petit TiMS ~プチ ティムス~

鉄腕!女子社労士 玉坪郁子
経営者と働く人の成功を応援し、ワークライフバランスを推進する社労士法人ティムス代表ブログ

スパーリング大会~「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」

2008-08-14 | リズボク
先日、ボクシングのスパーリング大会があった。
バンテージを巻き、グローブをし、ヘッドギアをつけて、たった3分間の1ラウンド、攻守のタイミングをはっきりさせながら戦うという特別なルールではあったが、ともかく、あの四角いリングに上がり、1対1で戦い、勝った。

だいたい、人の顔めがけて拳を出すなどということは日常生活の中ではあり得ない。
女性は特にそうだ。仮に数少ない手の出勝ちなシーン「あなたなんてきらい!」(バシッ)というシーンでも、平手で頬をはたくことはあっても、拳で顔の真ん中を殴るということはあり得ない。
TSDというジムに行きだしてもうすぐ3年になるが、この4月からの2ヶ月間の特別なレッスン(ファイトクラブ)に参加するまでは、パンチといっても形だけか、殴ってもミットだけであった。

スパーリングは、ミット打ちと似て全く非なるもんだった。
いくらミットに向けて強いパンチを打つことができても、顔面やボディにパンチが届かない、打ち込めないようでは試合にならない。つまり負けてしまうのである。
しかも、そんな重大なことに気づいたのはやっと試合間近となった頃であった。
それを克服するために行った常に攻撃を意識したレッスンで、なんだか技術的に一皮剥けたような気がした。

そんなに時間をかけてレッスンを行ったあとでも、やっぱりリングに立つのは怖い。
大げさかもしれないが、動物的な怖さ、生命が危機にさらされる怖さとでもいうのか、普段あんまり味わったことのない怖さだ。
リング上で四方から全身見られている中、3分間は誰の助けも受けられない。相手がどんなパンチを打ってくるのかわからない。思い切り打たれたら私はいったいどうなってしまうのだろう。1発当たったら、手も足も動かなくて立ちすくんでしまうんじゃないか・・・。
マウスピースを口に含み、セコンドの人たちにヘッドギアを装着してもらい、リングネームを呼ばれてリングに上がるときには、いろんな思いで心臓が飛び出しそうになる。

いくぜ!

ともかく、目の前の対戦相手しか見えない長い長い3分間。戦いきった。終わったー。
勝っても負けても悔いはない、関係ないと思っていたが、判定で勝ったときにはやっぱり本当に嬉しかった。
3分間の経験に他では得がたいものをたくさん得た。

嬉しいので、友人知人に話す。
すると、「そんなに鍛えて、いったいどうしたいんですか?」「どこへ向かってるんですか?」と尋ねられる。
いや別にどこに向かっているわけでもないけどなー、と思っているところへ、この本が表れた。

「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」(幻冬舎新書 山本ケイイチ著)
すぐ本を買って読む。自己防衛、理論武装のためだ。

「ビジネスパーソンがこれらかの時代を生き残るのに有益なスキルは、『英語』『IT』『金融知識』とよく言われる。私はここに『筋肉』を加えたい。筋肉を鍛えることは、いまや単なる趣味やレクリエーションではなく、『将来的に大きなリターンを生む自己投資』である。時代を察知する能力の高いビジネスパーソンは、すでにそのことに気づいて、仕事に取り組むのと同じくらい熱心に、筋肉を鍛えることに時間とお金を投資している。」(「はじめに」より)

なんでもお金と効果的な薬や装置でなんとかなる時代であっても、鍛えた肉体はお金で買えない。美しい筋肉はすぐにはつくれない。
「『生命』や『身体』に関するものは、すべてプロセスを省略することができない。」
「トレーニングは、短絡的なことばかりがもてはやされている現代において、数少ない、短絡的ではないものだ。」
そうよ、そうなのよ。That's the thing,I wonted to say!
「シャープでタフな精神と、鍛えられた筋肉を兼ね備えた『ビジネスアスリート』」を目指すことにします。



「若返る人」

2007-01-29 | リズボク
アンチエイジングとかデトックスとか、健康になりそーっな言葉につい反応してしまう。

アマゾンで、「若返る人」という魅力的な題名の本を見かけたのでつい購入してしまった。
若返るだなんて、アンチエイジングよりもっと刺激的!
副題は「50歳のまま80歳を迎える」。なんだこの本は!

