東京のとある家庭でラブラドール・レトリーバーの子犬が5匹誕生した。その中で、鳥が羽根を広げたようなブチ模様がお腹にある1匹は“ジョナサン”と名付けられる。そして、子犬たちを父犬と同じ盲導犬にしたいという飼い主の希望によって、そのおっとりした性格が逆に盲導犬向きといわれるジョナサンが、ボランティアで子犬を育てるパピーウォーカーに預けられた。ジョナサンはそこで、“鳥の羽根”という意味を持つ“クイール”という新しい名をもらって無邪気に楽しく暮らし、やがて訓練センターへ入るのだが…。
クイール 2003年/日/崔洋一
思っていたより明るく元気でサラッとした感じでした。
あまりの可愛さに顔がユルユルしてきて、クイールを演じた犬たちの素晴らしさに感動し、それだけで十分楽しめるのですが、最後はやっぱり泣かされました。。
ユーザーさんのもとで仕事ができたのはたった2年、その後、のらりくらりとセンターで過ごし、晩年、ようやく落ち着ける環境をもらえたんだな~と、まさに数奇な運命だったんだな~としみじみ思ってしまいました。
また、飼い主(ユーザーさんですが)を先に見送る犬たちはどういう思いなんだろう?と・・・。
棺の中にいるユーザーさんをじっと見つめるクイールがとても切なく思いました。
どのシーンも可愛いシーンばかりで、お気に入りのおもちゃの熊のピーちゃんの夢を見ているシーンは、も~~~~~~、たまりません!!
うちのハナも夢を見るので、可愛いやら愛しいやら、ホントにたまらない気持ちになりますね。
最期は、家族に見守られて旅立てたクイールに「お疲れさまだったね・・」という気持ちになりました。
「もう頑張らなくていいんだよ・・。サヨナラ・・・。」
心にズシッとくる台詞でした。。
私もなかなか観る機会がなくて、ようやくでした。
はいっ!絶対に泣くと思います!!
これはも~、躊躇などせずにスッキリする為にも、ラストの号泣を覚悟してトットと観ちゃいましょう!!(笑)