今、ある知的障害者関連施設の会報を読んでいて、
「そうそう!」と思うことがありました。
一部抜粋ですが・・・
「障害者が日常の生活を営むために受ける
生活支援がいつの間に「サービス」という言葉に
代わったのだろうか。
~中略~ 必要最低限の生活支援は障害者にとって
は「権利」がいつの間にか益的な「サービス」と
いう言葉に置き換えられ、「サービス」だから
「利用料を支払え」といわれ出したのではないかと
思えてしょうがない。・・・」
全国知的障害者施設家族会連合会会長の由岐氏が
野条町にある希望の郷だよりの誌面で述べられた言葉です。
会報を見て私が勝手に思ったことを書いていますので
会報全体の趣旨とは関係がありませんのでご了解下さい。
・・・で、「そうそう!」と思ったわけです。
最近「行政サービス」という言葉もよく使われます。
今年の3月議会で、ゴミ袋の有料化には反対しましたが、
そのときの一般質問でも「私たちの支払う税金で行政は
どこまでのことをすべきか?」という問いを投げました。
生活をすればゴミがでます。なんでもかんでも無料にしろ
などというつもりはありませんが、最低限でるごみは
支払っている税でまかなわれるべきなのではないかと
思います。
いろいろな施設でも利用料が設定されています。
事業者のゴミのうち産業廃棄物・・・こう書くととんでもない
有害物質に聞こえますが、普通に事業者が工事をしたときにでる
程度のゴミなどは以前は「合わせ産廃」として処分場にもちこめ
ましたが今は、行政の条文の読み方がかわり、持ち込めなくなり
ました。
ではこの事業者の払っている法人の税金は何のためなんでしょう?
市だけではありませんが、「財政が苦しい」ことを言い訳に、
とにかくお金を「公」が集めようとしているように思えてなりません。
その理由として前述の「サービス」という言葉が前提になっている
のではないかと思います。
8月9日に事業仕分けがありましたが、21年度予算作成に
あたっては行政内部でも、発生ベースで支出、補助を考えるのでは
なく根本的に「公」として「税金でまかなう行政の責任」
について議論がなされてもらいたいものです。
明日から、9月議会がはじまります。
実のある政策議論がなされることを祈らざるを得ません。
取り戻せ!加西の未来
井上ちあき
「そうそう!」と思うことがありました。
一部抜粋ですが・・・
「障害者が日常の生活を営むために受ける
生活支援がいつの間に「サービス」という言葉に
代わったのだろうか。
~中略~ 必要最低限の生活支援は障害者にとって
は「権利」がいつの間にか益的な「サービス」と
いう言葉に置き換えられ、「サービス」だから
「利用料を支払え」といわれ出したのではないかと
思えてしょうがない。・・・」
全国知的障害者施設家族会連合会会長の由岐氏が
野条町にある希望の郷だよりの誌面で述べられた言葉です。
会報を見て私が勝手に思ったことを書いていますので
会報全体の趣旨とは関係がありませんのでご了解下さい。
・・・で、「そうそう!」と思ったわけです。
最近「行政サービス」という言葉もよく使われます。
今年の3月議会で、ゴミ袋の有料化には反対しましたが、
そのときの一般質問でも「私たちの支払う税金で行政は
どこまでのことをすべきか?」という問いを投げました。
生活をすればゴミがでます。なんでもかんでも無料にしろ
などというつもりはありませんが、最低限でるごみは
支払っている税でまかなわれるべきなのではないかと
思います。
いろいろな施設でも利用料が設定されています。
事業者のゴミのうち産業廃棄物・・・こう書くととんでもない
有害物質に聞こえますが、普通に事業者が工事をしたときにでる
程度のゴミなどは以前は「合わせ産廃」として処分場にもちこめ
ましたが今は、行政の条文の読み方がかわり、持ち込めなくなり
ました。
ではこの事業者の払っている法人の税金は何のためなんでしょう?
市だけではありませんが、「財政が苦しい」ことを言い訳に、
とにかくお金を「公」が集めようとしているように思えてなりません。
その理由として前述の「サービス」という言葉が前提になっている
のではないかと思います。
8月9日に事業仕分けがありましたが、21年度予算作成に
あたっては行政内部でも、発生ベースで支出、補助を考えるのでは
なく根本的に「公」として「税金でまかなう行政の責任」
について議論がなされてもらいたいものです。
明日から、9月議会がはじまります。
実のある政策議論がなされることを祈らざるを得ません。
取り戻せ!加西の未来
井上ちあき