petit TiMS ~プチ ティムス~

鉄腕!女子社労士 玉坪郁子
経営者と働く人の成功を応援し、ワークライフバランスを推進する社労士法人ティムス代表ブログ

モナコに、本当に留学

2008-03-06 | 日記
ずっと以前に紹介した友人の娘さん、モナコにバレエのサマースクールに行ったあの娘さん。彼女は今、モナコに本当にバレエ留学中だ。
えらいもんで、海外からもケータイメールができるようになったので、家族間では毎日ケータイメールをやりとりしているので寂しがってはいないようだ。
弱音も全く書いてこないし、あの年齢で、バレエの発表会で風格さえ感じる踊りをしていただけあって、腹のすわり方が違う。頼もしい度胸。
3月下旬にいったん帰国とのことで、どんな成長した姿でもどってくるか、楽しみだ。

高校2年で学校を辞めて留学に踏み込むのは、(本人はともかく、)周りの大人たちには勇気が必要だった。
留学を最初に薦めたバレエスクールの先生でさえ、「高校卒業してからのほうがいいんじゃないの?」と弱気になってたぐらいだ。

でも、家族も本人もえらかった。
踊りで食っていく覚悟の人間にとっては、そんなことはどーでもいいことなのだと意思統一をして、きっぱり留学に立ち向かってた。

・・が、しかし、本当に大変だったのは決断をしてからだった。
ビザの申請先が東京にしかない、説明がわかりにくい、書類が多い、めんどくさい、お金かかる。
健康診断をしても、フランス語に訳さねばならない。そんなのどこでやってくれるの?
娘さんが「フランス語をこれまで勉強しなかった理由」を書かねばならない。
そんなもん必要だとは言われてない。
送金の方法がわからない。(金融機関がわからないと言う!)等々。

結局、昨年秋ぐらいから準備にかかって、1月に学生ビザなしで渡航し、もう3月下旬でいったん帰国するというのに、まだビザが発行される気配もない。
18歳未満の学生は、これを毎年行わねばならないそうで、あーーめんどくさ。
彼女は、今年18歳になるので、それだと少しはラクらしい。

何年間というきまりのない学校で、「もう教えることがない」ときが卒業だそうだ。
彼女が学校にいる間に、一度はモナコを訪れよう!と実は画策している。
「2泊3日じゃあ行かれへんよ」とすでに厳しい指摘(揶揄?)が・・。