へそ曲がりの真っ直ぐ日記

反日の韓国と中国、国内の反日マスコミを斬る

中国人作家は言う。虚偽まで用いて日本を恨む気持ちを煽ることは「不誠実で理性を喪失している」

2015年07月12日 | 報道・ニュース
まともな人、慧眼の士はどにでもいるのである。こんな作家の、こんな発言を知った。
<虚偽の情報で「日本嫌い」を煽る中国人は不誠実で非理性的・・・中国人気作家の批判に反響>
http://news.searchina.net/id/1579207?page=1

 ■人気作家の馮学栄さんが5月下旬に中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、日本人を頭ごなしに拒絶したり、虚偽の情報を用いて「日本嫌い」を煽ったりする動きを厳しく非難したことで、中国では6月下旬になっても議論や新たな表明が続いている。

 馮さんが発表した文章は「仇日は病気。薬では治らない」。教育やテレビ、映画などさまざまな手段で日本に対する「恨みを生み育てている」ことで、個々の日本人を正しく評価する努力を放棄する人が多いと指摘。「仇日病」は「膏肓(こうこう)に入った」と表現した。

 馮さんはさらに、さまざまなデマが溢れていると主張。例えば、「(旧日本軍の)731部隊が中国人を殺して解剖している写真」などとして出回っている写真は、1928年に発生した済南事件で虐殺された日本人を検死した際の写真と指摘した。


 馮さんが「中国人の遺体とみなすのはおかしい」と感じたのは、衣服をはがされた女性の遺体が「日本人の和服にはつきものの足袋を履いていた」ことだったという。

 馮さんは、一連の写真が国会図書館など日本の複数の機関が所蔵していることもつきとめた。それでも「日本による中国人虐殺の証拠」と言い張る人がいると批判。馮さんは同文章に遺体の写真を複数枚添えて、実際には中国人がありとあらゆる方法で日本人を虐殺したことを示す資料と指摘した。

 馮さんは、虚偽まで用いて日本を恨む気持ちを煽ることを「不誠実であり、理性を喪失している」と非難した。・・・・・・・・・・■

中国本土の作家か?と当局の弾圧を心配したが、香港の作家らしい。どんな作家なのか作品も知らないが、優れた洞察力の持ち主であるらしい。

ネットで調べていたら、馮さんはこんなことも言っていた。
<<ボイス>中国に「古来よりの領土」はない!すべては武力で獲得したもの―中国作家>
http://www.recordchina.co.jp/a92593.html

■2014年8月13日、中国は日本のみならず、東南アジアなどの周辺国とも領土問題を抱えており、緊張状態が続いている。中国の領土について、作家の馮学栄(フォン・シュエ口ン)氏は意見を発表した。

馮氏は、「中国の憤青(※反日思想が顕著な若者)は『○○は古来より中国の領土』と口癖のように発しているが、古来より中国の領土だった土地など1つもない。中国人の領土は全て武力により獲得してきたものだ。古代、中国と隣国の境界線はあいまいだったが、その後武力により境界がはっきりした。今の中国の土地では、かつて『南越国』『大理国』『渤海国』などが存在したが、武力により消滅したのだ」と発言した。■

これもその通りであろう。「偉大なる中華民族の復興」を掲げる中国は今も領土拡大の野望を捨ててはいないのである。

まともな人士は中国本土にもいる。読売の記事だ。
<「中国の寛容が不可欠」日中の和解に…馬氏論文>
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150708-OYT1T50035.html

■2002年に論文「対日関係の新思考」を発表し、日中両国で大反響を巻き起こした中国共産党機関紙・人民日報の元論説委員、馬立誠マーリーチョン氏(68)が、7日、13年ぶりに続編を中国のウェブサイト「共識網」に公表した。

 続編の表題は、「中日和解は第2次大戦後70年の最良の記念である――対日新思考を再び論ず」。戦後70年に際し、日中の和解には、中国の寛容さが不可欠と強調している。歴史認識問題で、一方的に日本を断罪してきた中国自身に変化を促す異例の内容だ。

 馬氏は、「寛容」に関して、ドイツ―フランスの和解例などを踏まえ、「中日の和解なくして、東アジアの安寧はない。カギは、憎み続けない、ということだ」と指摘。被害国側の態度が、決定的に重要との認識を示した。

 反日宣伝と対極にある主張であり、中国国内で論議を呼ぶ可能性がある。

 馬氏は、代表的な体制内改革派として知られ、中国世論や政権幹部層に強い影響力を持っている。■

地位と実績のある人なので、ここまでの発言ができるのであろう。だが、中国共産党の「反日」は「外に敵をつくり、国民を統合する」という政策上の必要性から生まれたものであり、提言が受け入れられることはないだろう。

「対日新思考」について、wikiを見ると・・・・・
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E6%97%A5%E6%96%B0%E6%80%9D%E8%80%83

このような情勢の中、2002年12月に人民日報の論説員(当時)であった馬立誠が、政策論議で知られる中国のオピニオン誌『戦略と管理』(2002年6号)の中で、「対日関係の新思考-中日民間の憂い」という論文を発表した。その内容は、“日本の戦争謝罪は十分であり、また、日本が再び軍国主義になる心配は無い。これからは経済・市場において日本と争うべき”という趣旨のもので、中国国内におけるナショナリズムや狭隘な反日感情を非難した。この論文は中国国民から猛烈な批判を浴び「売国奴」とまでされたものの、中国のマスコミは馬立誠の意見を擁護し、また日本でも、それまでは考えられなかった新しい思想の1つとして学者たちを驚かせ、各種新聞や『文藝春秋』『中央公論』などの月刊誌で紹介された。

