多摩平通信

多摩平の森でのんびり暮らすシニアの日記です。

買い占めはやめよー

2011年04月30日 02時53分44秒 | 日記・エッセイ・コラム
今日はどうでもいい話だが、数ヶ月前に近くのスーパーDUNYOで美味しいピーナッツを見つけた。大ぶりのピーナッツがチーズでコーティングされていて酒のつまみに最高だった。家族がウズに来た時に食べさせたところ気に入って、お土産にと売っていたピーナッツを全部買ってしまった。
その後、DUNYOに行く度にそのピーナッツがあるかチェックしているが未だに入荷していない。
ピーナッツファンの皆様には申し訳ないことをしてしまった。入荷の確認が取れ次第お知らせしたいと思う。
日本同様、買いだめ、買い占めは控えましょー。

いよいよプチ目標達成か

2011年04月28日 23時48分02秒 | 学問
少し真面目な話になるが、新学期からは、ぼんやりとした知識しかないが、学びたいと思っていた新技術をテーマに授業を進めてきた。よって、毎日勉強しないと追いつかないのでしんどかったが、いよいよ来週で目標だったNGN(次世代ネットワーク)の授業が終わる。
NGNは未だ一般にはなじみは薄いと思うが、日本では一部のエリアでサービスが始まっている。簡単に言うと ;
「QoS制御が可能でセキュリティ対策も徹底したフルIP化されたネットワーク」,「既存の加入電話網を乗せ換えるだけでなく,映像配信などの新たなサービス提供を可能にするもの」
もっと簡単に言うと、光ファイバーや3.9G携帯等のブロードバンドでIP電話やTV電話、ハイビジョン映像、インターネット等を高品質で利用できるサービスだ。
Ngn1
日本人なら『Next Generation Network(次世代ネットワーク)』という言葉だけで、今のネットがもっと高速に、もっと高品質になったものと察しはつくだろう。しかし、ウズベクの場合、次世代の前提となる現世代ネットワークが旧世代状態なので説明が難しい。ウズベクではNNGNと呼ぶべきかな
被災地情報
今日、妻に頼んで洗濯機と冷蔵庫を岩沼に送ってもらった。TVや掃除機、トースターも宅急便でGW前に着く。炊飯器とかは明日送る予定だ。体重計や血圧計は後でいいか
これで、GW前までに普通の生活を取り戻せるかな?

カザフと共有する苦難の克服

2011年04月26日 23時36分29秒 | 日記・エッセイ・コラム
今日はお隣のカザフスタンの話。
日本は地震、津波、原発事故で大変なことになっているが、カザフも、ソ連時代にはセミパラチンスク核実験場で約450回もの核実験が実施され、約140万人が被曝した深刻な放射線被害を受けた。日本は実態の解明や健康対策に協力してきたが、この経験を福島第一原発の事故対策にも生かせるかもしれない。
また、南部の前首都アルマトイ周辺が大地震に襲われ続けた歴史から、97年に地震の少ない北部のアスタナへ首都を移した歴史も持つ。

東日本大震災が起きたいま、共有する苦難の克服で日本はカザフとの連携をさらに強めて行くべきだろう。
被災地情報
非難生活中の母と姉が明後日、岩沼市のアパートに引っ越す。といっても運ぶ荷物は何もない。そこで、今日、名古屋の自宅にあったテレビを送った。明日は洗濯機と冷蔵庫、掃除機を買って送る予定だ。これで今の私と同等のレベルの生活は出来るだろう。いや、食事では被災地に負けているかも知れない。
思うような栄養がとれないとか、しっかり食べれないとか、マイナス面ばかり表にでている避難所での食事。少しは改善されてきているようだ。
Hinanjo1
一方、今日の私の食事。半分食べたら気分が悪くなって捨てた。一向に改善されない
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SMSで離婚をすることを禁止…タジキスタン

