いちみや医院・院長日記

某耳鼻科医の日記(?)です。医学的なことはあまり書いていなくて、ごめんなさい。

部分日食

2009年07月22日 | Weblog
 昨夜も結構雨が降っていたし期待していなかったのだけど、日食の予定時刻が近づくにつれて、雲の切れ間から欠けた太陽が顔を出してくれた。日頃のおこないが良いからか、訪れる患者様も少なかったので、スタッフと交代で何度も部分日食を拝むことが出来た。
 前回部分日食を見たのは中学か高校の時だった。学校の屋上で天文学部の連中が太陽の光を望遠鏡で拡大していたのを見せてもらった。しかし、どこが欠けてるの?位のわずかな部分日食で、感動した記憶がない。今回の三日月の様な太陽を見ると、自然の神秘を感じた、とでも言おうか、本当にすばらしかった。
 この感動をビデオに記録しようとしたが、色下敷きをフィルターにしてみても明るすぎて太陽がよく映らない。下敷きを何枚か重ねて、ぼやけた姿をとらえるのがやっとだった。前院長の父は写真が趣味で、フィルターとかいろいろ持っていたと思う。父が生きていてくれたらなあ、と今日久々に思った。
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Luka (by Suzanne Vega)

2009年07月20日 | Weblog
 院長室の本棚の片づけをしていたら、NHKラジオ英語会話のテキストが1冊出てきた。なんでこれだけ取っておいたのだろう?と思い、見てみたら、土曜日の歌の紹介のコーナーでSuzanne VegaのLukaが取り上げられていた。
 これは1989年の放送で、Lukaが米国でヒットしたのは1987年。英会話番組で紹介される歌は昔のもののことが多いのに、なんでこんな最近のヒット曲が?と私は当時思った。Lukaの歌詞を見ても、最初は何のことを歌っているかピンとこなかった。しかし、「児童虐待(child abuse)」というキーワードで、その重くて深い歌詞の意味に気付き、かなりのショックを受けた。そして、NHKの英会話番組でこのような内容を果敢にも取り上げる、大杉正明先生に敬服してしまったのだった。
 2001年の7月だったか、実は私は一度だけ大杉先生とお食事をしたことがある。帰りのタクシーの中で、先生にもこのことを熱く語ったのだが、先生は、child abuseは、当時はあまり日本では認識されていなかったからなあ、とかおっしゃっていたと思う。
 歌詞の内容は、あまりに重くて深くてここでは語れない。皆様もどうか、歌詞をよく噛みしめながら、Lukaを聞いて欲しい。
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綾部みそ

2009年07月19日 | Weblog
 最近、三川食堂の味噌汁に綾部みそが使われるようになった。
 実は、僕は味噌汁が嫌いなのだが、綾部みそで作った味噌汁だけは例外。僕にとっては「味噌汁」と「綾部みそで作った味噌汁」とは全く別の料理なのです。杵築の人は皆知っていることですが、綾部みその味はそれほどまでに格別なものなのです。
 小学校のころ、図画の時間に酢屋の坂に行って、よくスケッチをしていたが、時々、焼きリンゴでもない、暖めた牛乳でもない、なんともいえない匂いがあの辺りに立ち込めていたことがあった。多分あれは綾部みそを作っている匂いだったのだろう。
 今度、酢屋の坂にあの匂いを嗅ぎに行こう。決していい匂いとは言えないが、思い出すだけで懐かしくなる。
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