神様助けて

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温暖化ガス25%削減

2009-10-03 17:32:48 | 零細企業の社長奮戦記
デフレスパイラル

 日本経済は、90年代にバブル経済を経験したのちそのバブルが崩壊し深刻なデフレーションを経験しました。

デフレーションとは、貨幣の価値が上昇し物の値段が下がっていくことです。
物価が下がることは一見悪いことではありませんが、物の価値が下がるのには「良い値下がり」と「悪い値下がり」があります。

良い値下がりとは、大量生産や生産工程の合理化など物の供給者である生産者の企業努力によって生じる利益を、生産者、流通業者、消費者ともに分け合うことで社会全体の豊かさが押し上げられる構造による物価の値下がりです。

悪い値下がりとは、デフレスパイラルに見られる現象で、物価が下がっても需要の上昇が見られず、さらにデフレを進行させる悪循環のような値下がり現象です。

ちなみにデフレスパイラルとは、デフレーション(Deflation)と、スパイラル(Spiral=らせん)を掛け合わせた言葉で、物価の値下がりと実体経済の縮小とが互いに作用して、らせん階段を下りるようにどんどん下降していく現象のことです。

 こうなると物価の値下がりが継続して起こり、それにつれて景気がどんどん悪くなる状況におちいり、企業の収益を圧迫していって、企業は経費の圧縮や合理化の名のもと雇用の調整が引き起こされます。

そのため失業率が増大し、消費が後退しながら、さらなる物価の値下がりを引き起こすという悪循環の状態に陥ってしまいます。

 このようなデフレスパイラルに陥らないように、政府は財政出動などを行なって景気の浮揚を試みます。
現在サブプライムローン問題から世界同時不況に陥った各国が、現在進行形でこれを行なっていますからわかりやすいですね。

 これによって景気がよくなれば消費は拡大し、生産も拡大し、企業は設備投資を実施し、雇用が拡大するという良い方向への循環が始まれば、その景気浮揚を目指した財政出動は大成功といえます。

出動した財政も、法人税や所得税の増加などによって戻ってきます。


こうならなかったから、先の衆議院議員選挙で自民党が大敗北を喫したという見方もできます。

では、民主党政権のもとでは景気の先行きはどうなるのでしょうか。
民主党はどうやら、直接消費者の消費意欲を喚起する戦略を描いているようです。

有料道路の無料化や教育費の無料化、子供手当ての支給など消費者が直接利益を実感できる政策をうちながら、一方では八ツ場ダムの中止、計画中の100近いダム建設計画の総見直しを行なうなど公共事業費の削減を実施しようとしています。


世界のどの国でも、消費拡大を目指した景気浮揚策の目玉は住宅投資への政策です。

住宅取得減税などは、住宅に困っている人が多いからするのではありません。
住宅建設は消費金額も大きいし、家具、家電などへの波及効果もありますので、消費拡大につながり景気の浮揚策に効果的だからです。


鳩山首相は温暖化ガスの25%削減を世界に向けて発表しました。
建設する住宅は、高断熱仕様で、太陽光発電などを備えた省エネルギー住宅を普及させる。
と、言っています。


私の会社ではこのような住宅を15年以上も前から手がけてきました。
そして、現在私の住んでいる家も、築14年を経過した高断熱・高気密住宅で屋根には太陽光パネルもついているオール電化住宅です。

しかし、このような住宅は建設コストが高くなるのです。
今現在テレビでコマーシャルをするような住宅メーカーが、宣伝している価格では絶対にできません。

耐久性の高いこのような省エネルギー住宅を普及させるには、多額の補助金を必要とするでしょう。
それはすなわち、戸数での拡大を目指すのではなく、一戸あたりの建設費の拡大を目指したものとなるでしょう。

建設費の拡大が住宅などの資産デフレを防ぐ効果は期待できません。

何故なら、資産デフレの中身は、土地の価格にかかっているからです。
つまり、政策的にみても資産デフレは続く要素が高いのです。




◆今日の祈り

ご慈愛深い全能なる御父、愛する天の神様あなたの豊かな恵みと祝福に心から感謝申し上げます。
主の御前にあって愚かで弱く、罪深い私をどうかお許しくださいますように。
主の御恵みに預かり、今日もこうして過ごすことができました。

主の恵みは溢れるほどに、この愚かなしもべの上に注がれています。
しもべはそれを受けることで命を継続し、今日を過ごすことができているのです。

願わくは主よ、この愚かで弱いしもべをかえりみてください。
しもべは、いま塗炭の苦しみの中であえぎのた打ち回っています。
大きな困難がしもべの前に立ちはだかっています。

しかし、主が必ずしもべをかえりみて、これを乗り越えさせてくださると確信しています。
なぜなら、今日に至るまで主がこの愚かで弱いしもべをかえりみてくださらなかったことなど、ただの一度もないからです。

主こそ我が岩であり、我が砦、我が盾であり我が杖なのです。
どうか主よ、この愚かで弱いしもべを助け導いてください。
この祈りと願いとを、尊き御子主イエス・キリストの御名前を通して感謝してお祈り申し上げます。
アーメン


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