2011年04月24日 01時10分13秒 | ニュース
ウズベキスタンは面白いニュースが無いので、お隣のタジキスタンのニュースを紹介。
中央アジアの国タジキスタンでは、携帯メールで離婚を宣言することが法律で禁じられることになりました。
タジキスタンはスンニー派のイスラム教徒が多くを占める国で、男性は女性にただ"talaq"と宣言を発すれば、文化的には離婚ができたそうです。
ところがロシアなどに出稼ぎに行った夫たちが携帯メールで離婚を宣言したり、電話であっさりと言い放ってしまうことから、多くの苦情が寄せられていました。
捨てられた妻子は経済的に自立出来ない人も多く、出稼ぎの夫は居所がつかめなくなるため、政府はこの方法による離婚を違法とすることに決定したようです。
実際にショートメッセージで離婚する夫婦がどれくらいの数に上るのかは統計が取れていないとのことですが、結婚に終止符を打つのに携帯メール1本で済ませるというのは、さすがに都合が良すぎたようです。>
禁じられるまで携帯メールで離婚を宣言出来ていたことも驚きだが、調べてみるとイスラム教徒が多数派のマレーシアでも、男性が携帯メール等で送信した「離婚通知」は、文書と同等の有効性を持つとの見解が発表されたとのこと。なんでも、明瞭で 曖昧なところがないSMS経由の「離婚通知」は、イスラム法(シャリア)の教義にかない、有効であるとのことだ。
日本でも、いまは離婚のほとんどが、女性から一方的に切り出す“通告離婚”で若い夫婦がメールで離婚を告げることは日常茶飯事になっているという。
確かに、別居中だと、メールだけでつながっていて、電話や直接会うことを拒む場合が多いだろう。でも、あまりにもハードルが低すぎる。離婚でこうなのだから、普通の恋愛だと、告白も別れも全てメールなのだろうか
ウズベクではどうなのか、今度学生に聞いてみよう。
被災地情報
地震により東日本の大部分で地盤沈下が起きている。私の生まれ故郷の宮城県牡鹿半島では、116センチも沈下した。そのため、海面と道路がほぼ変わらない高さで、満潮時にマンホールや側溝から水が溢れ出しているとのこと。
Oshika

ウズは情報が少ない

2011年04月22日 01時23分59秒 | 日記・エッセイ・コラム

タシケントのニュースといえば、『メトロに空港の様な金属探知機が設置された。しかし、センサーが敏感すぎてこれを通り抜けてアラームが鳴らない人はいないので意味が無い』とか、『最近、スーパーや酒屋が次々と閉店していて不便だ』とか、実際、自分が見聞きした情報しかない。

一方、NHKを毎日観ていると東日本大震災の情報が洪水の様に入ってくるが、最近は原発事故の報道が多い。

東電はいろいろ非難もされているが、福島県の人々のために頑張って欲しい。

<東京電力が福島第1原発事故による賠償金などの資金確保に向けて資産売却や人件費削減などのリストラを検討していることが17日、分かった。保有するKDDI株などの有価証券の売却や、不動産処分などにより数千億円規模の資金を捻出する。

 東電はKDDIの発行済み株式の約8%を保有。京セラ、トヨタ自動車に次ぐ第3位の株主で、時価は約1800億円に上る。東電は株価に影響が出ないよう売却の方法を模索する。>

下の写真は私の生まれ故郷の石巻市鮎川浜。5年前に撮影した。

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今はこんな状況の様だ。

Ayukawa2011031307

被災地からの声

<引っ越し先、決まりました。何処の不動産屋に聞いても、何十人もキャンセル待ちしてると断られてばかりで、住まいゲット出来たのは奇跡です。岩沼駅まで歩いて行ける距離ですし、ヨークタウンも歩いて行けます。>

住居が決まった様なので、取り急ぎテレビでも送ろうと思う。


大学ではウズ時間撲滅

2011年04月19日 22時40分23秒 | 受験・学校
アフリカ時間や島時間と同様にウズベクにもウズ時間がある。そして、その原点は学生時代からの時間のルーズさにあると悟ったのは、去年のサマーフォーラムの時だった。何百人もの学生がいるのに、朝礼の開始時間に集まったのは10人くらいだった。そして、それをだれも注意しないのだから、これがウズベクの文化なのだと思っていた。
ところが、情報工科大学では学長の指揮の下、時間厳守の徹底が行われた。
授業開始の8時30分に1秒でも遅れると、学生も先生も校舎に入れない。そして、遅刻したり授業態度が悪いとテストの点数が良くても大幅に減点される。
これが効果があって、遅刻する学生はいなくなった。授業の途中で抜け出したり、携帯電話をいじる学生もいなくなった。これまで学生がルーズだったのは、それを許してしまう大学にも問題があったのだ。
ここは南国では無いのだから、ウズ時間などあってはいけない。



