和泉の日記。

気が向いたときに、ちょっとだけ。

リメイクしたよ。

2021-03-31 17:47:45 | いつもの日記。
「泥」、数年ぶりに読み返しました。


いやー、こんなの書いてたね!

内容は覚えてたけど、改めて読み直しながら

修正していくと、ちょっと感慨深いものがあります。

思い入れがあるというか。


当時は一作一作を丁寧に考えながら書いてたな、とか。

文章も殆ど直すところなかったです。

改行とか句読点とか、ちょっと今のブログに合わない所を

修正しただけ。

よくできているなと思いました。


この辺から、短編に力を入れ始めたんだよね。

力を入れ始めたというか、短編の方が書いてて楽しいと

気付いたというか。

もう長編書くのしんどいよー、となったような。

まあこの後に「RUMOR」書くんですけどね。


ともあれ、懐かしい気分になりました。

他の作品も、気が向いたらリメイクしていきたいです。
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2021-03-31 17:40:48 | 小説。
「お前、潔癖症過ぎンだよッ」

そう言って、彼女は僕から離れていった。
潔癖症「過ぎる」とは一体どういうことだろうか。
潔癖症を通り過ぎる、という意味か。
否、これでは意味が分からない。
そもそも、どうして彼女がそういう決断に至ったのかも理解に苦しむ。
最近特に苛々しているようであったから、それが飛び火したのであろうか。
――何にしても、僕は、恋人を失った。
釈然としないな、と思いながら、あまり悲しくないことに気付いた。

アパートに帰り着いた。
失恋したならヤケ酒だと友人が言うので、
よく分からないながらも彼と一緒に近くの居酒屋で酒を飲んだ。
お陰で帰り着いたのは23時過ぎだった。
301号室――僕の部屋の前に立つ。
カギを開けようとドアノブを見ると、そこには茶色い泥のようなものが若干こびり付いていた。
不審に思いながらも、僕はそれをティッシュで拭き取った。
気分が悪い。
ドアというのはその部屋の入り口であり、即ち顔である。
だから僕は、頻繁にドアを含む玄関付近を掃除する。
そこにこのような泥が付くというのは、非常に不快なことだ。
ここは3階。
何かの拍子に泥が飛んでくるには少々高すぎる。
つまりこれは誰かが付けたものであるはずだ。
過失か故意かまでは分からないが。
洗面所で丁寧に両手を洗う。
不快な泥が、ティッシュを通り越して僕の手にこびり付いたような錯覚に陥った。
風呂に入り、更に念入りに洗った。まだ気持ち悪い。
寝る前に、もう一度洗った。少しだけ気が楽になった。

朝。
またしても、ドアに泥が付いている。
しかも、今度は若干ではない。
はっきりと、泥であると分かる程に付着していた。
丁寧にそれをティッシュで拭う。
酷く腹が立った。
これは明らかに故意だ。わざとだ。
何故、このような屈辱的な嫌がらせを受けねばならないのだろう。
そんなことをされるいわれは全くない、とは言わない。
人は知らず知らずのうちに他人から恨みを買うものである。
だから、僕に恨みを持つ者がいたとしてもさほど不思議ではない。
しかし、この行為はどういうことだ。
学校へ行こうとした矢先の出来事だったのだが、
ドアノブを執拗に拭いているうちに授業などどうでもよくなっていた。
ただ、腹が立った。

その日の夜、僕は玄関で息を潜めていた。
誰かが、ドアノブに泥を塗ったのだ。間違いない。
ならば、次は現行犯で捕まえてやる。
外界と扉一枚隔てた屋内で、僕は待った。

1時間、2時間、3時間・・・。
一体、何者だろうか。そして、理由は何なのだろうか。

4時間、5時間、6時間・・・。
ドアノブに反応はない。人の気配も感じない。
そして、まさに夜が明けようという頃。

微かな足音が、聞こえた。

息を飲む。
ただジッと、ドアノブに注目する。
べちゃ、べちゃ・・・。
粘着質な音が、僅かに聞こえた。
ノブも少し揺れている。
――間違いない。
僕は勢いよく内側からノブを回し、ドアを開け放った。
同時に叫ぶ。
「誰だっ」

そこには――白い女性が、立っていた。

白い服、白い帽子、白い肌。
その帽子と長い黒髪が顔を隠していたが、どうも相手は驚いているようだった。
「見張って、いたのですね」
女はゆっくり、そう言った。
そしてフフ、と上品に微笑う。
「何を、している」
その笑みに少々勢いを削がれながらも、僕はなるべくきつくそう問うた。
「分かっているでしょう? 泥を、塗っているのです」
言って、その右手を僕の視線の先に翳す。
右手の手首から先は、グレイの泥に塗れていた。
この手で、塗ったのだ。
この手で。
僕の、部屋の、ドアに。
――泥を。
僕は何故か、軽い目眩を感じた。
「な、何故、そんなことを」
頭を振り、僕は言葉を綴る。
訊かねばならない。
ドアに泥を塗るなどという侮辱的な行為の理由を。

