夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

酒を飲むと、自殺する?

2006年11月28日 19時47分59秒 | 健康
電車が止まると、“今日も飛び込み自殺か”と思ってしまう悪い習慣がつきました。年間3万人も自殺する日本の悲しい現実が作り出した習慣です。

しかし、その背後に「酒」も関係することが分かってきたようです。楽しいはずの酒も度を過ぎれば、以下の通りです。

**********

大酒飲みは「自殺要注意」 「3合以上」で2.3倍(朝日新聞) - goo ニュース

2006年11月28日(火)15:06

 「大酒」は自殺リスクを高めるらしいことが、名古屋市立大の明智龍男助教授(精神医学)らの大規模疫学調査で分かった。酒量を調べた中高年男性のその後を追跡調査したところ、「1日3合以上飲む人」の自殺率は「時々飲む人」の2.3倍に上った。英国の精神医学雑誌に報告した。

 厚生労働省研究班として90~93年に飲酒状況を聞いた全国の40~65歳の男性約4万5000人を、その後約8年半にわたって調べたところ、168人が自殺。全体では毎年約2200人に1人が自殺したことになる。

 酒量に応じ、全く飲まない人から1日3合以上飲む人まで6グループに分けて比べると、酒量が増えると自殺率が上がり、酒量が最も多く自殺率も最も高い1日3合以上のグループでは、毎年約1600人に1人の割合で自殺していた。

 全く飲まない人の自殺率も1日3合以上グループとほぼ同じだったが、自殺の危険性を高める重病を持ち、酒を飲めなかった人が含まれていたことが考えられるという。

 明智さんは「最近あの人飲み過ぎでは……、そんな酒量の増えた人がいたら要注意。周囲の人の対処が必要」と言う。

 飲酒と自殺については、ソ連時代のロシアとベラルーシで、85~89年の禁酒政策時代に自殺がそれぞれ約3割減ったと報告されるなど、以前から関連が疑われていた。国内でも都道府県の住民1人当たり飲酒量と自殺率の間に強い相関関係がみられる、と明智さん。

 国立病院機構・久里浜アルコール症センターの樋口進副院長は「依存症の人は自殺率が高いという調査はあったが、飲酒と自殺の関係を大人数の追跡調査で実証した意義は大きい。自殺への歯止めが利かなくなるほか、飲酒がうつを引き起こしたり悪化させたりすることも考えられ、今後解明が必要だ」と指摘する。

**********

かつては1年間に400日(!)酒を飲んでいたゴウ先生、生活習慣病になりアルコール性脂肪肝だと診断されてから、ずいぶん酒量が減りました。それでもお酒は好きです。酒を飲んではいけない状況を作らないために、敢えて酒を控えようとしています。

しかし、いまのご時世誘惑は大きいです。東京だとちょっと歩くだけでどこにでも居酒屋はありますし、コンビニに行けば24時間酒を買えます。これでは、アルコール依存症をどんどん作り出しているのも同じです。

タバコもそうですが、酒とのよりよい関係をそろそろ社会全体で考えるべき時代ではないでしょうか。一歩間違えば怖いのは、直接的被害を引き起こす酒なのですから。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« AOL副会長、南京事件を映画化? | トップ | 7時間睡眠-寝酒=うつのない... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

健康」カテゴリの最新記事