読んでみると、ターゲットは50代~リタイヤ前ぐらいの男性だったようだが、
(ン十代女性の)私も、とても刺激された。

自分が読んだあと、「読め!」と無理やり人に貸している。

ともかく、「運動せよ。」が、主なメッセージだ。

本の著者は、アメリカの40代の医者と、その持論を実践している70代の元弁護士だ。
この医者は自分の患者が、何か問題が起きたときには全力で助けるが、本当にそれでいいのだろうか?
問題が起こる前にその問題を避ける方法を提示すべきじゃなかろうかと疑問を持つ。
自分の患者たちが、リタイヤと前後してガクンと目に見えて衰えてしまうのを黙って見ていていいのだろうかと。

「老化」というのは、生きている以上仕方がない。しかし、本来「老化」はゆるやかなもので「衰え」とは違う。

私たち「人間」は、「動物」であり、身体を維持していくしくみはそこいらの哺乳類、いやもっと遡って単細胞動物とあんまり変わらないそうだ。

ともかく、人間は、「動物をとるか?植物をとるか?」という選択の時点で「動物」を選択してしまった以上、「毎日身体を動かす」ことを宿命づけられているらしい。

身体の各機能を制御しているのは脳だが、考えたり知識を得たりする脳と違って、この身体を制御している部分の脳は自分の意思で制御できない。

今パソコンに向かいながら片手でつまんでいるこのビスケットを口に入れたとき、
「胃を動かせ、胃液を出せ、ある程度消化できる状態になったら腸に送り込め」とは誰も命令はしないが、胃や腸が動き、(そこまでしてくれなくていいのに!)ご丁寧に脂肪として溜め込んでくれる。

ただ単に立っているときも、「もう少しバランスを右に!左に!」と考えなくても
じっと立っていられるのは、脳のこの部分のおかげだ。

身体の衰えは、その脳が関係している。
この脳に私たちは毎日、「若返る」ボタンを押すか、「衰える」ボタンを押すかどっちかをしながら生きているそうだ。

「現状維持」のボタンはない。積み重ねの結果としての「現状維持」はあるが、ボタンは「若返る」か「衰える」の2つしかない。

この医者によると、この「若返る」ボタンこそ運動だそうだ。

毎日机に向かい、じっとしていると、

「氷河期がきたのか、無駄な体力は消耗するな、脂肪を溜め込め」

と脳が指示をする。

運動をすると、

「春が来たのだ、狩りにいけるよう筋肉をつけろ、新陳代謝をあげろ、活動しろ」

と脳が指示をする。

毎日、この繰り返しだと。
だから、運動しろと。(リタイヤしたら、週6日!は運動せよと書いてある。)
もう一人の著者である70代元弁護士は、この医師の持論を実践した結果、50代の身体能力を維持しているそうだ。

副産物として、40代で少々スキーがうまくても誰も誉めはしないが、70代で普通に滑れるだけでみんな絶賛して気持ちいいらしい。
そりゃ、誉められればもっと若返るというものだ。
異論もあるだろうが、この本に妙に納得してしまった。

昨年後半、不健康なまま無理やり時間を作ってジムの特別レッスンに参加して身体を鍛えた。

いろんな喜びや楽しみがあるだろうが、そのレッスンがあまりに楽しく、レッスンを受けながら、「自分の身体をメンテナンスし、強くてよく動く健全なものにしていくことを人生の真ん中にして何が悪い!」という気になった。

この本に、そんな考えを裏づけされたような、ジムに行くお墨付き、大義名分ができたような・・、しかも、若返る?いいじゃん!
ということで、まずはジム通いできるスケジュール管理が必要かぁ。

自営業者は身体が資本。
サラリーマンも、リタイヤ後の20年、自由時間は現役時代の40年間と同じぐらいある。
健康にやりたいことをして過ごすか、病院通いして薬漬けで過ごすか、その差は大きい。
自営業者でなくとも、身体は資本に変わりない。

リズボクなひとたち

2006-02-07 | リズボク
お隣で仕事をしている会計士の先生が、一緒にリズミックボクシングをはじめることになった。
トライアルで行かれて、そのまま入会だ。すばらしい。
私は、ジム(TSD)の受付で入会書類を記載しているこの方の横で、インストラクターに「身体、締まりましたね。」とか「美脚~!」とかおだてられて、またその気になる。
本当は、1月に数回しか行けなくてちょっとたるみぎみなのを自覚しているだけに、もうちょっと鍛えようと深く決意。
(始める前に、あんなとこもこんなとこも、ちゃんとサイズ測っとくんだった。これから始められるS先生、測っといたほうがいいですよ。)