「何故――そうですわね、理由を挙げるとするなら」
そこで女は少し言い澱んだ。
視線を僕に合わせる。
簾のような前髪の隙間から、黒い瞳が覗く。
女はゆっくり、言葉を続けた。
「綺麗だったから、でしょうか」
「・・・綺麗?」
「ええ、とても綺麗。
 本当は、本当はね。
 貴男の顔に、直接、塗りたかったのですよ」
もう一度、女は微笑う。
その声に。
頭が。
眩々、する。
「貴男の顔は、とても綺麗です。
 それを、私の手で汚してみたかった。
 お分かりでしょうか――」
「あ、貴女は一体・・・?」
視線が泳ぐ。
視界が揺らぐ。
嗚呼、不安定だ。
女は、名前など――と囁いた。
「名前など、どうでもいいのです。
 私の名前も、貴男の名前も。
 私は貴男の名前を知らない。
 でも、私は貴男を知っています」
「僕は――何も知らない」
「今から知っていけばいいではないですか」
ゆっくり、女の右手が、僕の左頬へと近付く。

白い女。
美しい、と僕は思った。

泥は不潔だ。
だが、彼女は美しい。

「私は、貴男を、汚したい」

指が、手の平が、泥が。
僕の頬に触れる。
ひやりとしたそれに、僕は何故か嫌悪感を持たなかった。
先程まで、あんなに嫌っていたのに。
憎んでいたのに。

そして僕は。
まるでそれを望んでいたかのように。
彼女の右手に頬擦りをした。

嗚呼、きっと僕は、汚れたかったのだ。
汚されたかったのだ。
先日別れた彼女と交際していた理由が、少し分かった気がした。
と言っても、彼女は僕を汚してはくれなかったのだけれども。

「名前を――」
名前を聞かせてください、と僕は頼んだ。
しかし、女は首を横に振るだけだった。
「どうして」
「名前など、関係ないでしょう?
 私は貴男を手に入れた。
 それだけで充分です」
その言葉に、僕は妙に嬉しくなってしまった。
左手で、彼女の右手を握る。
そして、泥に塗れたその左手で――僕は。
彼女が僕にそうするように、その美しい顔を汚した。
ああ、と小さく彼女が声を上げた。僅かにその顔が赤らむのが分かった。
これで僕は、彼女を手に入れたのだ。

その時、僕は初めて「愛」というものを理解した。
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アマギフ当たった。

2021-03-31 14:27:51 | いつもの日記。
うちのブログに来てくださってる、

XXさんの小説が読みたくてカクヨムに登録したんですが。


何か、Amazonギフト券当たったわ。


何これ。

詐欺?

でも普通にコードが書いてあるしなあ。


何かに応募した覚えはないんですが、

登録者にプレゼントキャンペーンでもしてたんでしょうか。

・・・今メールをよく読んでみたら

「Web小説に触れよう!カクヨムを読んだ3000人にAmazonギフト券が当たるキャンペーン」 

って書いてあるな。

読んだ人にプレゼントなのか。


ラッキー。

ということにしておこう。
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今週の週刊少年ジャンプ。

2021-03-30 16:06:43 | 読書感想文。
表紙&巻頭は、映画化決定「ブラッククローバー」。

アニメ、脱落してしまいました。

原作も読んではいるもののあんまり理解できてない。

何となくで読んでます。


「僕のヒーローアカデミア」VSマスキュラー再び。

・・・いやマスキュラーって誰だっけ?

と思ったけど、あの100万%でやっつけたやつね。

昔過ぎて忘れてたわ。

因縁の対決、となりそうです。


「破壊神マグちゃん」掲載順位高め。

花見をする一同ですが、ミュスカー参戦。

「どっちかというとツッコミだったよ」

とまとめる流々はさすがだと思います。

あれをツッコミというのか。


「ウィッチウォッチ」新キャラ「天狗」登場。

バトってるねえ!

スケットダンスでは控えめでしたけど、

本作ではこうしてちょいちょいバトっていくんでしょうか。

それはそれで、楽しみです。


「クーロンズ・ボール・パレード」やっぱ展開遅くね!?

これ、ナイン揃うのいつだよ!?

