今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

囲碁とボケ防止の因果関係は?

2015年02月02日 | 囲碁

 長い間、黒白の石を握ることなかった久々の囲碁会。対戦不足を補うために、前週のヒマを見つけてP/Cソフトを相手に付け刃。さて、当日の土曜の昼、いまさら定石書を見たところで、対戦相手は、その通り打っててはくれない。アキバからの総武線、iPadで最強ナンプレで頭の体操しながら県庁前の「菜の花プラザ」に集合。多少の役に立ったのか、スイス方式での16人勝ち抜き戦で、結果はフロック続きの四戦全勝で優勝。気分も良く、プラザの二階「」で成田の地酒の「仁勇」の燗酒で大いに盛り上がる。

 さて、今月末には業界団体の囲碁大会に参加予定だが、前々回の優勝でクラスがアップしている。今回は業界最強メンバーとの対戦もありそうだ。昨年五月からの新しい会社での出場、惨めな結果だけは避けなければならないとのプレッシャーはあるが、1勝できればまあまあとの気楽な気持ちで望むほかないだろう。

それよりも、囲碁をやることで、アルコール原因のボケを防止してくれることを期待して、とにかく頑張って出場しようか。

 


錦糸町の立ち飲み「酌」

2014年06月29日 | 囲碁

千葉での久しぶりの囲碁会で2勝2敗。遠ざかっている割には「まあまあ」のところか。恒例のアフターは、本千葉のモノレール県庁横の「総」。 久しぶりの囲碁仲間との話しも弾み、飲み放題の日本酒も相当量飲んでしまったか。8時もまわりオフ会もお開きになり、「やっぺい」にも寄らずに本千葉駅から大人しく電車の人となる。

久里浜行きの快速電車で市川を越えたあたりで、社の同僚からのお誘いの電話。新橋で夫婦で飲んでいるとのこと。それではと、彼らの千葉への帰り道の錦糸町で待ち合わせ。楽天地映画館の切符売り場前で落ち合い、京葉道路を渡りすぐの立ち飲み「酌(くう)」へ。狭い店内にメニューが処狭しと書いてある。それも値段は90円チケットの枚数表示。串ものが一枚(90円)、オジンの注文したホッピーセットが4枚、同僚の奥さんはハイボール濃い目(ダブル)で6枚。折りたたみ椅子に座りたければ1枚(90円)腰が痛い年寄りには1枚でも有難い。

小一時間ほど店で飲んでいる間、若い三人組の先客や店長と会話が盛り上がる。いい雰囲気の立ち飲みスペースだ。おかげで、翌朝に予定している屋上の高置水槽の清掃のことを、すっかり忘れてしまった。


滅法強い囲碁softの登場?

2011年12月17日 | 囲碁

 元職場の囲碁クラブの忘年会。会社が引けてから千葉まで参加する予定だった。急遽、千葉に仕事が発生して仕事も早く終わったこともあり幹事さんに出席確認のTELをする。ところが、こちらから連絡がないので不参加扱いとのこと、謝り改めて追加参加の申し込み。

 元職場の現役連中に配慮した6時30分開催まで相当に時間がある。いまだ五時前、仕事帰りの途上、千葉市キボールの傍を通りすぎる時、昔馴染みの居酒屋「福酔」の明かりを確認。即、降車!! 暖簾が掛かっていない店のドアを開けるとママさんと娘さんが準備中。短い時間だが燗酒で時間調整。

 忘年会の開催場所「」は、元職場に近く、幹部さんや趣味人など御用達の店だ。飲みながら囲碁三昧ができる店としても広く使われている。碁盤も十分な数が容易してある。すき焼きがメインで肉のお替り可能て酒は飲み放題とあらば囲碁をやる暇はない。ここのところ皆さんとご無沙汰しているので情報交換に忙しい。

 そんな中、指導碁の話の中で2008年の全日本女流アマ囲碁選手権大会の優勝者の祷(いのり)真理子さんの名前がでた。女子プロ(旧性)陽子の姉さんでもある。とても久しぶりだ。

 以前のブログにも書いたが、彼女が和洋女子大の学生(女子学生3位ぐらいだったか?)の頃に、自宅近くの浅草橋の喫茶店で近所の連中を集めて指導碁を受けていた。

 そんな因縁で、当時現職であったオヤジの巣窟「〇〇囲碁クラブ」の指導碁を何度か依頼。彼女が来ると聞くと、オヤジ達は色めきたち、囲碁会の参加率は大変なものだった。2面、3面打ちでバタバタなぎ倒されていたことを思い出す。囲碁会後の飲ん兵オヤジの懇親会にも最後まで付き合ってくれた上に、二次会まで引きづり回し、迷惑なオヤジ連中だった。しかし、美人な上に気だてのいい子だったと思い出す。現在もアマで活躍しているのかな?