ただし、こうも書かれていた。
この思想は中国国内においてはあくまで一部知識人の多様性の1つに留まっていて同国の世論の主要な潮流とはなってはいない。

正当な意見が通らないのは、反日左翼思想が横行する日本も同じだろう(韓国ではまともな意見は抹殺される)。
むしろ中国の実態はこうなのだ。
<中国、人権派弁護士を一斉拘束 60人前後 批判言論封じの見せしめか?>
http://www.sankei.com/world/news/150711/wor1507110030-n1.html

 ■北京=矢板明夫】中国の公安当局が9日から11日にかけて、北京、河北省、広東省など全国各地で、人権派弁護士やその関係者を30人以上拘束したことが分かった。弁護士仲間やその家族らが明らかにした。未確認情報を含めれば、今回の拘束者は60人前後に達する。中国では当局に批判的な人権派弁護士が逮捕されることはあるが、これだけ大規模な一斉拘束は珍しい。共産党中央で治安を担当する政法委員会に指示された可能性がある。

 関係者によると、北京の著名な女性人権派弁護士、王宇氏は9日未明、自宅から連行された。夫の人権活動家、包竜軍氏も同日、連絡が取れなくなり、拘束された可能性が高い。夫婦は陳情者などの弱者支援を中心に活動しており、治安当局から尾行や盗聴などの嫌がらせを受けていた。

 10日午前11時ごろ、王氏が所属する北京の弁護士事務所が警察の強制捜査を受け、複数の関係者が連行された。ほぼ同じころ、天津や河北省で人権派弁護士が拘束された。広州で拘束された隋牧青氏は、警察から「騒ぎを起こそうとした」と容疑を告げられており、起訴される可能性もある。

 拘束された弁護士のうち、11日夕までに釈放された人もいるが、ほとんどは消息が分からず、拘束の理由と居場所は家族にも伝えられていないという。

 中国当局は最近、政府に批判的な言論への締め付けを強化し、多くの改革派知識人や人権活動家らが逮捕、起訴された。その後の裁判などで、弁護を引き受けた人権派弁護士氏らが司法当局と対決し、メディアやインターネットなどを通じて当局の横暴を批判する例が増えている。

 今回拘束された弁護士の中には、その中心的な人物も複数含まれており、当局が批判封じのために見せしめで行った可能性もある。■

日本の弁護士団体、日弁連は自民党政府の批判に熱中しているが、中国の人権弾圧に対して何か行動を起こしたことはあるのか?私は聞いたことがない。人権は国境を越えた普遍的な問題ではないのか?

産経のサイトには<【チャイナ監視台】陳情者は言った。「悪いことをしなくても地獄に突き落とされる。この国では夜も安心して眠れない」>という記事もアップされていた。http://www.sankei.com/world/news/150712/wor1507120014-n1.html

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2 コメント

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共産党の反日洗脳から解け始める中国人 (敷島やまと)
2015-07-13 11:56:39
改革開放初期の中国人の日本への憧憬や熱烈歓迎ぶりを知る世代には、今の極端な反日には違和感を覚えずにはいられません。

「恨」という感情が行動原理である韓国と違って、中国の反日は結構ご都合主義のように思えます。
一般大衆による共産党への不満をいなす調整弁。便利な道具という側面があるように思います。

習近平は権力闘争の真っただ中にあり、反日の拳を降ろせば政敵の攻撃を招くだけ。
今後ますます反日洗脳に躍起になると見ています。

一方で、今や日本の観光地の多くは大挙して押し寄せる中国人の跋扈が常態となりました。
これを世も末と嘆き眉を顰めるだけでは対中戦略として勿体ないと思うのです。

お金を落としてくれるからという理由だけでちやほやするのは感心しませんが、すべて見下し毛嫌いするのも思考停止だと思います。

動機が買い物だろうと食い物だろうと、自ら進んで訪日を決めた人たちです。
少なくとも蛇蝎のごとく日本を忌み嫌う反日ゴリゴリでないことだけは確かです。
案外日本という国を冷静に客観視できているのでは?

実際来てみたら意外と日本は良い国だな。
空気はきれいで清潔で安全で安心で親切で・・・。

昨年の訪日中国人数は240万人だとか。
帰国後に広める日本のイメージは変わったはずです。

どうも日本の実態は中国共産党の言うこととは違う。
おれたちは共産党の反日宣伝に踊らされているのではないかと疑問を持ってくれたらシメたもの。
元々共産党には内心不満と懐疑がありますから。

いくら熱心に反日教育をやったところで、ネットを通じて日本の好印象が広まれば、効果は薄れてくるはずです。

党主導の反日扇動に彼らが盲従しなくなる日も夢ではない。
反日デモも所詮官製デモだったのですから。

訪日客の無礼な振る舞いもしっかり教えれば徐々に改善されるでしょう。
彼らは本国と同じ感覚でマナーに欠けた行動をとっているだけであまり悪気はないと思います。

中国共産党の悪質反日プロパガンダから覚醒する人が一人でも増えてくれたらという思いで爆買い中国人を見ています。









中国は「反日」を政治利用 (へそ曲がり)
2015-07-14 10:29:47
敷島やまと様

中国では「反日」が政治利用されているのが問題です。政権は政治統合のため、学生らは政権j批判の道具として、「反日無罪」を悪用します。文化大革命期の「造反有理」の伝統だと聞きました。

そんな中国の対日批判を真に受け、日本政府を批判する日本の朝日などの左翼マスコミ、政治家らも大問題です。

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