いや、いずみは問題なく読めてるけど、

野球人気も下火な昨今、揃うまで待ってくれる読者が

どれだけいるのかという問題が。

面白くなりそうなだけに、心配も尽きません。


「ビルドキング」こっちは急展開。

掲載順位やばいもんね。

設定とか出し惜しみしてられない。

しまぶーお得意のバトル展開に持っていかないとね。

「建築」と「バトル」は相性悪い気がするけどな・・・。
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リメイクしよう。

2021-03-30 15:27:46 | いつもの日記。
「純白の花束」がなくなったことで

読めなくなった作品が結構ある。

まあ、だいたいの作品はもう抹消でいいかな、

と思ってるんだけど。


中でも、「泥」は復活させたいなと思ってる。

最近の作風に近いから。

あれいいよねー、面白かったと思う。


で、リメイクってほどじゃないけど、

ちょっと手を入れないといけないんだよね。

句読点の使い方や一行の長さなんか、

結構変わってるからね。

ちょいちょいと手直しをしたい。


ちょうどいいリハビリにもなるんじゃないかな、と思ってます。

昔の作品のリメイク、結構数があるので

ぼちぼちやってみよう。
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夢の話。(2021/03/30)

2021-03-30 13:49:28 | 和泉優の見る夢。ブログ版。
右耳が痒くてポリポリ掻いていたら、ポロッと取れた。

自分の耳にしては大きなサイズ。


あ、これは中村悠一(声優)の耳だ、と思った。


この耳をどうすべきか。

僕は知り合いの占い師を訪ねた。

すると、とある森の奥に湧き水があるからそこへ行け、

と言われた。


早速その森へ向かう。

鬱蒼とした森は湿度が高く、不快だった。

そんな森で様々な仕掛けをかいくぐり、

大冒険の末に、僕は森の奥へとたどり着いた。


バスタブに水が湧いていた。

水源どうなってんだ。


そして、中村悠一の耳を一体どうすべきなのか

聞き忘れていたことに気がついた。

バスタブに沈めるのか。

はたまた水を掛けるのか。


森の最奥で、一人困り果ててしまった。

自分の耳は勝手に生え変わっていた。
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先週のジャンプ。

2021-03-29 17:33:50 | いつもの日記。
先週のジャンプ感想書いてないな。


ヒロアカ大変な事になってたね。

Dr.STONEも、どう巻き返すのか。


いやー、具合悪くて感想書くどころじゃなかったんだ。

最近は少し回復してきたから、今週の感想は書きたい。

読書感想文はココのメインコンテンツだからな!

・・・いつからそうなった。


まあ、体調次第なんだけどな。

書けるといいな。
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慣れてきたのか。

2021-03-28 18:25:00 | いつもの日記。
薬に慣れてきたのか、少しずつ体調がよくなってきたので

ぼちぼちと漫画や小説を読んでます。


ゲームはまだ難しいかなー。

漫画とかは一方的に読めばいいだけなので楽です。

ゲームは、双方向性があるから。

あと、今やってんのアクション強めだし。


今はスマホで読書できるのがいいですね。

PCすら触らなくていい。

まあ、大画面で読む電子書籍もいいものですが。


ぼちぼち、慣らしていきたいと思います。

自分の小説も書かなきゃね。

最近書いてないし。
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モンハンライズはボリューム不足なのか。

2021-03-28 17:32:00 | いつもの日記。
モンハンライズ、出たばかりですが

ボリューム不足を指摘する声が多いですね。


いずみはモンハンワールドで挫折したクチなので

あんまり細かいことは言えませんが、

この手のゲームはエンディングまでがチュートリアルみたいなとこない?


結局あれでしょ、みんなでワイワイ同じモンスターを

倒しまくって素材集めるのが楽しいんでしょ。

ソロでのエンディングなんか通過点なんじゃないの?


まあ、実際にやってみなきゃ分かりませんが。

実況動画を見た感じ、面白そうでしたよ。


本当にエンドコンテンツ不足なら、

今後のアップデートに期待するしかないね。

何か予定されてるらしいじゃん?


いずみは、スイッチでエリア別ローディングじゃない

本作は凄いと思ったよ。


やらないけど!
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お金の管理ができてない。

2021-03-27 16:03:40 | いつもの日記。
PayPay払いが増えすぎて、預金管理ができない。


これまで、1ヶ月に使う分だけ現金を下ろして

それでやりくりしてたんすよ。

でも、PayPay払いにしたら、使う都度チャージしちゃうから

いくら使っていいのかわからなくなる。


いずみ頭が弱いから、そんな複雑な管理できねーすよ。

かと言って、今時現金払いオンリーだと損するし。

PayPay払いだと0.5%還元されるんだよ!


困るなあ。

取り敢えず、現金の使用額はその分減るはずだから

毎月預金から下ろす金額を減らすしかないな。

・・・それで現金が足りなくなるとまた困るんですけどね。
コメント (5)
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