京のにちじょうさはん ごこう

京都在住19年目の浜っ子の日記。其の弐。

ブログをお引っ越しします

2008年03月03日 | 京のつれづれ
いつも「京のにちじょうさはん ごこう」をご覧いただきまして、ありがとうございます。
本日3月3日をもって、「京のにちじょうさはん あさひへお引っ越しいたします。
お手数ですが、アドレスのブックマークのご変更をお願いいたしますとともに、
今後は京のにちじょうさはん あさひをよろしくおねがいします。

素通りが

2008年02月29日 | いとしのものたち

やっぱり、素通りができませんでした
京都高島屋の6階に入っている横浜元町の近沢レース
見ているだけでしあわせなピンクの布バッグです

間に間に

2008年02月27日 | 京のひとやすみ
きょうも雪混じりの雨が降ります。(朝は雪化粧でした。さぶーい。)
皆様、お風邪などお召しになってはいませんでしょうか。
わたくしは、胃を痛めたせいで、1・5キロ減ってしまいました。
それだけならば、うれしいのですが、
一緒に体力と気力もなくなってしまいました。
(まあ、いちおう「やせ」なので・・・1キロでも減るとキビシイです)

だから、さっぱり進まない某古文書の翻刻
(ふだんは、気合いで読んでるもので・・・(爆)







その間に間に、「ブランド」に関する新書を読み漁り中です。
あ、これもレッキとした研究の一環で・・・。
「ブランド」とは何ぞや、ということを考えてますの。
「ブランドは、そのはじまりに神話を持つ」というのは、なるほどと思いました。
やはり、インペリアル(あるいはロイヤル)ブランドから発生するのですね。

ここをご覧の皆様も、国内外問わず何かお好きなブランドはございますか?
え?間人(たいざ)ガニ? 伏見のお酒?(爆)






さらにその間に間には、当然「お茶タイム」も。
きょうは、武者小路小川のうめばちさんの左「初音」(梅に鶯ホーホケキョですね)に、
右「菜の花きんとん」(持ち帰り途中に潰してしまった(汗)です。
あんこは2個までならなんとか・・・と思ったのですが、
やっぱりちょっと胃がもたれがして、「一個にしておけば」と後悔しました

あ、検査結果は、とりあえず、ピロリ菌ちゃんはいませんでした。
単なるストレスだったようで。
それにしては、あわれな姿になってましたねえ、わたくしの胃。
怖いですね、ストレスって。
みなさまも、どうかお気をつけあそばせ~。

椿をめでる

2008年02月24日 | 京のつれづれ




新町通六角下ル。
中世から、ここの新町通をはさむ両側町は六角町と申しまして、
近江の粟津供御人による魚棚があった場所でもございます。

こちらのご町内にある立派な表構えの町家は無名舎・吉田家です。
祇園祭の宵山の際に甲冑を飾ることで有名な松坂屋さんの向かいにあって、こちらもみごとな屏風等を飾られる町家としてつとに知られています。

朝から雪の降る(上京は積もってました)生憎のお天気ではございましたが、
こちらでNPO和菓子の会さんとNPOうつくしい京都さんの共催で行われた「和菓子の会」に参加させていただきました。
今回も、ブログお仲間のしぇるさま、あんのちゃんがご参加されていました。

きょうのテーマは「椿」です。
まず、無名舎のご当主・吉田孝次郎さんのユーモアたっぷりのお話を賜りました。
そして和菓子の会主宰の中川さまの和菓子の説明と続きます。







今回の御製は、千本玉寿軒さんです。
なんと6種の椿のお菓子をつくってくださり、
そのうちの5種のいずれかをいただけるという趣向でした。
わたくしは、紅白のきんとんに。
これは、雪の間から顔を出す赤い椿の花弁の様子をあらわしたものです。
白いきんとんがしっとりしていて絶品ですよ。
何でも、この白いきんとんのしっとり感を出すことと、日ごろ余り京菓子には使われない赤い色を出すためにご苦労されたとか。
そのほかの和菓子もいちどいただいてみたいと思わせる素敵なものばかりでした。

途中、また雪が少し激しく降り出しました。
普段マンションぐらしのわたくしにとって、坪庭に咲く白いわびすけに降り行く雪を眺めるのは楽しいことでございました。
でも、やっぱりちょっと寒いですね

