医師会と阪奈中央病院の参考人招致が28日行われた。
委員会の内容は別の機会にお伝えしたい。
今日は雑感。
議会の参考人招致は何とも堅苦しい。
紹介する時、塩見俊次君、梅川智三郎君---、と君をつけて紹介される。○○先生、××さんではいけないのか?
お考えをお聞きしたいと言うことで、議会に来ていただいたのに違和感がある。取り調べのようで何だか失礼に思えてならない。
今までお話しをしたことはないが、塩見先生は奈良医大の先輩。卒業して30年近く経って、それまでお話しをしたことのなかった先輩と、議会の会議室で対峙するとは不思議なご縁。
梅川先生とは、閉院前に、総合病院の当時の院長と医師会の会合に呼ばれて、生駒総合病院医局長の立場でお話ししたのが最初かも知れない。大塚先生には、閉院後“市民の病院をつくる会”の代表として、生駒市での地域医療の充実のために参考にしていただきたいと、住民の視点に立った地域完結型医療を実現しようとされている大分県中津市民病院の取り組みを紹介したNHKのビデオをお届けしたことがある。
考えてみれば私が議員になったきっかけは、医師会が“生駒総合病院の提供していた医療は必要である、新病院を早く整備を”と何度も生駒市に要望され、また、医師会や県の加わった3つの委員会も、“新病院必要”と答申されてきたからである。“必要とされる医療が提供されないままになっている、これを見過ごせない”と言うのが議員になったきっかけである。必要な医療が提供されているということであったら、私は今も皮膚科の診療を続け、この腫瘍の診断は何か?と顕微鏡を覗いていただろう。
医師会の“新病院を整備しないといけない”という、主張が、ある日突然、“新病院は要らない”に変わってしまった。きっと、一番驚いたのは私だろう。
なぜ、主張を変えられたのか?
28日、やっと聞けることになった。他にもお聞きしたいことがたくさんあった。しかし、10分の1も聞けなかった。
阪奈中央病院についてはお話しを聞かせていただいて状況はよくわかった。
地域医療に貢献されようとしているが、小児科医療は小児科医、看護師いずれの確保も難しいと感じた。
医師会については、これは最初からわかっていたことであるが、出席された3代表とも、生駒市立病院には反対であること。
私が一番聞きたかったのは、生駒総合病院閉院前から総合病院の後医療機関の整備を6,7回も市に要望されてきた地元医師会が、最近になって、「閉院当時とは状況が一変している、病院は要らない」と言われたが本当に一変したのか、病院は必要ないのかと言うことであった。はっきりした根拠は示されなかった。3つの委員会の答申や提言などで必要性であるとされてきた診療科の整備はやはり必要であると私は感じた。そして、二次救急医療(これは生駒に限ったことではないが)が非常に問題であると思った。つまり、生駒市の地域医療は安心できない、市立病院を白紙に戻すなんてとても考えられないと思った。ただし、現計画の小児科体制では医師数など不安であることも理解できた。医師会の先生方の意見も取り入れて、本当に安心できる地域医療の整備のために市立病院計画についてももう一工夫必要であると感じた。なお、徳洲会について信頼できないと言う発言をされていたが、納得できる説明とは思われず、根拠を示さず公の場で発言をされると、市民に不安を与えてしまうのにと心配してしまった。徳洲会も同席の場で話をしていただきたいがどうかとお尋ねしたところ、話をするつもりはないと言われた。一方だけの意見を聞いて判断するのは危険である。
お聞きしたいことは十分聞けず、時間の大半が医師会の先生方の主張で終わってしまった。たくさんの課題を残した委員会であった。
聞きたいことを聞く時間がない、時間切れになる!と気にしながらの聞き取りであった。後日、委員会の内容を確認する予定である。しっかり確認して今後に活かしたい。
委員会の内容は別の機会にお伝えしたい。
今日は雑感。
議会の参考人招致は何とも堅苦しい。
紹介する時、塩見俊次君、梅川智三郎君---、と君をつけて紹介される。○○先生、××さんではいけないのか?
お考えをお聞きしたいと言うことで、議会に来ていただいたのに違和感がある。取り調べのようで何だか失礼に思えてならない。
今までお話しをしたことはないが、塩見先生は奈良医大の先輩。卒業して30年近く経って、それまでお話しをしたことのなかった先輩と、議会の会議室で対峙するとは不思議なご縁。
梅川先生とは、閉院前に、総合病院の当時の院長と医師会の会合に呼ばれて、生駒総合病院医局長の立場でお話ししたのが最初かも知れない。大塚先生には、閉院後“市民の病院をつくる会”の代表として、生駒市での地域医療の充実のために参考にしていただきたいと、住民の視点に立った地域完結型医療を実現しようとされている大分県中津市民病院の取り組みを紹介したNHKのビデオをお届けしたことがある。
考えてみれば私が議員になったきっかけは、医師会が“生駒総合病院の提供していた医療は必要である、新病院を早く整備を”と何度も生駒市に要望され、また、医師会や県の加わった3つの委員会も、“新病院必要”と答申されてきたからである。“必要とされる医療が提供されないままになっている、これを見過ごせない”と言うのが議員になったきっかけである。必要な医療が提供されているということであったら、私は今も皮膚科の診療を続け、この腫瘍の診断は何か?と顕微鏡を覗いていただろう。
医師会の“新病院を整備しないといけない”という、主張が、ある日突然、“新病院は要らない”に変わってしまった。きっと、一番驚いたのは私だろう。
なぜ、主張を変えられたのか?
28日、やっと聞けることになった。他にもお聞きしたいことがたくさんあった。しかし、10分の1も聞けなかった。
阪奈中央病院についてはお話しを聞かせていただいて状況はよくわかった。
地域医療に貢献されようとしているが、小児科医療は小児科医、看護師いずれの確保も難しいと感じた。
医師会については、これは最初からわかっていたことであるが、出席された3代表とも、生駒市立病院には反対であること。
私が一番聞きたかったのは、生駒総合病院閉院前から総合病院の後医療機関の整備を6,7回も市に要望されてきた地元医師会が、最近になって、「閉院当時とは状況が一変している、病院は要らない」と言われたが本当に一変したのか、病院は必要ないのかと言うことであった。はっきりした根拠は示されなかった。3つの委員会の答申や提言などで必要性であるとされてきた診療科の整備はやはり必要であると私は感じた。そして、二次救急医療(これは生駒に限ったことではないが)が非常に問題であると思った。つまり、生駒市の地域医療は安心できない、市立病院を白紙に戻すなんてとても考えられないと思った。ただし、現計画の小児科体制では医師数など不安であることも理解できた。医師会の先生方の意見も取り入れて、本当に安心できる地域医療の整備のために市立病院計画についてももう一工夫必要であると感じた。なお、徳洲会について信頼できないと言う発言をされていたが、納得できる説明とは思われず、根拠を示さず公の場で発言をされると、市民に不安を与えてしまうのにと心配してしまった。徳洲会も同席の場で話をしていただきたいがどうかとお尋ねしたところ、話をするつもりはないと言われた。一方だけの意見を聞いて判断するのは危険である。
お聞きしたいことは十分聞けず、時間の大半が医師会の先生方の主張で終わってしまった。たくさんの課題を残した委員会であった。
聞きたいことを聞く時間がない、時間切れになる!と気にしながらの聞き取りであった。後日、委員会の内容を確認する予定である。しっかり確認して今後に活かしたい。