プライド

韓国だけには何があっても負けてはいけないと思っている。

接戦も惨敗も同じ。
負けは負け。

どんなときでも代表を応援するポリシーは揺るぎませんが、昨日の試合だけは許しません。

水道橋のHUBで観戦し、怒気を抱えて帰宅した次第でした。

以上。

ジュリー&ジュリア

『ジュリー&ジュリア』（2009年　アメリカ）

原題：Julie & Julia
監督：ノーラ・エフロン
出演：メリル・ストリープ／エイミー・アダムス／スタンリー・トゥッチ
鑑賞日：2010/5/23

　メリル・ストリープの役作りに脱帽。

　変な声のトーンの演技に最初は少し訝しがっていましたが、劇中、一度だけ登場する本物のジュリアを見て納得。
　まさに、そのものでした。

　冒頭、料理の魅力についてジュリーが述べます。
　
　『何をやっても上手く行かない日でも、家に帰ってチョコと砂糖とミルクと卵の黄身を混ぜればちゃんとケーキのクリームが出来上がってホッとする。』

　何となくですが、共感します。
　取り憑かれたように料理に没頭するのは、心の隙間を埋めるためということであれが合点がいきます。

　映画そのものは、可もなく不可もなくでした。

ヴィクトリアマイル

　ブエナビスタvsレッドディザイア、女傑対決第4R。

　軍配はブエナビスタ。
　ゴール寸前で2着ヒカルアマランサスをクビ差でとらえ、女王の座を手にしました。

　ただ、最後の直線で思ったよりも伸びきらなかったのは、ドバイから帰った後の調整が万全ではなかったことを物語っていました。

　でもこういう勝ち方をするところに、彼女が持つ“器”の大きさを感じますね。

　来週はオークス。
　再来週は日本ダービー。

　次はクラシックロードを楽しみましょう。　　　

ディア・ドクター

『ディア・ドクター』（2009年　日本）

監督：西川美和
出演：笑福亭鶴瓶／瑛太／余貴美子／井川遥／香川照之／八千草薫
鑑賞日：2010/5/16

　いいですね。

　白でも黒でもない灰色な感じ。

　嘘が全て悪だとは限らない。
　しかし、それは善でもない。

　このジレンマこそ、紛れもなくこの世界においてはホンモノだと思います。

姉のいた夏、いない夏。

『姉のいた夏、いない夏。』（2001年　アメリカ）

原題：The Invisible Circus
監督：アダム・ブルックス
出演：キャメロン・ディアス／ジョーダナ・ブリュースター／クリストファー・エクルストン
鑑賞日：2010/5/15

　TSUTAYAでタイトルと内容に惹かれて何となくレンタルしてみました。

　姉の異国での死の真相を、妹が追う。
　真実を知るにつれて、妹は成長していく。

　プロット自体は悪くないのですが、最後まで姉妹に感情移入することができませんでした。　　

　姉も妹も何がしたかったのかよくわかりません。

　そして姉妹の風貌があまりにも違いすぎました。

ノウイング

『ノウイング』（2009年　アメリカ）

原題：Knowing
監督：アレックス・プロヤス
出演：ニコラス・ケイジ／チャンドラー・カンタベリー／ローズ・バーン
鑑賞日：2010/5/8

完全に着地点を誤ったと思いますが、冒頭から中盤に掛けては完璧に近い持って行きかたでした。

この手の映画で重要なのが、広げた風呂敷をいかにきれいに纏めることができるか。

ハリウッド大作映画においては、広げるだけ広げてぐちゃぐちゃにしてはいおしまい、っていうのがほとんどですね。

御多聞に漏れずこの映画もそうでした。

ただ、最後まで飽きが来なかったので、その点では監督の力量を評価したいと思います。

しんぼる

『しんぼる』（2009年　日本）

監督：松本人志
出演：松本人志
鑑賞日：2010/5/7

映画としてみたら何も見るところがない。

観客を突き放してしまったらダメだと思います。

でも、白い壁の部屋の中で起こる一人コント（？）はさすがでした。

あれを見せられると、“天才”なんだなと思います。

何とかして映画に昇華できないものか？？