としている


テレビアニメは当初

テレビ埼玉ほか3局で順次放送する予定だった。

11日に放送する予定だった三重テレビも

延期を発表

チバテレビ
KBS京都

では放送する予定。











ストーリーなどは
http://www.kojika-anime.com/

公式ブログは
http://kojika-anime.at.webry.info/200710/article_2.html

ウィキペディアも気になる方は

ごらんください。



記事にあるあらすじを見ても

問題がある内容とは思えないんだけどなあ。











少女オノ事件に関連?「ひぐらし~」放送中止(抜粋)
9月20日 産経新聞

東海テレビは20日

アニメ「ひぐらしのなく頃に解」について

同日の放送を休止するとホームページで発表した。

同作品は

「山村の連続怪死事件を描いた人気ゲームソフト」

をアニメ化したもので

「京都府京田辺市で16歳の少女が父親の警察官を手オノで殺害した事件」

との関連を指摘する声があがっている。











さらには











School Days:京都の父殺害事件で最終回の放送見送る 女子高生の暴力シーンを考慮(抜粋)

「府警南署交通課の巡査部長(45)が専門学校生の次女(16)に殺害された事件」

を受け

テレビ神奈川は18日

女子高校生による暴力シーンがあるアニメ

「School Days」

の最終回の放送を見送った。

同作は

チバテレビ
テレビ愛知などでも放送中で

各局とも放送を見合わせる予定。


<School Days>
①伊藤誠、桂言葉(ことのは)、西園寺世界の3人の高校生の三角関係を描き
②今年7月からテレビ神奈川などUHF局の深夜帯で放送されている
③原作のPC向け恋愛シミュレーションゲームは
④約20種類の結末が用意されたマルチエンディング形式で
⑤恋愛関係のもつれから女子高生が刃物で切りつける結末もあり
⑥アニメ版のどのような結末を迎えるか、インターネットなどで話題となっていた


<テレビ神奈川>
「最終回では、女子高生による暴力シーンがあり、血の色を赤でなく黒にするなど表現上、最大限の配慮をしていたが、京都の事件の直後でもあり、影響を考慮して休止を決めた。視聴者の皆さんにはご理解いただきたい」


19日に放送を予定していたチバテレビなども

「同様の理由」

で最終回の放送を見送った。

15歳以上の年齢制限をかけて放送しているアニメ専門CS放送の「AT-X」は

最終回の放送について

「検討中」

としている。











上の二つの記事は

「こどものじかん」

とは似て非なるものだ。



実際の事件の影響で

「中止になった」

ということは

同じだけど



「ひぐらしのなく頃に解」は

「山村の連続怪死事件を描いた人気ゲームソフト」をアニメ化したもので

テーマとして

「猟奇殺人」

を扱っている。



「School Days」では

「女子高生による暴力シーンがあり、血の色を赤でなく黒にするなど表現上、最大限の配慮・・・」など

局自体が

「放送して大丈夫かな?」

と思いながら制作しているのが伝わってくる。



つまり

どちらも

「元から放送ギリギリ」

といった番組だ。



この作品については

どう考えても

そこまで

問題のあるものとは思えない。



はるか過去には

永井豪さんの

「ハレンチ学園」

が物議をかもしたことがあるけど

それと比較すると

全然

「OKなレベル」

でしょう。



「絶対可憐チルドレン」

という椎名高志さんの漫画がありますが

これも

「教師と生徒」

ではないものの

3人の超能力少女が

「エリートで2枚目の上司(教育係)」に

「あこがれる」

というか

「積極的にアタックする」

というエピソード満載です。



「大人のカッコいいヒト」

にあこがれるという

そういう感情って

すごくフツーのことだと思うんだけどね。



それが

教頭のワイセツ事件と関連付けられるというのは

その作品が

「キョートーの犯罪と同次元」て

言ってるようなもの。



「汚い手で作品を汚している」

ような感じさえしてしまう。



こんな自主規制が広がっていけば

メディアの送り手が

自分たちの手で

「表現の自由」

を狭めていくことになるんじゃないかな?



それは









「自殺点(オウンゴール)」でしょ。
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。