 最近は囲碁する暇がなく、ご沙汰している。当時は、酒仙の碁を目指して、「風に柳の桂馬飛び」、「酔拳のさばき」、「一気飲み込み攻め」と、実力を棚に上げウダをあげていたことを思い出す。

 翌日早い時間での会議も忘れ、忘年会の後にも千葉駅裏の飲み屋でハイボール。少し飲みすぎた感がある。忘年会で囲碁仲間に最近評判の滅法強い「囲碁soft」を紹介された。従来の囲碁softより格段と進歩したとのことである。「数独」も超難解編に到達したことだし少し控えて、滅法強い「囲碁soft」で研鑽することとしよう。


寒風の土曜、市ヶ谷「ニュー浅草」

2008年02月26日 | 囲碁

 土曜日、業界の囲碁大会が市谷の「日本棋院」で開催された。三年ぶりの参加である。毎年々々参加者が減少しているようだ。いつもの業界のお歴々も多いが、顔ぶれの高齢化が目立つ。昨今の職場環境のゆとりの無さで、若い人から囲碁・将棋など伝統文化への関心を失わせているようだ。

 仲間は前の職場のOBが四人、現役一人が参加。16人で1グループ、5組である。スタートは好調、二回戦も順調突破、準決勝でよもやの同士討ち。90%勝っていた試合を逆転負け。まあ、普段打っていなのでこんなもんだろうと思ったが、やはり後を引いて四回戦も負け。

 祝勝会か残念会となるかは予定の行動。4時から開店している市ヶ谷駅から日本テレビ通りを1分のニュー浅草市ヶ谷店」へ直行。4時までには少し早いが、午後からの急激な気温低下と強風。外で待つのは些か寒い。店員さんにお願いして店の中へ。席に座るなり、すかさず生ビールの注文。開店時間まで待てないものかね。

 準優勝(3-1)二人、2-2が二人、1-3が一人、慰労会というとこか。「ニュー浅草」は市谷の中でもどちらかと言うと親父系の居酒屋。100人以上は入るだろう大型店、メニューも豊富だ。鍋物も揃っている。生ビールで乾杯の後、寒い中では湯豆腐(@500)と石狩なべ(@750)がいい。お酒は白波900mlボトル(@2500)のお湯割りがいいと全員一致。熱燗も飲みたかったが前夜までの上野、大井町、千葉の三連ちゃんでは土曜なので少しは抑えなくちゃあとピッチを調整。

 しかし、準優勝の初参戦の戦友は意気軒昂。焼き鳥とあと数品を注文。女子プロ談義(囲碁の)でピッチが早く、一時間強で早くも白波、二本目完飲。いやはや、明日の日曜は絶対の休肝日である。三本目の注文前、そこへ戦友の奥方からの帰るコール。緊急の用事ができたらしい。女神の助けかおのずと解散となる。クーポン券が無いにもかかわらず、一人2800円とは大衆酒場である。

ニュー浅草 市ヶ谷店」 

電話 03-3264-3578 定休日 日・祝  16:00-23:30

 


ヒカルの碁と囲碁教育

2006年03月21日 | 囲碁

 最近の凶暴な事件が多くなっている。子供や若者が、いとも簡単に人を殺傷する。原因のすべてではないが、野放しのコンピュータゲームと教育にその責の多くはある。

 一人部屋に籠もり行うコンピューターを使ったシュミレーションゲーム、自分が負けるとたやすくリセットする。非人格を相手にするわけだから勝っても負けてもお互いに感情を共有することはない。最近のゲームはますます凶暴になっている。毎日、部屋に籠もり一人でデイスプレイに向かい殺し合いの疑似体験をしている。ゲームで遊ぶ効果である人との会話やつきあい方、喧嘩の仕方など知らない世代が育っている。

 その点、人と人とが実際に対面して行う囲碁や将棋などのゲームは、最初の挨拶から始まり、終わった後の礼儀と勝負の決着後の潔(いさぎよ)さが前提である。どんな格が違っていても礼は欠かさない。また、勝った時の喜びの反面、負けた時の痛みを感じることができる。相手も同じだと悟ることができる。だからこそ感情が育つのだ。

 今の日本の教育に、古来日本で発展してきた伝統文化でもある囲碁や将棋を取り入れることが必要である。お隣韓国では日本の公文式教室以上に囲碁教室が盛んであると聞いている。数学力と総合的推察能力を高めることができるとの事らしい。そのとおりだ。

 日本の若者が、将来的に経済のみならず人間性にも差を付けられないためにも、「ヒカルの碁」などで、子供たちが碁の存在に目を向けたのだから、この機会に教育プログラムの中に取り入れるチャンスであると思う。

 アキバの店頭でテレビゲームに興じる若者を、いつも見て嘆いている「お神」の呟きである。


本千葉駅前のホルモン

2005年09月09日 | 囲碁

 昨日は千葉の囲碁会の帰り、県庁前の菜の花プラザ2階の「総」で一杯。最近は経営者が変わったせいか、つまみの種類が減った。冷奴も数がぎりぎりの状態である。千葉名産のこま漬けがあるのがせめての救いである。

 「総」から本千葉駅前のホルモン「八平(やっぺい)」へはしご。改札出て左へ出るとすぐに赤提灯、わかりやすい。ホッピーにホルモン、豚バラといつもの定番メニュー。相変わらずマスターはいつものラフな出で立ち笑顔で応対する。ブルーノートのジャケットが飾ってありバック音楽はジャズ中心。しかしながら、昔ながらの七輪を焼けこげたデコラの机に無造作にどかんと置く。もちろん冷房換気設備はない開けっ放し。茶色になった古いポスター。異和感が素晴らしい。

 この店、冬の寒さには締め切った室の煙、夏の暑さには七輪の熱と忍耐で飲むホッピーはひと味違う。味噌ダレで食べるホルモンの味、量とも格別である。それぞれ大ジョッキ「中」2杯(焼酎だけのことを「中」という。)お代わりして、3人で3400円、実にうれしい勘定である。これだから「八平」はたまらない。

 遅くにアキバへ着くが、いつもの「しずか」は閉まっていた、まっつぐ帰る。