最近、リズボクメンバーの方々とお食事したり、飲んだりすることが増えてきた。
普通、ジムなどで熱心に身体を鍛えている人には暴飲暴食はありえないのだろうが、この人たちは違う。
どうやったら痩せれるか、どうやったら引き締まるかわかってるからなのか、よく食べよく飲む。
身体鍛えてるから何時までも、何時間でも元気だし・・・。
「生涯、いつまでもおいしく食べたり飲んだりするためのリズボク」と言い切る人たちもいる。
確かに、あの運動量と熱と汗なしに、あの量を飲んで食ってればどんなおそろしいことになるんだか。

先日は梅田の「宇多野」という和食のお店に行ってきた。
元リズボク会員の方が最近オープンしたお店だ。
元会員というだけで、なんだか親しい人のオープンしたお店のような気分。
今度から、知ったかぶりして人に紹介しちゃおう。

宇多野で話しをしていると、なんと、そのうちのひとりの方が、私の、このブログをときどき読んでくれてたことがわかった。
彼女は「リズボク」でネット検索して、私が書いてるなどと知らずに(というか、「中小企業の経営者のおっちゃん」のブログだと思ってたらしいのだが、)読んでくれてたらしい。ケータイの「お気に入り」に入れてくれてた。(ありがとう!)
「読んでくれてたの?!」「あなたが書いてたの?!」ということで大盛り上がりになったのは言うまでもない。
本当にびっくりした。不思議なつながり。

つながりといえば、私が知っているだけで、今度結婚する予定のカップルが2組。付き合いますと宣言をしたカップルがひと組。
厳しい試練を乗り越えてインストラクターになった会員も少なからずいる。
どういう目的でこのジムに踏み入れたかはばらばらだろうが、人生を変える出会いを得た方たちが数多くいるのは間違いない。(なんの共感もないような組織から人生を変えるような出会いなど生まれるはずもない。)しかも、皆一様に幸せそうだし。*^^*
なんだか、そばにいる私もおこぼれにあずかったようで、うれしい。

ホテルに一歩踏み入れたときに、「あったかいホテルだな」とか「なんとなく居心地がいいな」とか「悪いな」という「気配」がある。あの気配、雰囲気を作り出すのは建物でも設備や什器でもなく、人だそうだ。
いいホテルは一歩踏み入れるとわかる。
会社でも、お店でも、病院でも、ジムでも同じだと思う。
そしてその気配は、結局は、トップ自身による、と私は思う。


リズボクライブに行ってきました

2005-12-13 | リズボク
9月の下旬からリズミックボクシングをはじめたというのは以前書いた。
あれから2ヶ月半ぐらい経ったが、ちゃんと続いている。

続いているどころか、先日リズミックボクシングのライブイベントがZEPP OSAKAで開催され、参加、いや「出場」してきた。

まだ基礎もできてないような状況だったのに、インストラクターが「大丈夫です!」と軽く言うので、つい2つも演目にエントリーしてしまったのだった。

演目にエントリーするということは、その演目を舞台で演じるだけでなく、「コンテストに参加する」ということだということは、実はライブがごく近くなって理解した。
もちろん、単独でコンテストに出るわけではなく団体で演技するわけだが、団体ということは、自分ができないと皆に迷惑がかかる。
覚えないわけにはいかない。

音楽にあわせて振り付け通りに動くなんて、何十年ぶりだ?
しかも、格闘技などしたことのない私のパンチや構えの決まらないことったら。

ともかく、自分の演技は現段階でできる限りのところまではやった。(見た人には、あれでか?と言われそうだが、あれで精一杯。)
あとは、すばらしく鍛え上げた肉体の動きがいかに美しいか、圧倒されながら見せていただいた。
最後は会場に来ている人全員で汗ダクになりながら動いて動いて、会場ごと揺らすようなものすごい盛り上がりの中終了。
ひとことで言えば・・、スゴかったぁ。

ところで、2ヶ月半経った現在、体重はあまり変わらないものの、下半身のサイズダウンは顕著で、パンツのサイズが二つ下がった。(減り応えのある下半身だったし・・。)
私のお尻を見て、リズボクやろうかと検討中の知人が数人。
ともかく、ナイスバディ目指します。