東より西より

2008年02月21日 | 京のつれづれ


武蔵国より、まろうど来たりて、
西陣は千両が辻の「やよい」にて、うんどんを食す。
ぽんさまも、ご同席にて。

そう、きょうは、以前お世話になった東京の編集者さんがいらしたので、
同じく原稿をお書きになったことのあるぽんさまと、お昼をご一緒することになったのです。(お忙しいなか、ありがとうございました)
しかし何分私の胃がただならぬ状態であったため、おうどん屋さんで、ということになりました。(すみません)
こちらは、カレーものが美味しいことで知られているそうです。
(いつも、前を通りながら、入ったことがございませんでした)
わたくしは、たぬき(きざみきつねあんかけうどん)にいたしておきました。
おうどん、おいしいです。

おうどん完食のあとは、近くの町家のカフェ「卯晴」さんのカウンター席で、紅茶を飲みながらガールズトーク
ここは、時間の流れが違いますね。
お二方との楽しい時間をありがとうございました。





ぽんさまからは京おかき三種、編集者さんからは銀座ウエストのリーフパイを頂戴しました。
どちらも品よいお品で、いただくのが楽しみです。







家に帰ると、広島のTomoさまからの宅配便が届いておりました。
蓋を開けてびっくり。
実にたくさんの日本各地のめずらしい「お茶」がたくさん詰まっておりました。
阿波番茶に碁石茶。バタバタ茶は久しぶりです。
カワラケツメイは、以前ここで取り上げたことがございますが、実際にお目にかかるのははじめてです。
四国のお水もつけていただきました。
私には、これらのお茶が、宝石よりも輝いたものにみえました。







Tomoさまには、先日も広島のお水とご自分が関わられた釜炒茶を送っていただいたばかりです。
それがまた「かくあらまほしけれ」と思うように、丁寧な内容表示をされていました。
これだけの情報があれば、どんなお茶か分かりますよね。
裏にも名称・原材料・内容量・賞味期限・保存方法・製造者・販売者を明記してありました。

お茶も、表示のありかたも、お水との関係も、本当に勉強になります。
Tomoさま、ありがとうございます。

観光パスのいかない・・・

2008年02月20日 | 京のおさんぽ



観光社寺ではないので、あくまでひっそりと。
社殿前の紅梅が、一本だけですが、いま盛りです。
とってもいい匂い。






新町通武者小路の霊光殿天満宮。
四月には、ソメイヨシノが、また綺麗に咲いてくださいます。

えすさん、もっと上手に撮ってね。
(ご指名、丸投げ(爆)

宇治茶の郷から きゅうすでお茶を

2008年02月18日 | ミーハーがつくる喫茶文化史


京都府茶業会議所さんのHPが出来たのですね。
こちらで、宇治茶に関するイベント情報が得られますよ~。
トップページは、茶摘娘さんのバックのさみどり色がやさしく可愛くて、密かに気に入ってます。

もう少しあたたかくなったら、宇治に遊びにいこうっと。


画像は、我が家の冷蔵庫にはってある、
マグネット版の「宇治茶の郷から きゅうすでお茶を」です。
たまに、市街地を走っているお茶屋さんの車のボディーに貼ってあるのをみかけますよ。

第3回春の大茶会

2008年02月16日 | ミーハーがつくる喫茶文化史
きょうは、駅前にこれがある場所に参りました。






どこかと申しますと、近鉄寺田駅前です。(うはは。)


きょうは、城陽市にある文化パルク城陽で行われた第3回「春の大茶会」のなかの
「第10回宇治茶健康フォーラム「緑茶と健康」に出演してまいりました。
と、申しましてもタイトルにあるような「緑茶をのむと健康によい」ということではなく、「宇治茶の中世史」を報告させていただきました。
もともと理系の研究助成だったものが、「文系も」と数年前に対象を拡大してくださったおかげで、わたくしも応募の機会ができました。
そして去年、ありがたくも採択されましたの。
きょうはその報告会です。
お歴々のずらーっと並ばれるなかで、
ん?わたくしだけ、なんだか場違い?
でも、暖かくみまもっていただいた、という感じで・・・。

会場でお世話になりましたかたがた、雪が降るほど寒い日にもかかわらず、遠方より会場までお越しくださいましたかたがた、いつもお世話になっている宇治茶の生産者のかたがた、ほんとうにありがとうございました。
なんとか、報告を無事(でしょうか?)終わらせていただきました。







