えーお待たせです
早速 先回の課題からです
課題は
アコギのヘッド側に斜めに構える場合 どの程度の角度で構えるのが良いでしょうか？
少し 抽象的な曖昧な質問になりますが 人によって その角度はまちまちです
私はスリーフィンガー奏法が弾きやすい と言う基準で考えるのが良いかと思います
この条件をKeyに一度 お考え下さい。
答えです
スリーフィンガ奏法が、アコギを演奏する人の第二の挫折の関門ってよく言われます
第一は もちろんセ―ハです つまりFコード等ですね
スリーフィンガーは親指・人差し指・中指の3本で弾きます
そしてアルペジオは通常3弦を人差し指で弾いていますがスリーフィンガー奏法は
それとは違い、3弦は親指で弾きます ここが大きな特徴です
ですから 時々教室で 見学者の方が
【私は スリーフィンガーが弾けます】・・・と自慢げに言った後
3弦を人差し指で弾いているのを見ると
【ああ 又この人も勘違いしてる！】と思います
スリーフィンガーの基本的なリズムは タン タカ タカ タン つまり
4文音符 一つ（タン）八分音符2つ（タカ）8文音符2つ（タカ）4文音符一つ（タン）
で赤の部分の音符は弦で アルペジオでは人差し指ですが そうではなく親指で弾きます
そうすると親指の上下の動きがリズミカルに大きくなります
よって早く弾くと親指が回転しているように見えるわけです
だから親指の回転がしやすいように、人差し指の前に親指が出ている必要があります
何故なら 人差し指の位置まで親指が下に下がって弾くので
人差し指が親指の下辺りにあると
親指のスムーズな動きを止めてしまいます
話が長くなりました
アコギのヘッド側に右手を斜めに構える場合
親指の上下の回転運動を邪魔しない角度が理想です
親指より人差し指がヘッド側に来るのは
右手をヘッド側に、傾けすぎです
かといって クラシック・ギターのように直角のようには
アコギは構え方からして、難しくできません
中々文章では説明がしにくいので 私の動画で恐縮ですが
親指の回転の感じと右手の傾け方が分かる スリー・フィンガー奏法の曲を
載せておきますので興味のある方はご覧ください
石川社中 アコギ・ソロ１ Milky Road (Original)Finger Style Guitar
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