きょうは、駅前にこれがある場所に参りました。
どこかと申しますと、近鉄寺田駅前です。(うはは。)
きょうは、城陽市にある文化パルク城陽で行われた第3回「春の大茶会」のなかの
「第10回宇治茶健康フォーラム「緑茶と健康」に出演してまいりました。
と、申しましてもタイトルにあるような「緑茶をのむと健康によい」ということではなく、「宇治茶の中世史」を報告させていただきました。
もともと理系の研究助成だったものが、「文系も」と数年前に対象を拡大してくださったおかげで、わたくしも応募の機会ができました。
そして去年、ありがたくも採択されましたの。
きょうはその報告会です。
お歴々のずらーっと並ばれるなかで、
ん?わたくしだけ、なんだか場違い?
でも、暖かくみまもっていただいた、という感じで・・・。
会場でお世話になりましたかたがた、雪が降るほど寒い日にもかかわらず、遠方より会場までお越しくださいましたかたがた、いつもお世話になっている宇治茶の生産者のかたがた、ほんとうにありがとうございました。
なんとか、報告を無事(でしょうか?)終わらせていただきました。
これは「究極のお茶の淹れ方体験」の会場の様子です。
天候が悪い中でも、たくさんのお客さまにお運びいただき、会場はにぎわっておりましたよ。
ずっと「究極のお茶の淹れ方体験」でがんばっていらした日本茶インストラクターのみなさまもに、またぜひお会いしたいです。
さて会場では、先着1000名様に、無料で宇治茶と急須がプレゼントされました。
わたくしが到着した、開始時間の30分前から、すでに長蛇の列でしたよ~。
そして、これがその宇治茶と急須です。(いただけました)
ほんとうに、みなさんに育てていただいているんだなあ、と感じたきょう一日でした。
フォーラムのことは「その他」になっているけど
京都新聞の記事→
ところで、あからさまにいえなかった「隠しテーマ」に、気がついていただけましたでしょうか?(笑)
当日ご質問にあったことで補足です。「抹茶」の語は、現在の「抹茶」のかたちになったのはいつかということでお話させていただくために使用したもので、それ以前の中世でも「抹茶」の語は存在します。(『大徳寺文書』や『蔭涼軒日録』など)ただし、それは露地茶園の茶葉を使用したものと考えられます。