ニューバランスで靴を購入~パーソナルサービス

2005-09-19 | リズボク
自営業は身体が命。
リズミックボクシングのトライアルに行き、その場で申し込み。
続くかしら。

ともかく、運動用の服がない、靴がない。
なしで済ますわけにもいかず、靴を買いに行く。

四ツ橋にニューバランスの大阪店がある。
以前に、整骨院の先生からここを紹介されてスニーカーを買いに行ったことがある。
その際、スニーカーというものの常識を覆された。
スニーカーなんて、革靴よりゆったりしていて、素材もやわらかいんだから、適当にデザインで選んで、履きつぶせばいいと思っていた。
足を測り、用途を選び、縫い目が足を痛めないようたたいてくれ、紐を足にあわせて通してくれる。
整骨院からの紹介のということで、歩き方も練習させられた。

今回も、前回同様、丁寧な応対。
両方の足の長さと幅(周囲)を測り、フィットネス用のシューズからまず3種類ぐらい選んでくれる。
そして、横に踏ん張るなどのハードな動きの際に靴の中で足がどうなるか考えた上で、実際に履いてみてサイズを決めてくれる。
もう、こうなると、インターネットで適当に値段の安いほうを・・などという邪念(?)はなくなってくる。

今日は以前買ったスニーカーを履いて店に来たのだが、こちらも、中敷をを変えてもらうことになった。
中敷にもいろいろある。中敷だけを床に置き立ってみると、違う。明らかに違う。
もう何年も経って、靴自体がゆるくなってきているからということで、中敷の下にもう一枚、別の下敷きをしてくれた。
紐も新しいものに締めなおし、新しいスニーカーの履き心地だ。
スニーカー自体、皮製なので洗うことはできない。ブラシをかける、汚さないように防水スプレーする、使ったら中敷を出して乾かす、ぐらいしか手入れの方法はないが、丁寧にメンテナンスしていけば何年も使えるのがわかった。

この店に来て驚くのは、お客さんの層だ。
常連らしき老夫婦が、足を測ってもらっていた。
サラリーマンらしき人が、2足目を購入していた。
「もうこれしか履けない」と言っていた。

3歳ぐらいの子供も足を測ってもらっている。
日本ももうこうやって足を測って子供のスニーカーを買う国になったのか・・。
私の子供の頃は、子供の足はすぐ大きくなるからと大きめの運動靴を履かされてた子が多かったけどなぁ。

私は、特にニューバランス自体が好きというわけではないが、こんなふうにして靴を選んでいただくと、次に靴を買うときはやっぱりここに来てしまう。
出張が多くなったらトラベル用のスリッポンタイプのシューズを買おう、と狙いをつけてきた。

カスタマーサティスファクション、パーソナルサービス向上は、顧客囲い込みに寄与しまくりであることを実感した次第。


TUワールド

2005-09-11 | リズボク
知人夫妻がリズミックボクシング(リズボク)を始めて、かれこれ2年ぐらいになる。
彼ら、はじめは痩せるために始めたのだが、今では「ここに筋肉をつける」たら、「ゴルフのスコアをいくつにする」たら言い出し、目的が変わってきている。
私は、ずっと見てきて、楽しげに強そうな身体つきになっていく彼らの姿にちょっと二の足を踏みつつ、やりたいかなぁ・・と、気持ちだけで行動に移さずにいたが、今日、トライアルレッスンの申し込みをしてきた。

梅田のスカイビルで、「TUワールド」なる催しがあり、彼らが出場するので見に来てというので行ってきたのだ。
TU(リズボク創始者)と辰吉丈一郎氏の対談、チーム対抗のコンテスト、TUのトークショーと、なんだかすんなりはまり込んで楽しんできた。
知人は個人の部コンテストのベスト20名にも選ばれてた!

TUのトークショーでは、「社長」としてもすごい人だなとあらためて感心した。
社長が、夢を持ち、進歩し変化し発展し、それを社員たちの前で提示し、これまで支えてくれてありがとうと感謝し、これからもやっていこうと社員にも具体的な夢を示す。それも、お客様も同席の場で、である。これは、なかなかできるものではない。
いい会社だなぁ、どんどん発展していくだろうなぁと思った。

真剣に思った方向にことが運んでいく。考えもしないようなことが実現するはずがない。本当にそうだ。