日本電波塔社長に前田氏

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東京タワーとマザー牧場、同時に経営するってどうなの?(ALWAYS三丁目の夕日)

【新聞記事を見て】平成17年10月7日日経産業新聞「日本電波塔社長に前田氏 マザー牧場の社長と兼務」
東京タワーなどを運営する日本電波塔の社長に同社取締役だった前田伸マザー牧場社長(42)が就任した。9月半ばに前田富夫会長兼社長が急逝。弟の伸氏がマザー牧場と兼務することになった。

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電話帳事業に入って、すぐに覚えたのは、日本電波塔=東京タワーでした。なぜならば、電話帳(ハローページ、タウンページ)に掲載する会社名は、決して正式名でなくても良い、皆が知っている名称にしたほうがよい、と覚えさせられたからです。
東京タワーって公共物ではなく、法人が所有しているんですね。設立の経緯は、昭和28年(1853年)NHKと日本テレビが開局し、白黒テレビの放送が始まり、各局がそれぞれ自前の鉄塔を建て、電波を送っていました。しかし、高さが170メートルと低く、電波の届くエリアが狭かったのです。エリアを広げるためには、多くの鉄塔を建てなければならず、不経済、非効率でありました。そこで高い電波塔を一つ建てて、各局で共同利用する計画ができ、今の2倍の高さの電波塔であれば、サービスエリアは5倍以上に広がると考えられました。そして、昭和32年5月に、東京タワーの建設と運営を目的として日本電波塔株式会社が設立されたわけです。昭和33年12月23日営業を開始しました。

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◆11月5日から「ALWAYS三丁目の夕日」がロードショーされます。まさに昭和33年の東京を描いているようです。

【他に面白いことが・・・】
前田伸氏は、何故、マザー牧場社長と兼務なのか。
東京タワーを創業した方は、前田久吉氏で、大阪郊外の貧しい農家に生まれ、新聞配達員から身を起こし、新聞販売店主、地域新聞発行者、地方新聞発行者とステップアップを重ね、産経新聞社を創業しました。その後、東京に進出し、東京タワーを創業しましたが、産経新聞は経営に行き詰まり、譲渡してしまいました。しかし、東京タワーやラジオ大阪のオーナーとして経済活動を続けられました。その時に千葉県鹿野山一帯の地域開発も手がけられました。お母さんはいつも口ぐせのように「家にも牛が一頭いたら、暮らしもずっと楽になるけど・・・」といっており、このことが心の奥深く残っていた前田氏はこれからの日本にとって畜産振興が必要であることも考えあわせ、牧場を作り、今は亡きお母さんに捧げる牧場という気持ちをこめて『マザー牧場』と名付けたのです。(マザー牧場パンフレットより)
ということで、東京タワーもマザー牧場も同じ前田氏一族が経営されているんです。だから、前田伸氏が双方の社長を兼務することができるわけです。

【後記】
掲載名の関係では、以前「新東京国際空港」というのがありました。でも実際は「成田空港」と呼んでましたよね。だから双方の掲載があったのですが、平成16年4月に公団から民営化され「成田国際空港株式会社」になり「新東京国際空港」の掲載はなくなりました。
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