レギストラーツィアに要注意

2011年04月17日 23時42分18秒 | 日記・エッセイ・コラム
先日まで家族がウズに来ていたが、面倒だったのが滞在登録(レギストラーツィア)だ。ガイドブックではアパートに泊る時はオヴィール(移民局)で滞在登録が出来ると書いてあるが、それは去年まで。今は、観光ビザで入国した場合は、必ずホテルに宿泊しなければならない。
なので、家族がウズに着いた翌朝はホテルに直行し、滞在登録をしてもらった。その後にアパートに移動して、日本から持ってきてもらった物を整理していたところ、誰かが玄関をノックする音が聞こえた
。誰だろうと思いながらドアを開けると警察が立っているではないか。
警察は間髪入れずパスポートを見せろというので直ぐに渡した。すると妻のビザを指さして何事かわめきだした。ビザに問題無いことは確認済みなので、何が問題なのか理解出来なかった。たまたま家に遊びに来ていた学生に確認してもらったところ、どうやら『観光ビザなのになぜアパートに居るのだ』と言っている様だ。
私は直ぐに滞在登録を見せ、さっきホテルにチェックインしたし、夜になれば家族はホテルに移動する旨を伝えた。しかし、警察は納得しない様子で調書を書いたり、何事かわめいていたが、結局、1時間後に妻のパスポートを返してアパートから去って行った。
ウズに居る間はウズの法律を守るのは当たり前だが、今回の様にその法律が良く分からない時がある。結局、何がいけなかったのか?
観光で来た場合は、家族のアパートに立ち寄ることも禁止なのだろうか

<ホテルでもらう滞在登録証は紙切れですが、だからといって滞在登録を甘く見るのは禁物です。ホテルに宿泊していないのに「滞在登録証を失くした」と言ったり、滞在登録証に細工をして日付を変えてみたりしても、ウズベク当局のデータベースの検索で嘘をついたことはすぐにばれてしまいます。この場合、事態が深刻化することは避けられません。>

以前も引用したが、レギストラーツィアを偽造してひどい目にあった観光客の日記を紹介します。

---------------------------<引用開始>--------------------------------------

やっと中央アジアを脱出できる!!と、意気揚々と空港へ向かった。
 朝食など食べてゆっくりとチェックイン。そしてカスタマーチェックへ入った。
警察「パスポートをみせて」
ちょっとドキッとしながらパスポートを見せた。すると今度は「泊まっていたホテルは?」と聞いてきた。
ぼく「ホテルハドゥラ」
警察「レギストラーツァラは?」
ぼく「これです」と言って、レギストラーツァラを見せた。
 ウズベクでは宿が代行してくれるのだが、僕らの泊まっていた宿、「アパの家」はやっていないのだ。それゆえに安宿であるのだが。そしてこの「レギストラーツァラ」とは外国人登録証明書、と言っても、宿で発行してくれる証明書はひどいずさんなものでスーパーのレシート並み。透かしも、印鑑もない。しかも、聞くところによれば、ウズベクの外国人登録は形骸的な存在との話だった。なので、一応、ホテルハドゥラから発行された本物のレギを真似てパソコンで偽造しておいたのだ。その偽造したレギを警察に見せた。
 ところが、これが凶と出た。
 形骸的のはずが、ちゃんとチェックし始めたのだ。書類自体はどうやら偽者とばれていないというか、レシート並みなのでばれる筈もないのだが、ホテルハドゥラに電話確認をしはじめたのだ。
 当然、ばれた!
<中略> 
 しかし結局のところ、警察からは「君らのフライトは禁止だ。荷物も飛行機から降ろす」と、空港ロビーで待たされる事になった。警察官たちは僕らのパスポートを没収し、どこかへ行ってしまったのだ。
 空港ロビーで待つ事3時間。どの警察官に聞いても話の進展が見えない。飛行機はとっくに飛び去ってしまった。
 たまりかねて、日本大使館に連絡をとってみることにした。

 1時間後、日本大使館のNさんが来てくれた。もうぼくらは平謝りするしかない。いくら仕事とは言え・・・。
 Nさんがウズベク側と話し合いに入ってくれたが、どうもやばい雰囲気だった。
 Nさん「いま、入国管理局のボスが空港に向かってます。彼を交えて話し合いになりますが・・・ウズベク側としては書類を偽造したことを非常に重く捉えてまして。公文書偽造という点で話を進めています・・・」
 ぼくはさらに平謝り。
 Nさんはまたウズベク側と話し合いでどこかへ行ってしまった。ま、まずい・・・。

 しばらくすると、警官がやってきて「ついてきなさい」と、別の場所に案内される。どうやら、話が進展したのだろう・・・ただならぬ雰囲気の中、警官についてゆく。
 入菅のボスが僕らの処遇を決めている部屋の前に連れてこられた。
 部屋は扉が若干開いており、一番奥に入菅のボスらしき人物が座りコの字型に何人かの人物が座っている。その中にNさんもいた。Nさんは何やら携帯でしゃべっている・・・その話し声は日本語で相手はどうやら日本大使館のようだ。
 Nさん「ええ、裁判になりそうなんですよ。身柄拘束したいと・・・」と、話の途中で、部屋の扉はぴしゃりと閉められた。
 ぬぉぉぉ~、裁判!?身柄拘束!?まずい、これは非常にまずい・・・刑務所じゃないか!
 <中略>

