みちのくレースのおたのしみ

岩手競馬にまつわるあれこれ。とか。

アーケード街でパレード/ちょっと寂しかった

2005年05月10日 | 岩手競馬
 古ネタ積み残し中にもかかわらず新ネタ行きます(^^;)
 今日は、先の5月7日、土曜日に行われたパレードの報告です。

 盛岡市内の繁華街を騎手が練り歩くというパレード、これは『盛岡開催が始まりますよ』という告知と『岩手競馬応援して下さい』という目的で行われたものです。街中で勝負服姿の騎手というのも珍しい話ですが、史上初めてというわけではなくて、昔は時々こういう事をやっていたそうですね。

 残念ながら当日は強い雨になってしまい、当初のパレードコースは半分取りやめ、肴町で1回、東大通りで1回の予定がアーケードのある肴町だけになりました。ポニーやチャグ馬の展示も中止になり、大幅に予定が変わったのが惜しかったですね。

 で、肴町アーケードの西端、ホームセンター前から中三側までを進むパレードだったんですが、騎手・岩手競馬関係者の他にも陸上自衛隊の音楽隊の皆さん・バトントワリングの皆さんが加わって、それはそれなりに賑やかなものでした。一時は見物の方よりも取材陣の方が多いのでは、という状態だったりもしましたが・・・。まあ、肴町の西半分は普段から人の少ない所なので、これは仕方ないかなあ。



 ちょっと脇道にそれますが、私、盛岡に住み始めた当初何に驚いたかって、肴町の商店街が夜7時にはあらかた閉まってしまう事に驚いたものでした(^^;)。ミスドとパチンコ屋くらいしか開いてない。その頃はコンビニも少なかったから、周辺含めて真っ暗って感じでしたねえ。



 閑話休題。
 こういうパレードって、私思うんですが、簡単なものだけにしっかり目的意識を持たないとダメだと思うんですよね。
 せっかく騎手を連れてきたのに、騎手に幕や幟を持たせてしまって、見に来たお客さんと話もできないという状態が良かったのか。騎手の皆さんには手間かもしれないけれど、騎手が自らビラを渡して「ぜひ競馬場に来て下さい」と一言付け加えたなら、お客様の心に対する響き方が違うと思う。
 ニュースで流れた映像を見た私の知り合いは「騎手が不満そうに歩いていて、見て面白くない」と言っていましたが、その不満げな顔は『せっかく来たのに、俺ら何したらいいの?』という事の現れもあったと思います。

 まあ、結構急に決まったイベントでしたし、雨という不利な状況もあって仕方ない点はあるにせよ、『誰に向かって行うイベントなのか』は追求してほしかった。このパレードがお客様の方を向いていたかどうか?



 表題の「ちょっと寂しかった」は、これから書く話に掛かります。
 パレードの後、大通りでビラ配りをするというので見に行きました(配るのは競馬組合の方たちです)。雨の大通り、ただでさえ人通りが少なめなんですが、ビラを渡そうとしても「競馬のビラはいらない」「競馬場に行かない」と言って受け取ってくれない人が、少なくないんですよね・・・。
 明らかに高校生風とか子供には渡せないので、配れる相手が限られるのは確かでしたが、女性はほとんどダメだったなあ・・・。
 私、ビラまきってけっこう好きな方なんですが、こういうのを見るとなかなかヘコみます。競馬ってそんなに悪いものなんですかねえ・・・。
 “次やる時は、平日の県庁と市役所前で配ろう”と冗談を言いあって、なんとか気を取り直したです。はい。

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