毒を放出!

日々生活のストレスを放出し、スッキリノビノビやっていこう!

ARC'TERYX Gamma MX Hoody

2018-01-18 21:33:01 | お気に入り
自分的には久しぶりの物欲ネタ、前々シーズンから考えていたソフトシェルを買うた。
冬用ソフトシェルは他に1枚ホグロフスのファングジャケットを使っているのだが、少し毛色の違うものが1枚欲しくてチェックしていた。
けどなかなかええお値段するので買えずにいたところナイスなプライスで出ているのを年末に発見、これまたずっと気になっていたモデルだったので買うてしもた。
まだ一回のみの使用だが、その使用感も交えてご紹介。

アークテリクス ガンマMXフーディ

ところで過去個人的にソフトシェルは中途半端な立ち位置で使いにくいと考えていたが、それが今やすっかりソフトシェル信者になっているw
というのも通気性に優れシェルの内側が汗でビタビタにならず且つ保温性もあって快適なのである。
冬の雪山といえどコンディション次第では運動量も多く暑くなり相当汗を掻く、そうするといくらゴアなどの透湿素材を使っていてもそれが追いつかずビタビタに濡れてしまう。
その点ソフトシェルは湿ってしまうものの目に見えるような濡れは無く早くに乾く。
また冬の山では雨よりも雪が多く、雪は即濡れに繋がらず払い落とせるので外側から濡れてしまうことは少なく防水性に強く拘る必要がない。
そんなことで天気が心配なときはハードシェルにするが、そうでない時はソフトシェルのほうが快適だと思うようになったのだ。
要は行く場所と天気次第で選べばいい。


全景。 
フードにシロクマが入っているが気にしないw
アークテリクスのストレッチ素材を使ったガンマシリーズ、もう使い出して5年になるガンマSKパンツと同系統のジャケットでMXとはMIXコンディションの意味で変わりやすい天候に対応。
ソフトシェルなので当然ストレッチ性豊か、また通気性に優れる。
ゴアテックスのような完全な防水性、ゴアウィンドストッパーのような完全な防風性は無いが撥水性・耐風性そして保温性がある。
生地は手持ちのファングジャケット比薄め軽量で差がある。
アウターとして使うのでもちろんフード付き。
ミッドレイヤーや街着として使うのであればジャケットタイプ(フード無し)がいいのだろうけど、私の用途はそうではないのでフード無しという選択肢はない。
カラーについては相変わらず我が道を行き、アークの人気カラーであるブラックやグレーは選ばない。


(左)文句なく使いやすいのがこの胸ポケット。
左右についていて、右のポケットは左手で、左のポケットは右手で自然な形でアクセスでき出し入れが容易で容量も小さすぎることがない。
そしてなんといってもザックのショルダーベルトと干渉しないところが良い。
左胸にはアークのロゴがリフレクティブタイプでプリント。
(右)左腕には切り返しカラーで小さな溶着ポケットがつく、ゲレンデスキーなんかではリフトのICタグなんかを入れるのにちょうどいいのかな?


(左)冬場、雪山では必須のフード部。
ここもアークの個性というか使用用途の違いが出る。
というのもアークのジャケット類はクライミングでの使用を考えられているものが多くヘルメットを被っての着用を想定されている。
なのでその分フードが長い、故にヘルメットを被らない場合はかなり頭周りがダブつく。
もともと西洋人体系に作られていて首が長い気がしないでもないところにそういう理由でさらに長いので私なんかには相当余る。
なのでドローコードでの調整は必須。
(右)そのドローコードはまだ慣れていないからか使いにくい、ジャケットの首元外に出ているクリップ(?)アジャスターが小さく薄手のグローブを嵌めた手でも操作しにくかった。
ま、慣れの問題かも知れんけど。
また余ったコードを引っ張る箇所はジャケット内部にあるためその操作をするためにはジッパーを胸元下まで開ける必要がある。
強風下で胸元を開けるのは寒い、、、
あと、フードのツバは骨組みが入って型崩れしにくいようにはなっているが柔らかめ。
強風下では変形が激しく少々頼りなさを感じる。


(左)腹部のハンドウォーマーポケットと袖部。
この袖が他と違って好みが分かれるところ。
アウターとして使うタイプはベルクロで縛るタイプがほとんどだがこれはそうでない。
手持ちのホグロフスのファングジャケットもベルクロタイプ。
で、一回使っての感想はベルクロタイプのほうが何かと使いやすい。
冬に使うのでジャケットと共にグローブも使うわけだが、このタイプだとグローブのカフはジャケットの外に出す、言い換えるとジャケットの袖にグローブのカフを被せるということになる。
好みもあるのだろうけど、私はどちらかというとグローブのカフの上にジャケットの袖を被せる派。
でも最初からわかっていたことなので気にしない。
あと、このタイプだと腕時計をしていると袖をまくって見るということがほぼできないのも要注意。
また新しいうちはフィット感いいのだが着用回数が多く経年劣化してきた場合の緩みも気になるところ。
(右)ジッパーと裏地。
フロントジッパーは歯が大きめのものでスライドしやすく動きも良好、風の進入も気にならない。
裏地は起毛素材になっていて保温性高い。
こういう保温性高めのソフトシェルが欲しかったのでこれを選んでいる。
他にノローナのゴアウィンドストッパーを使ったソフトシェルがあって激しく悩んでいたのだが、それは裏地がないタイプだったので最終的にヤメた。
ちなみにこのガンマMXフーディーはゴアウィンドストッパーのような防風メンブレンはないタイプ。
それでも差し支えないだろうと思っていたが、この前の武奈ヶ岳の稜線で冷たい強風に吹かれたときは「無し」というのを実感した。
要は風が通り寒かった。

ま、そんなこんなでええとこ悪いとこあるけどそれを理解して選んでいるので今後使い分ける。
昨日今日はこの前の寒さがウソのような気温になって雪の気配がなくなったけど寒さはこれからが本番、シーズン真っ只中。
休み少なく遠いところや泊りではなかなか行けないが今しかできない遊びを満喫したいところ。
コメント
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