 もうこうなったら土下座しかない。ボスが話している電話を切って、ちょっと間が空いた瞬間。ぼくは日本語で「申し訳ない!すみませんでした!」と土下座した。するとボスは苦い顔をして「いや、だめだ。止めてくれ。日本スタイルは苦手なんだ」と、Nさんにも止めさせるように話をする。
 <中略>
 Nさんとボス、ボスがたまに電話で誰かと話をしている。そんな時間が1時間くらい経過した。
 ボスはNさんに「処遇を決めました」というような事を言っている。「処遇は罰金10万」。Nさんは驚いて「え!罰金10万!?」。この驚きの意味は後からわかったのだが、当初、身柄拘束+裁判となっていたのがそこまで落ちたのはすごいということだった。
 僕らは思わず泣いた。
 嫁さんはどういう意味で泣いたのかはわからないが、ぼくはなんだかいろんな感情が出てきて泣いた。安堵もあり、悔しさもあり・・・。

---------------------------<引用終了>--------------------------------------

以上の通り大変なことになるので要注意


ウズベクの紙幣

2011年04月14日 02時37分02秒 | 日記・エッセイ・コラム

ウズベクの紙幣は低額になるほどよれよれで汚い。よって、100スムや200スム紙幣は出来るだけ受け取りたくないし、使いたくもない。

因みに、1000スムは2001年印刷、500スムは1999年印刷、200スムは1997年印刷と低額になるほど古い紙幣となる。

幸い、公共交通料金は500スムなので、通常使うのは比較的きれいな1000スムと500スムだけだった。

ところが

公共料金の値上げ(41日より)

1)タシケント市内の都市バス,路面電車,地下鉄及び郊外行きバスの料金が20%値上げされ,乗車1回あたり600スムとなった。

600スムを払うには200スム×3か500スム+100スムとなる。どう工夫しても200スムや100スムが必要になる。メトロなら3000スムで5回分を一度に買えばいい。しかし、バスはまとめ買いは出来ない。

これでまた200スムや100スムと付き合わなければならなくなった


被災地と食事について

2011年04月13日 01時51分31秒 | 日記・エッセイ・コラム
先日、家族がウズベクに来る時に持ってきてほしいものを聞かれたのでインスタントラーメンやレトルト食品を頼んだ。どうせまともに料理などしないのだから、簡単に食べられる食品が助かる。
そこで妻は、ウズに来る直前に近くのスーパーに行った。名古屋とはいえ、震災の後なので品不足気味だった。そんな中、妻はラーメンやインスタントスープ、レトルト類をせっせと買い物かごに詰め込んだ。しかし、気がつくと周りに冷たい視線を感じた。
その頃ニュースでは震災の影響で買いだめや買い占めによる品不足の問題が盛んに報道されていた。そんな中、インスタント食品ばかり買いあさる妻を見て、周りの人は買い占めをしている愚かな主婦と思ったのだろう。
妻には申し訳ないことをしたが、日本食は無事に届いた。でも、良く考えると、こんなものばかり食べている自分は1年以上も避難生活している様なものだ
地震発生から約1カ月経ち、避難所生活が長期化する被災者たちを元気づけようと、さまざまな団体が炊き出しを行っている。最近では温かい食事を提供するだけでなく、何が食べたいのか事前に要望を聞いてから料理を提供したり、各国のボランティアが自国の料理を振る舞うケースもあるようだ。
そんな中、韓国ではある避難所の様子がテレビで報じられ、その時に提供されていた食事がエビやたまごが乗る「ちらし寿司」だったことから、韓国のインターネット上では驚きの声が集まった。
「寿司だ!!」
「やっぱり日本はお弁当の国。中身もすごい」
「私の学校の給食よりもはるかに良いと思う」
「私のお昼ご飯よりもずっと良い」
「私の夕ご飯よりもおいしそう」
「金持ちの国の威厳が現れていますね。あれが普段の食事ではなく、避難所での食事とは!!」
Bento
韓国の記事はかなり皮肉っているが、気にすることは無い。
私みたいに食べられるのに面倒なので食べないの、食べたいのに食べられないのとでは大違いだ。
避難生活をしている人達には毎日でも美味しいものを食べて欲しい。エビでもステーキでも遠慮なく食べて欲しい。お酒も飲んでほしい。
そして、少しでも早く日常を取り戻してほしい