岩見太市の老いを活きる語録集

 豊かな高齢社会を創造するNPO法人「シーズネット」の活動を日記風に紹介。2010年がんを発病し、その闘病も紹介。

まちづくり参加入門講座

2009年01月31日 | Weblog
 月末の土曜日の午後、札幌市南区での地域活動に参加するためのまちづくり参加・入門講座の講師兼コーディネーターとして南区民センターに行ってきました。

 地域で気軽にボランティアをはじめるための今日は第一歩として講演と意見交換会が行われ、20名弱の参加でしたが、皆さん積極的に地域と関わりたいとの思いを持っておられる方々でとても明るい雰囲気の中でお話させて頂くことができました。

 南区にある地域団体からも参加され、次回は見学・体験学習もあるとのことで、机上の参加だけではなく実際に活動に結びつけるステップもあり、意見交換会では地域デビューしたい参加者と受け入れたい団体とのさまざまな情報交換も行われました。

 とても感動したのは参加者の中に、5年前にぼくの本を読んで感激して下さり、その影響を受けて社会福祉士の資格をとり、まちのソーシャルワーカーを目指しておられる方にお会いしたこと!

歳と向き合う

2009年01月30日 | Weblog
 今日はあまり嬉しくない68回目の誕生日。
 生きる者にとって加齢は死を迎えるまで重ね続けなければならない宿命を負っており、私たちはどのように年輪を重ねていくかが、大きなテーマです。

 京都で生を受けて30代に信州に移住、さらに40代で群馬県から北海道に移住する波乱含みの人生行路だったような気がしますが、過去の年輪をこれから先どう刻んでいくか・・・。

 今はNPO法人シーズネットという舞台で豊かな生き方への試みを続けていますが、人生70代から80代へと続く可能性もあります。
 さて、これからどう生きて、どう伝える生き方をするのか、多くの仲間たちと一緒に考え、実行し続けたいものです。


サロンという居場所

2009年01月29日 | Weblog
 札幌市ボランティア研修センターのサロンづくりの研修会に50名近い実践者が集まり、活発な意見交換が行われました。

 市民の孤立化が進む中で、地域社会の再生が課題になっていますが、その地域社会に必要なのが・・・
①コミュニケーション・・・おしゃべりの場
②居場所・・・自己の存在感
 と言われています。

 従来は家族関係や友達関係が当たり前という時代は、それが人間関係のベースとしてありましたのが、今日のヨコ型地域社会では意図的な仕組みが地域社会の中に存在しないと地域が動かない特性があるようです。

 地域社会と関わる生き方が真に求められる時代になっていると痛感しています。

フトンの中

2009年01月28日 | Weblog
 札幌の街も1年中で一番寒い酷寒の季節に入り、気温はマイナス10度位まで下がります。

 そんな中いつもは目覚めると早く起床したくなるのに、最近はフトンの温もりがたまらなく恋しくなってフトンを跳ね除けるのに勇気がいる時期になりました。

 大体5時頃、携帯ラジオからはNHKのラジオ朝1番が始まります。
 ニュースからはじまって天気予報、全国各地の声などを聞きながら起床時間になっている6時過ぎまでの1時間をウツラウツラしながらフトンの温もりを実感しています。
 1日で一番幸せな時間?

どうする高齢者共同住宅

2009年01月27日 | Weblog
 年明けで落ち着いてくるに連れて、介護と高齢者共同住宅を中心とした住まいの問題がマスコミのニュースで報道されるようになり、高齢者にとっての安心できる終の住まいのあり方が改めてクローズアップされる年のような気がします。

 安価に共同住宅として高齢者下宿的な住まいのあり方が注目されていますが、そのような住まい方は例えば狭い一室に3~4人の要介護の高齢者を住まわせることも可能になり、見方を変えれば貧弱な住まい方で人間性を無視した暮らし方にもつながってくる危険性も持っていることを自覚すべきだと思います。

 賃貸式の高齢者共同住宅には情報も評価も、そして認定の基準もなく、単なる建築基準法の賃貸住宅と同じレベルでしかありません。
 客観的に相談に乗ってくれる機関もありません。

