忘却に・・・その１１ 映画、森は生きている、20年後の真実

雨、降りませんねぇ、どこもカラカラです。
雨は嫌いだけど、ガーデニングとか野菜苗の植え付けとか、お湿りが欲しいけど
ほんの少し降るだけです。
火事とか山火事なども多くてこわいです。お線香が山火事をおこすのが信じられませんが、小さな火種も大火事の元です

夕方電話が来て、「アスパラ入用？」と言うのでぜひわ分けて欲しいとお願いしました
最近作り始めたので、沢山はないけどとのこと
贅沢させてもらいました

今年初めての路地物です。「雨が降らないので収穫が出来ない」と言ってました
アスパラは雨さえ降れば困るくらい収穫できるのに
でも、これからアスパラには困らないと思うとうれしいです

天候異変、我が家のぽちこも気温差が災いして小屋の中が毛布になったり、トンネルハウスになったり
主人と私の体感気温がちがうので戸惑っているようです
餌で誘っても小屋に入りたがらないです

今ネックレスを作っているのでぽちこに部屋に入られると困るので追い出しました
そしたら階段の上で待ち伏せ、噛みついたりするので叱ったら

1階にきて宅急便の箱に八つ当たりしてました



はこの中の紙を噛みついてちぎりその周りにまき散らしています




昭和30年～40年代、今のようにテレビなど普及していなかったので
学校とか地域の子供会で巡回映画を見たりしていたようです
映画館にも行ってたので、長野県の学校は娯楽がおおかったようですね

リクエストではなく、巡回しているので何を見られるかわからない
それで楽しみにしていた内容だと嬉しかったけど、興味がないとざわついて先生に叱られた

ロシアの童話に「森は生きている」というお話があります
それをみた女の子は感激したのですが、前編と後編になっていて、前編しか見られ無かった
続き・・・と画面に出てみんなはブーイング
「続きが見たい」と言ったけど先生は「そのうち回ってくるはず」と言うだけで具体的なことは無かった

いつ来るか、いつ来るか、待ちわびたけど学校生活では後編は見られなかったようです
一度、子供会で、「森は生きている」が来ると聞いて、わざわざ他の地域から見に来たけどまた前編
がっかりして帰って行ったとか

「絶対後編みたい」と思っていた人は多かったようでしたが、「本当は無いのかもね」と言う人も多かった


そんな話を聞いたのですが
「わたしみたよ」と言う人が現れました
昭和60年ごろ、NHKのテレビで前後編を放映したそうです
感激してね、落とし物を取り返したみたいだった

そいえば、私も見た覚えがあります
もっとあとかもしれなかったし、記憶が定かではないです
そんなこと思い出したのは
雪割草が満開です」というテレビ放映を見たときでした

薄い透き通るような花びらがキラキラしてとてもきれいでした


雪割草が見たいと12月に女王様がいいだして、「見つけたものには褒美をやる」と国民にお触れを出した

意地悪な継母が「探しておいで、見つかるまで帰ってきてはだめ」と女の子に言いつけて追い出した
真冬のロシアに咲いているはずもなく、困り果てた女の子がたどり着いた森

そこにいた12人の人たちに助けられて雪割草を手に入れることが出来た

と言うお話でした

それで「絶対外国人だった」と言うので調べましたら




俳優座＝近代映画協会企画によるコニカラー総天然色作品である。
原作はソ連の劇作家Ｓ・マルシャークの“十二月”。スラヴ民話をもとに書かれた子供向きの戯曲で
気だてのよい継娘が十二カ月の精の助けで欲張りな継母とわがまま王女を改心させ、幸福になる物語
邦訳は湯浅芳子。俳優座の連続公演で好評を得たものを
木村荘十二が中共帰還第一作として脚色・監督。撮影は「病妻物語　あやに愛しき」の前田実。
出演は、今春俳優座養成所を出た新人安田チエコを中心に
舞台同様、千田是也、小沢栄、東野英治郎、岸輝子、楠田薫、三島雅夫、松本克平など俳優座のヴェテラン陣。


ストーリー

雪の降る大みそかの夜。
継娘はふぶきの森にマツユキ草を摘みに来る。この国の我儘な女王さまが新年のお祝いに欲しいと言い出し、
三月にならねば咲かないマツユキ草を持参した者に褒美を与えるとおふれを出した。
そこでいじ悪な継母と姉娘が、素直で気立てのやさしい継娘を森へ行かせたのだ。
道に迷った継娘は凍死寸前、十二カ月の精たちが年に一度の集まりに興じている処をみつけた。
十二カ月の精はは継娘の話に同情し...
もらった指輪に助けられてハッピーな結末

雪割草ではなく、マツユキ草、スノードロップが正しいです。
形も違い私の思い込みで、雪割草と思っていました
どちらも春にさく美しい花です
機会がありましたら見比べるのも良いですね
私はどちらもしっていますけど、思い込みはねー


さて、外国の俳優ではなく日本人がが演じた映画でした
残念なことに今は手に入りません

手に入ったら思い入れのある人と見てもりあがりたかったのですが
10代の頃に見た映画の感動と純粋な気持ちを大人になるまで大切にしていた人の思い出に
水を差すのもなんだから、何も言わずにいようと思いました