今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

この新聞記事からわかること。

2012-04-23 | Weblog
少し鮮度が落ちた話になってしまったが、備忘録がわりに書いておこう。

(もともとブログってそういう類のものだったか・・・・)

毎月、神戸新聞には兵庫県内の1ヶ月の人口増減がでますね。

先日は、この表がでていました。

     ↓


▲クリックして拡大してください。


そのまま見れば、加西も人口減っているけど、他も減っている感覚。

ところが、整理してみるとこうなります。

     ↓


▲クリックして拡大してください。

え”っ! 加西の減り率が高くない?? オレンジ色の北播磨の他市町と比較しても
差が歴然としています。

では、少し長いスパンでみるとどうなるか?

もしかすると、先月だけのことでは??

     ↓


▲クリックして拡大してください。

やっぱり加西市の人口減少率が県内比較や近隣との比較で高いことは明確になります。


人口減少は、その市単体でどのように減少しているかを追うことと、

県内他市とその増減率を比較しておく必要がありますね。

さらに言うと、行政では、どの市に何人とられて、何人とって、ということまでわかっているはずです。
(社会増減といいます)


この3つを正確に捉えて、「独り負けしている」現状の人口対策をしなければなりません。

先日、ある職員の方と話をしましたが、その方いわく

加西市もよいことをやっていることをもっとアピールすればいいんだ。


私はそれでは不十分だとお話しました。

「良い政策をやれば、人口が増える」 という考え方は正しくありません。

これは、縦割りの視点の時の行政にありがちな考え方です。


人口は近隣市や、関連している市町と奪い合っているという認識が不可欠です。

「良い」政策であることは、「競合している他市よりも良い」ことが必要です。

しかし、限られた予算、不可欠な行政サービス の中で、すべてのサービスで

どこよりも高い価値を生むことは不可能です。

要はどこにシフト(その方向は一つではありませんが)するかが重要です。





問題は、その入り口の考え方が行政内で共有できるかどうかだと思います。


3月末での県内の人口増減データをみるとさらに、明確になるでしょう。





取り戻せ!ふるさと加西の未来

実現する県政へ!

井上ちあき