岩見太市の老いを活きる語録集

 豊かな高齢社会を創造するNPO法人「シーズネット」の活動を日記風に紹介。2010年がんを発病し、その闘病も紹介。

腫瘍マーカー

2011年07月02日 | Weblog
 昨日のブログで紹介しました大腸がんを原発とする腫瘍マーカーの数値について主治医の加藤先生にメールで問い合わせた結果、以下のご報告を頂きました。

 ぼくの腫瘍マーカーはCEAとCA19.9の2種類を血液検査で毎月測定していますが、5月の検査結果で双方とも正常値範囲内まで腫瘍が低下しているとのことでした。
 抗がん剤効果でがんが縮小していることを示しているようです。

 但し、腫瘍がなくなったのではなく、あくまで縮小しているため、治療そのものは継続する必要があると念を押されました。

 いずれにしても抗がん剤投与半年で、がん細胞の縮小と言う大きな効果が上がっていることを知り、大きな喜びでした。

 昨日の腫瘍マーカーの検査結果はまだわかりませんが、スタートした3クール目の抗がん剤の効果に期待したいです。

 あるシーズネット会員さんがアドバイスをして下さった「がんとの共生」を基本とした生き方を創りたいものです。

 

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
正常値で良かったですね (あだ~じお)
2011-07-02 19:39:16
こんにちは。私は8年前に胃がんで手術を受け、いまも、CEAとCA19-9の検査は3カ月ごとに受けています。この数値には、悲しんだり喜んだりしています。主治医や本などによりますと、腫瘍マーカーと言う名前が付いていても、その信頼度は薄く、前立腺がんのPSAだけは信頼できるとのこと。ですから、この3月に異常値が出たときも、主治医は、「4月にも検査しましょう、たぶん、正常値に戻るでしょう」と言うことでした。そして、4月に戻って、ほっとしました。このようなことは何度もありました。でも、上昇傾向とか下降傾向と言うような面では重要視しているそうです。いずれにしても、正常値ですから、大いに喜んで免疫力をUPすることが患者としてはいいことと思います。
ありがとうございます (岩見太市)
2011-07-03 07:30:51
 腫瘍マーカーの件、教えて頂きありがとうございます。
 もう一つ教えて下さい。もしこのまま次回も腫瘍マーカーが正常値を維持すれば抗がん剤の投与を中断して、腫瘍マーカーやCT検査を定期的に行って様子を見るような方向に行く可能性もあるのでしょうか。それとも転移性のがんの場合は抗がん剤を継続するものでしょうか?
 一般的なご意見を教えて頂きたく・・・?
セカンドオピニオンが気になるのですが (あだ~じお)
2011-07-03 11:36:14
おはようございます。胃がん患者として8年間経験してきたこととして、一般的なことが言えるのは、セカンドオピニオンが大切だと思います。その理由は、私の経験からは、①がん治療は日進月歩で、主治医にとっても分からないことが多いようだから。私の主治医は、抗がん剤をいつまで継続するのかと尋ねましたら、「私にもわからないのです」と言いました。当時は、胃がん術後の補助的化学療法の標準治療が確立していませんでした。いまは、確立しています。抗がん剤に関しても、当時はTS-1が先進的な医師だけが使い始めていましたが、私はUFTのままでした。いまは、TS-1が確定しました。医師によって治療が異なるのががん治療だと思います。残念ですが。
②米国では、がん治療は、チーム医療が普通だそうです。外科医、腫瘍内科医、放射線科医、そして、勿論、看護師が加わって、多方面から検討するそうです。このチーム医療は、日本では、まだまだ少ないようです。京大で前立腺がんは泌尿科医と放射線科医とがチームを組んでいるようです。これはまれな例です。
昨年末に手術されなかった折にセカンドオピニオンを受けられたのかが気になっていました。
鳥越俊太郎さんは、直腸癌の術後、肺への転移で手術され、肝臓への転移で手術されました。
いまは、逆に言えば、がん治療は選択肢が増えてきたという喜ばしい状況だと思います。
このようなことを書いてきましたが、私は、あくまでもがん患者だけのことです。専門家のセカンドオピニオンが気になります。
向暑のみぎり、ご自愛を願っています。
セカンドオピニオンについて (岩見太市)
2011-07-03 15:38:27
 いろいろご指摘頂き感謝です。小生には正式なセカンドオピニオンはおられません。ただ、自分の意思を明確に伝えて、それに沿った対応をして頂いていますので、今の主治医には全幅の信頼を寄せています。
 また、何かあった時の別ルートはありますので、自分の意思で必要な時は主治医を通じてセカンドオピニオンを依頼するつもりです。

コメントを投稿