これは「究極のお茶の淹れ方体験」の会場の様子です。
天候が悪い中でも、たくさんのお客さまにお運びいただき、会場はにぎわっておりましたよ。
ずっと「究極のお茶の淹れ方体験」でがんばっていらした日本茶インストラクターのみなさまもに、またぜひお会いしたいです。





さて会場では、先着1000名様に、無料で宇治茶と急須がプレゼントされました。
わたくしが到着した、開始時間の30分前から、すでに長蛇の列でしたよ~。






そして、これがその宇治茶と急須です。(いただけました)
ほんとうに、みなさんに育てていただいているんだなあ、と感じたきょう一日でした。


フォーラムのことは「その他」になっているけど京都新聞の記事→
ところで、あからさまにいえなかった「隠しテーマ」に、気がついていただけましたでしょうか?(笑)

当日ご質問にあったことで補足です。「抹茶」の語は、現在の「抹茶」のかたちになったのはいつかということでお話させていただくために使用したもので、それ以前の中世でも「抹茶」の語は存在します。(『大徳寺文書』や『蔭涼軒日録』など)ただし、それは露地茶園の茶葉を使用したものと考えられます。

きょうのさんぽみち

2008年02月14日 | 京のつれづれ
このところお天気がよければ、御所の中立売御門から、出水口もしくは椹木口までをお散歩します。
まだまだ寒いですが、陽射しはすっかり春ですね。

きょうも雪大文字でしたが、昼頃には、御所西あたりでは、すっかりとけておりましたし。







御所越しの比叡山。御山も寒そうですね。








歩いていると、気持ちがやさしくなれる梅林は、ただいまちらほら咲きです。

この一か月半、体調を崩しまして、ご心配をおかけしました。
まだ薬を服用してますし、食事も制限されてますが、随分とよくなってまいりました。
(た、食べたい物がいただけないのは、想像以上の苦しみでしたわ)
これからは、もっと自分を、そして自分の胃を大切にしなあかんなあと反省しました。

そうそう、とっても久しぶりにケーキを半分だけいただきました。
ポワンプールポワンの季節のベリーのショートケーキです。
ふわっふわのスポンジにいまさらながらに感動しました。
もちろん、フレッシュなフルーツとクリームのかろやかさにもね。
だってきょうはバレンタインデー、って関係ございませんね
はやく、ケーキ一個がいただけるようになりたいです。

町家であそぼ!「お茶いっぱいどうどっしゃろ?」のお誘い

2008年02月11日 | 催し物情報

きょうは、弥生三月、町家でお昼をいただいて、お茶にまつわるお話を聞いたあと、日本茶インストラクターで和束茶普及大使の松石三重子さんにお茶の淹れ方を教えていただくという、魅力的なイベントのお誘いです。


NPO法人京町家 風の会
町家であそぼ!「お茶いっぱいどうどっしゃろ?
-町家とお茶をたのしむワークショップ 昼食付-」

日時 2008年3月9日(日) 午前11:45~3:00頃(受付は11:30~)
内容 11:30~  受付 
   11:45~  ランチタイム 
   12:45~  ウェルカムティ
   13:00~1)お茶をのむという歴史について…もちや
       2)洛中商家におけるお茶…井上氏(事務局長)
       3)お茶の淹れ方ワークショップ…松石三重子氏

場所 「楽膳 柿沼」 
   京都市左京区丸太町通り川端東入り東丸太町46-3(京大熊野寮前)
   アクセス:市バス「熊野神社前」バス停徒歩すぐ・京阪丸太町駅徒歩3分
   HP と 店主のブログ あります。

会費 (税・昼食込):会員 3800円 / 非会員 4300円
定員 20名

申込み:風の会サイトにて
    もしくはFAX.075-841-8089まで。(詳細はブログ参照)


ということで、わたくしもちょこっと出演いたしますね。
今回は「京都でいつお茶が『日常茶飯事』になったのか…」をお話させていただきます。

先日柿沼さんにお邪魔させていただきましたが、風情のある素敵な町家でした。
屋内のディテールが凝っていて、みているだけで楽しいです。
お弁当も楽しみです。
そして、松石さんは、各地でひっぱりだこの日本茶インストラクターさんで、和束茶の普及に人生かけてらっしゃいます。(熱いです)
今回は、美味しい玉露を味わっていただきます。これも、楽しみです。

みなさまも、素敵な町家で、美味しい点心と美味しいお茶を味わいながら、春の一日を楽しんでみませんか。
ぜひ、柿沼さんで、お会いしましょう。