花澤香菜がニューアルバム出すんだってね。
凄いなー、CDが売れないこの時代に。
でも、いずみはそんなに興味ない。
CDを買う条件として、声だけじゃなく
詞も曲もよくないといけない。
もしくは、「いいだろうな」と信用がないといけない。
声も曲も全部いいことが、CDを買う条件。
ちょっと厳しいかなーとも思うけど、
そうでもしないとCDが溢れかえっちゃうので。
まあ、基本ヴィジュアル系しか買わないよ、と。
話題の賭博についてですが。
いずみは、賭博自体は悪いことじゃないと思うんだよなー。
日本でも、宝くじや競馬競輪などあるわけでしょ。
スポーツくじも、もっとあっていいと思う。
ただ、そこに依存症などが絡んでくると難しい。
賭博が依存症を生んでいる、という言い分はあるわけだ。
パチンコが大手を振って存在できる以上、
賭博そのものを否定はできないと思うんだよなあ。
あれはちょっと身近過ぎる。
公営カジノにした方がいい。
いずみはやんないけどね！
というわけで半年くらいぶりに小説書いたよ！
「Underdog」、負け犬という意味です。
ネタはもうあったので、そこに「Underdog」という単語を加えて
ササッと一作にしました。
50行くらいしかないね。
これに1時間近くかかってるのは、時間のかけ過ぎのような気もする。
逆に言うと、1時間あればこういう作品が
まだ10作近く書けるのではないか、ということ。
やっぱ小説は楽しいし、もっと書きたいなと思います。
なお、主人公の詳細はあんまり詰めてません。
幅があった方がいいので。
性別、年齢、国籍など、全て不詳です。
作中の時代も「電話がある」くらいしか特定できないようにしています。
センシティブな話題ではあるからね。
ファンタジーの世界だと思っていただければ。
我が国の音楽は麻薬によって作られている。
過去の名曲も、現代のヒット曲も、間違いない。
例外があるとすればそれこそ「天才」の存在だ。
我々凡夫は、麻薬によって底上げして初めて勝負の舞台に立てる。
これまで大した問題にもならなかった麻薬。
隠そうと思えばいくらでも隠し通せた。
それが、今度大規模な調査が入るという。
事務所からも麻薬の使用などがないように、と念を押された。
これまで見て見ぬふりをしてきた共犯者のくせに。
近く、警察から聞き取りがなされるという。
勿論使っていないと嘘を吐くつもりではある。
だが、尿検査などをされれば一発でバレるだろう。
・・・聞き取りで済めばいいのだが。
それよりも、音楽を全く作れなくなったことが大きい。
麻薬を絶って、禁断症状よりも辛いのがこれだ。
楽器を持つ気になれない。
楽譜に向かう気になれない。
音楽生命を絶たれた、というと大げさではある。
明日になればケロッと歌っているかも知れない。
しかし、作品のクオリティは確実に下がる。
私は天才ではないのだ。
麻薬の下駄を履かなければ、できる作品は並以下だろう。
それはもう、死んだと同じことだ。
仕事仲間に電話をかけた。
今度の聞き取りの件について話を向けると、やむを得ないと返ってきた。
何を取り繕っているのだ。
同業の私に対して。
お前も黙って使っているのだろう？
伝わってくるんだよ、曲の端々から。
麻薬の臭いが。
適当に会話をして電話を切ると、豪華なベッドに身を沈めた。
麻薬のない私には何もできない。
音楽を作ることも――生きることも。
仲間にも裏切られた気分だ。
負け犬め。
そんな声が聞こえた気がした。
友達ってどうやって作るんだっけ？
もう家族と数人の友達としか会話してないから、
新しく出会った人と仲良くなる方法とか分からん。
昔は息をするように友達が出来てたんだけど。
ただ、その時の友達って2人くらいしか残ってないから
あんまりいいことでもなかったんだろうな。
ともあれ、会話しなさすぎだよなって話。
新しい友達なんて遥か彼方だよね。
歯の詰め物がちょっと欠けた。
ほんとちょっと。
でもまあ、微妙に気になるし、なんかあっても困るし、
一応歯医者行くかー。
うーん、外出辛い。
まあ、今日明日すぐに予約が取れるとは思わないけど。
人気の歯医者なのです。
何日後かに予約して、それまでに調子を整えるしかない。
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