 シーズネットとして高齢者共同住宅にどう取り組むのか、当事者の立場としてキチッとした方向性を持ちたいと念願しています。

免許更新研修

2009年01月26日 | Weblog
 5年に1回の自動車免許証更新研修で午前中手稲区のセンターで更新研修を受けてきました。
 今までは30分の優良研修で、更新期間も5年でしたが、今回はスピード違反のこともあり、違反講習で時間も2時間拘束されることになりました。

 9時半からの第一回目の研修でしたが、教室は50名を超える受講者で一杯。違反講習?のためか9割以上は男性の姿でした。
 義務講習だけに皆さん静かにしておられますが、雰囲気的に積極的に講義を聞こうという感じはなく、講義をされる講師も大変だなぁ、と思いながら講義を聞いたり、ビデオを見たり・・・。
 やはり事故による映像をみせる方がショック療法も大きい気がしました。

 今回は3年更新ですが、ついに70歳を突破します。
 いつまでハンドルを握るべきか、そんな課題も近々頭を悩ませそうです。

滝川市東町連合町内会へ

2009年01月25日 | Weblog
 昨日に続いて休日の今日も仕事で滝川市を往復して来ました。
 東町連合町内会で少子高齢社会における町内会の役割、孤独死の防止などがテーマになっており、その意識付けを目的とした研修会でした。

 50名以上の方が集まって会場は満杯状態で、ぼくは現状の高齢者の暮らしの課題、地域のあり方、町内会の機能などについて課題を提起させて頂きました。

 滝川市内でも孤独死がチョコチョコと発生しており、地方都市でも市民の孤立化、そして孤独死が地域のテーマになっています。
 人と人とのつながり、人間関係がなくても同じ地域の人間としての意識のし合いなど地域のあり方が真に求められる時代になったと感じました。

生活支援サポーター

2009年01月24日 | Weblog
 厚生労働省が認知症サポーターに続いて企画している地域でのインフォーマルな支援を行う生活支援サポーター養成研修のモデル事業がコープ札幌の主催で行われ、ぼくは団塊の世代のライフスタイルをテーマに研修してきました。

 コープ札幌の助け合いメンバーを中心に50名近い参加者で、2015年の人口形態をモデルにしてシニア人生の見通しを中心に地域の大切さを話し、その上での地域との関わり合い方についてグループで話し合って頂いたが、活発な意見交換が行われた感じがしました。

 ただこのような事業は国が旗を振るのではなく、市民の主体的な動きとして出てこないと本物にはなりにくいと思います。
 国が主導すると如何にも安上がり施策になってしまうからです・・・。

 今はモデル事業ですが、新年度以降どのような形で具体化されるのか、気になるところです。


シーズネット賛歌

2009年01月23日 | Weblog
 豪雪のあとの豪雨。札幌市内の道路はグチャグチャになり、幹線道路は時たま凍結の塊があり、中道路は雪解けで車が動かなくなる状態です。
 雪祭りの雪も解けてしまい、心配です。

 シーズネットの新年会がKKR札幌であり、会員140名が参加して賑やかに行われました。こんなに大勢シーズネットの仲間がおられるのだ、と改めてキョロキョロと見渡してしまいました。
 すごいシニアパワーだと感じました。
 ひよっとこ踊りに飛び入りで参加させられ、汗びっしょりで我流で体を動かせました。

 最後は全員でシーズネット賛歌の合唱。すっかり全員の息も合い、ぼくは胸がジーンとするのを覚えながら合唱に加わりました。

 さて、いよいよ本格的な新年のスタートです。

湿気の多い雪

2009年01月22日 | Weblog
 雪のない本州の街並みから、一変して白一色の札幌に戻ってきましたが、以前のようなパウダースノーではなく湿気を含んだ雪がいろんなところにくっついているような感じなのでびっくりしました。

 マイカーの除雪でもサラサラした雪だと掃い易いのですが、湿気が多いとバンパーやフロントにくっついているため、除けるだけでも大変。樹木も樹氷のようになっています。

 気温が高いため凍結路面は以前より少なくなり、解けた水を跳ね飛ばしながらマイカーは泥んこ状態です。

 それにしても加齢の故でしょうか。急に気候の変化の中に巻き込まれると何となく全身が気だるい感じがして、体がシャッキとしません!