東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

窯出し

2017-10-16 02:28:07 | 仕事場(今戸焼 土人形 浅草 隅田川)

 本日明治神宮のお手伝いのあと、直会があってそれが済むと、真っ暗な神宮の闇を抜けて、原宿側の通用口から外に出れば、光の洪水や人々の喧騒がまるで別世界のようでした。一緒にお手伝いに参加した知り合いとはしごしてちょっと呑んでから帰宅しました。昨日窯入れした炉内の温度が20度まで下がっていたので蓋を開けて画像に撮りました。焼く前のままの並びです。生土がこのような色に変化するということは、毎度のことながら不思議です。今日は疲れているので明日以降に窯から取り出そうと思います。


明治神宮「人形感謝祭」2017

2017-10-16 02:00:12 | 日々

 今年度の明治神宮人形感謝祭の当日でした。3年前?もそうでしたが、雨天の中の催行ということで、スタッフ一同合羽を羽織っての作業でした。気温がそれほどでもないのですが、合羽を羽織っての作業は、雨に濡れるだけではなく、汗をかいたりして、結構しんどい感じでしたが、この天気で各ご家庭からお人形とのお別れにお持ち込みになられた皆さんの受付はこの行事始まって以来歴代3番目の数になったそうです。そのせいか、通常回廊にしつらえた壇上と壇下2列に受付の終わったお人形たちを並べていくのですが、すぐにいっぱいになり壇下にもう一列、もう2列と白布を敷き増して並べていったという状況でした。

 ひとくちに「お人形」といっても様々なものが集まります。どちらかといえば置物?に近い感じのものでも顔あり姿ありで持ち主の方にとってはむやみに捨てるということができない、というお気持ちは、我が国では特に強いのでしょうか。それと間もなくオリンピックというためか、外国からのご参詣の方が年々増えているようで、このように人形に感謝してお別れするという行事、儀式がとても珍しく映るようでひっきりなしにカメラを向けている方が少なくありませんでしたし、「これは売っているのか」「どういう意味なのか」質問される方もいらっしゃいました。

雨天のなか、予想外の量のお人形が持ち込まれお別れをされた今年の人形感謝祭でした。