和泉の日記。

気が向いたときに、ちょっとだけ。

あとがき。

2022-02-04 16:38:07 | いつもの日記。
いずみ小説、何かと公園に行きがち。


前々から考えていた小説「Libido」でした。

同名の詩がありますが、根底はあれと同じです。

色々小説風に弄り回してこのような形になりました。


全てが主人公の主観で語られる、というところがキモかな。

妻の意見とかも、多分妻本人が思ってるのと違うハズ。

あくまでも、主人公がそう考えている、のです。


行き過ぎたフェミニズムは悲惨だよ、という話。

そういうのはもうフェミニズムを名乗るのもおかしいと思うけどね。

男女仲良く、共存していきましょう。
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Libido

2022-02-04 16:35:53 | 小説。
いわゆるセックスレスという状態になってしばらく経つ。

妻は、最初から性的な接触が嫌いだったそうだ。
それでも仕方なく私に付き合ってくれていたのだが、ある日限界が来た。
彼女は泣きながら、全てのセックスは強姦と同義だと言う。
なるほど、女性の観点からするとそれは一理あるのかも知れない。
知らず知らずのうちに妻を傷つけていたとなれば、夫として面目ないことである。

それから、妻にはなるべく触れないよう心がけた。
妻も私の姿勢に満足そうだった。

しかし、私にも性欲というものがある。
妻を愛している、という言葉の中には性的な意味も含まれるのだ。
気持ちとしては、もう不要な接触は二度とすまいと思っている。
しかし、体はそう上手く言うことを聞いてくれない。
当然だ。

今は便利な時代である。
その気になればパソコンで隠れてAVなどを見ることもできる。
私はめぼしいサイトに登録し、一人で楽しんでいた。
これならば、DVDなどの実物が手元に残ることはない。
妻を傷つけず、ひっそりと安心して楽しめると思った。
そこで、ああ、私は人並み以上に性欲が強いのだなと実感した。
生きている実感を、性的な営みで得ようとしていることに気づいたのだ。
これは歳を取ってそう変化したと考えるべきだろうか。
若い頃はここまでではなかった。
ともかく私は、一人の時間をアダルトサイトで満たすようになった。

妻には、思っていた以上に早く露見した。
ひどく怒られるかと思ったが、そうでもなく――
いや、あれは激怒していたのか。
必要以上のことは言われなかった。
ただ、私は、妻の目の前で全てのアダルトサイトの解約をさせられた。
他のサイトなどの解約漏れがあったら即消させる、との注意も受けた。

妻は、私が性的なものに触れていることそのものに嫌悪感があるらしい。
自分に向けられた性欲だけではなく。
何故なら彼女は、全ての性欲は罪だと思っているから。

それは貴方に性欲がないから言えることなのだ、とは言えなかった。
彼女にとってはそうなのだ。
それが全てだ。
所詮は他人である私が、どうこう口出しすることはできない。

無菌状態。
性的なものに一切触れることが許されない。
そんな日々は、すぐに異常をきたした。
常に苛々している。
眠れなくなる。
終いには――妻に暴力を振るいそうになってしまう。

そして今に至る。

私は、家から、妻から逃げ出した。
このままでは取り返しのつかないことになってしまう。
何も言わずに外へ出て、あてもなく歩き、近所の公園のベンチに落ち着いた。

私は罪深い人間だ。
妻の要望ひとつ聞いてやれず、挙げ句暴力に走りそうになる。
なるほど、性欲とは恐ろしいものである。
これは、私だけなのだろうか。
世間一般の男性は、こういった悩みを抱えてはいないのか。
性欲が思うように満たせないだけで、暴れ回りそうになる。
そんな衝動とは無縁だというのか。

いや、私には信じられない。
このような、頭が煮え滾りそうな欲求に振り回されるのが私だけとは思えない。
性格とか性分とか、そういう範疇を超えて、本能的な何かとしか。

もちろん、本能といえばそうである。
種の保存。
生物であれば全てのものが有する。
しかし、人間は理性を持った。
ここで、理性と本能のせめぎ合いが起こる。
その解決方法は人それぞれであると言っていいだろう。

私はこれまで妻との性交で解決してきた。
その後は一人で解決する術も見つけた。
だが、それらは全て悪だと断罪されたのだ。

性欲は悪だろうか。

――悪である、と今の私は思う。
妻に厭な思いをさせてしまった。
妻に手を上げてしまいそうになった。
全ての根源は、この性欲なのだ。

では、その性欲を満たした時に感じられる気持ちも悪なのか。
種の保存という本能に根差した安堵感。
高揚感、陶酔感、万能感。
煙草よりもアルコールよりも強く、かつ安全な快感。
その全てが悪だと言うのだろうか。

一歩考えを進めよう。
性欲は悪だが上手く折り合いをつければ大丈夫、とはならないか。
女性を美しいと思う気持ちも、また性欲に準ずるものである。
そこで、暴力的な手段に出ることこそ悪なのだ。
ここは切り分けられるポイントだと私は思う。

思想の自由、という言葉がある。
頭の中で如何様な思いを巡らせようと、それは個人の自由だということだ。
自分の中で完結してしまえば、悪ではない。
そうならないだろうか。

落ち着こう。
落ち着いて、家に帰ろう。
私はこの気持ちと上手く折り合いをつけてみせる。

――ふわりといい香りがした。
赤いランドセル。
目の前を長髪の美しい少女が通り過ぎていく。

私は
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広告。

2022-02-04 13:05:49 | いつもの日記。
動画配信やサブスクの無料会員だと、

合間に広告が入ったりするじゃない。


で、その広告の中に、

「プレミアム会員になればCMをなくせる!」

という自社広告あるでしょ。


あれ、マズくない?

広告は無駄なもの、悪である、というイメージを

率先して植え付けてるよね。

「CMはCMで楽しんでね!」

というスタンスじゃないと、広告を打つ側の企業としても

悪者扱いされて本意じゃないでしょうに。


Spotifyは特に酷いような気がします。

CM飛ばそう系のCMばっか。

それでいいのか。

広告打ってくれる企業はイヤだろう。


CMとの付き合い方、考えるべきだと思います。

いずみはCMあってもいいよ派です。
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小説を書こう。

2022-02-04 08:43:47 | いつもの日記。
今日は、今日こそは、小説を書こう。


まあ、完成するかは分からないけどさ。

書く内容的には整ったと思うんだ。

取り敢えず、どうなるか書き出してみようと。


世界観というか、作品の雰囲気も固まってると思う。

本当に、あとは書くだけ。

覚悟と体力の問題。


最近体調悪いからどうなるか分からんなー。
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