去年の今頃も仕事でインドにいた。インド人のパートナーと一緒に仕事をしていたので、食事は毎日カレーだった。インド人は毎日カレーしか食べないのに頭がいい。多分、子供のころから『何食べよーかナー?』と考える必要が無いので、その分空いた時間を勉強に費やしてきたのだと思う。
週末を利用してガンジス川の沐浴で有名な聖地ベナレス(ヴァラナシ)に行った。
ガンジス河(インドの原地名では「ガンガー」)で沐浴をすれば、今までの罪が全て洗い流されると言われている為、インド全土からたくさんの巡礼者がこの地へやってくる。また、ヒンドゥー教徒はここで死に、遺灰がガンジス河に流されれば、輪廻からの解脱を得られると信じており、ここベナレスは、ヒンドゥー教徒にとって至高の死に場所として考えられているそうだ。
当初は記念にガンジス河を泳いで渡ろうと考えていたが、直前にpodcastで聴いた、たかのてるこさんのガンジス河でバタフライの話でやめにした。
『猛烈なバタフライで泳いでいたら、叩いたものはガンジス河に浮かんだ死体でした』
ヒンドゥー教は火葬するが、寿命を全う出来なかった子供や、犯罪者、薪を買う事の出来ない人は、火葬されずに重りを付けて流されるそうだ。ガンジス川は、三途の川
この牛は全て野良牛だ
いろいろな乗り物や生き物が走っていたり歩いていたりする
聖なる川で子供たちが普通に水浴びしている
早朝のガンガーではインド全土からの巡礼者が沐浴や洗濯?をしている