indigo YOKOHAMA

横浜を拠点に活動する社会人JAZZ FUNK BAND "indigo YOKOHAMA"のバンドブログです。

今週の一枚 V.A. / Casino Lights

2014-09-07 23:04:22 | FUNKY MUSIC
最近、発売されているワーナーのフュージョンの廉価再発盤シリーズ、これ私も数点買いましたが、なかなか良いです。
セルCD1枚1000円なり。
高いのか、それとも安いのか?
レンタル派やダウンロード派にとってはこれでも高いのでしょうかね。
アルバムのジャケットも作品のうちと考える私にとっては、やはりパッケージはあった方が良いのです。
そしてライナーノーツの解説を読み、参加ミュージシャンをや歌詞など確かめながら曲を聴く。
ただの旧世代の考え方でしょうか。
思うに、そもそも消費対象として考えるなら音源さえあれば良い訳で、そういう人は昔からいたし、音楽に思い入れのない人はそれで良いのですよ。
その作品を愛でて(自分の中で)育てていくという人がいて、そういう人が今でもしつこくパッケージを買っているのでしょう。

前置き長くなりましたが今週の一枚。
先ほど触れたワーナーの廉価盤からであります。
『Casino Lights』、いろいろ意見はあるかと思いますが、これ多分一番の当たりですわ。
81年のモントルー・ジャズ・フェスティバルからの録音なんですが、まず参加ミュージシャンがメチャ凄い。
ランディ・クロフォード、アル・ジャロウ、デヴィッド・サンボーン、マーカス・ミラー、マイク・マイニエリにイエロージャケッツ、ラーセン・フェイトン・バンドといった感じ。
錚々たる面々がライヴだけに生々しい演奏を熱く繰り広げてます。
作品自体はライヴ音源にホーンとコーラスをオーヴァーダブしてるので完全なライヴ作品とは言えないのだが、あまりそれは気になりませんよと。
むしろ良い方向に作用してると私は評価。
構成としては前半にヴォーカル曲4曲でハートを掴み、後半のインスト4曲でじっくり堪能という流れになっております。
いきなりランディ・クロフォードとアル・ジャロウのデュエット曲聴かせられたら
これはもう堪りません。
特に2曲目『Who's Right,Who's Wrong』なんか冒頭のサンボーン節で既に感涙ですわ。
4曲目『Imagine』はお馴染みジョン・レノンのカバー。
7曲目『Hideaway』ではマーカスがバキバキのソロを披露している。
ラスト8曲目はラーセン・フェイトン・バンドの『Casino Lights』でまったり締めている。
これらの本編にボーナス・トラック4曲が付いていて、こちらがまた良い。
ボリューム的にやや不足かなという印象のインスト・パートを補完してくれている。
お得感が満載の一枚だ。



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