さいえんす徒然草

つれづれなるまゝに、日ぐらしキーボードに向かひて

イルカ漁

2006-11-15 19:03:30 | 食料
 日本では年間2万頭程のイルカが捕獲され食用などで流通している、ということを初めて知りました。知ったからと言って別にどうとも思わないわけですが、そんな漁が日本にあったということを海外メディアの記事をみるまで知らなかったということを少し恥ずかしく思ったわけです。昨日付けの National Geographic の記事では日本のイルカ漁についてかなり批判的な立場で書かれています。掲載されている血の色に染まった海の写真は一瞬合成かと思いました。「知的な動物であるから」というおきまりの論拠は相変わらず辟易してしまいますが、イルカ食文化を知らなかった同じ日本人としては「我々の食文化を!!」的な反応をするのもなんとなく空虚です。ざっとインターネットで調べてみると、魚網などを破壊するイルカを間引くという意味合いもあるようですが。 普通に知られていることなのだろうか?

 先日第4のヒレ(陸上生活時代の後ろ足の名残?)を持つバンドウイルカが日本で捕獲されたというニュースがAsahi.com などの日本メディアで取り上げられていましたが、そのイルカも和歌山県のイルカ漁で捕獲されたものであるということを今回のNational Geographicの記事で初めて知りました。日本のメディアの記事では「漁で捕獲された」というニュアンスがほとんど無かったような気がします。後ろめたさがあるからか、はっきりと書くことに何か問題があるのか、書くほどのことでもないだけなのかは分かりませんが。


<参考>
Captured Dolphin With Four Fins Spotlights Controversial Hunt(National Geographic)
第4のひれ持つイルカ発見 退化したはずの後ろ脚?(Asahi.com)

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