24日に3月定例議会が閉会しました。
今回、一般質問の後、議案審査、予算審査に加え、
委員を務める厚生文教委員会では、
令和7年度の市立病院事業計画や
今後の12年間の生駒市の健康づくりの指針である健康いこま21計画、
生駒市こども計画や生駒南小・中学校施設一体型整備事業基本計画等、
たくさんの報告を受けるなど、盛りだくさんの議会でした。
また、継続審査となっていたハラスメント防止のための条例が制定されました。
正式名称は「生 駒 市 の ハ ラ ス メ ン ト の 防 止 等 に 関 す る 条 例」です。
昨年の9月議会で継続審査となった条例(令和6年度 議案第56号)の名称は
「生 駒 市 の 市 長 等 、 議 員 及 び 職 員 の ハ ラ ス メ ント の 防 止 等 に 関 す る 条 例」ですが
今回の条例では議会に関しては別途条例を検討する為、盛り込まれていません。
最終本会議で2つのほとんど同じ内容の修正動議が出され、
議長を除く21人の議員の賛否は
修正案第1号に9人賛成、修正案第2号に12人賛成と分かれる結果となりました。
昨年の9月議会閉会以降、今年の初めから修正案を検討してきた議員のうち、
第2号に賛成したのは私を含め3人だけでした。
市が提案した56号に比べ、ずっと良い条例になった、
生駒市のハラスメント防止やハラスメントの解決のために役立つと確信しているのですが、
2つの修正動議が出され、一緒に検討してきた多くの議員さんは1号に賛成、
私にとっては何か重苦しい気分でした。
重苦しい気分は
2月末から今日までに、4人の方の訃報が届いたためかもしれません。
中でも、3月議会が閉会し、お見舞いに伺おうと思っていた矢先、
25日早朝、桑原元議員が逝去されたのですが、特に残念でなりませんでした。
29日に桑原元議員の葬儀にも参列し、お見送りをできてほっとしていたのですが、
やっぱりなんだか気が重い。
やっと気が付きました。
私がめざしては「チーム議会」、
ハラスメント防止のための条例は私の中では「チーム議会」として
制定したかったのに、できなかったのです。
「チーム議会」という言葉は議員になって2年か3年目ごろ、
同僚の議員から、加えて、単身視察で訪れた会津若松市議会で聞いたように思いますが、
定かではありません。
実は昨日、ふと、「チーム議会」を思いだし、ネットで検索しました。
以下のサイトを開きました。
議会局「軍師」論のススメ 第84回 「チーム議会」の広がりに必要なものは何か?
https://shop.gyosei.jp/online/archives/cat01/0000068984?srsltid=AfmBOooN1nxgYhgC02ZLX4_taUORcFPAKisQgSSrFKRxvAKGrcAzWgei
・・・「チーム議会」は、過去においては、個々の議員が会派の壁を越えて機関として活動する議会を形容するものであったが、今ではさらに局職員も一員として協働する議会を意味するようになってきた。・・・とありました。
修正案作りの場に参加させていただきましたが、修正案がほとんど固まった時点で、
全議員に参加を呼びかけられました。
9月議会で市が提案した56号に賛成された議員さんに、
私も修正案の修正点を説明しました。
9月議会で市の案に賛成された議員さんも修正案を理解され、良い条例ができると
思っていたのですが、議員間で意見交換を行う時間が十分取れなかったため、
調整することができず、2つの動議提出に至ったと私は考えています。
チーム議会で制定できず、気が重くなったのだと、気持ちを整理しました。
さて、
今回「生 駒 市 の ハ ラ ス メ ン ト の 防 止 等 に 関 す る 条 例」が制定されるに至った経緯や
条例の内容について紹介します。
詳細は下記に示した録画をご覧ください。
昨年9月議会で市から提案のあった条例案(令和6年度 議案第56号)については、
1月7日のブログで紹介したとおり、まだまだ改善が必要と考え、
企画総務委員会の委員さんを中心に行われていた修正案の検討に
私も加わらせていただきました。
その検討の場に9月議会では市が提出した条例に賛成した議員も加わり、
修正案は3月議会の開会までに、かなり出来上がっていました。
その後、3月議会に入ってから、実際に条例を運用する人事課等執行部側の担当者も交え、
意見交換をしました。
3月14日の企画総務委員会では、福中議員、竹内議員、神山議員から、
修正案(委員会修正案)が提出されました。
https://www.city.ikoma.lg.jp/gikai/cmsfiles/contents/0000025/25108/R070314_kikaku_shiryou3.pdf
3議員は1月からの検討の際、中心となって検討されてきました。
録画が公開されていますので、委員会の様子をご覧になれます。
録画配信 https://www.city.ikoma.lg.jp/gikai/0000009246.html
企画総務委員会 3月14日1 https://www.youtube.com/watch?v=4dr-95n41KU
条例案の審査 開始後26分~
神山議員さんの修正案提案理由説明 開始後27分~
委員会修正案の内容が良くわかります。
委員会修正案では、市の条例案に比べ
相談員の設置や外部相談窓口の充実(第3者相談窓口)、ハラスメント認定・対策委員会の設置、
相談後の迅速な対応の義務化、3年以内の条例施行状況検討実施、
ハラスメントの相談又は苦情の申出件数の公表などが加わっていて、
良い条例案と考えました。
しかし、委員会の中では、
第13条で規定する ハラスメント認定・対策委員会の委員について、
委員会修正案では、「全ての委員はそれぞれの所属団体の推薦に基づき市長が委嘱する」
となっていたのですが、
通常、団体推薦とはいかない他市の元行政職員や大学教授も
入れられるほうが良いといった発言がありました。
団体推薦でなければよくないとする修正案提出者と
それ以外の委員との間で折り合いのつかない状況でした。
委員から、修正案を出しますと発言があり、
採決の結果、委員会修正案は否決となり、9月議会に提出された原案が可決しました。
修正案提出のためには、9月議会に提出された原案を可決する必要があります。
原案が否決されると修正案は出せません。
修正案を提出すると発言した委員に確認したところ、
委員会修正案の13条の委員の選出方法を見直した案を提出する意向とのことでした。
私は委員会での質疑を聞きながら、
ハラスメント認定・対策委員会の所掌事項の
(1)の ハラスメントに係る事実関係の調査と
(2)の 認定については、
弁護士、心理師、社会保険労務士といった学識経験のある方により対応可能かと考えるものの、
第13条第1項の
(3)本市が講ずべき対応措置に関すること
(4)ハラスメントの防止に関すること
については、市役所という 行政組織の特殊性を理解した他市の元行政職員や
大学教授等の行政研究者も委員に入って頂くのが良いのではと思いました。
この条例を制定することによる意義は、調査、認定はもちろん一番大切なことですが、
今後ハラスメントが起きないように研修や防止対策を進めることも非常に重要と考えるからです。
なお、修正動議においては、
1号、2号とも、他市の元行政職員や大学教授等の行政研究者も委員として
参加可能とのことでした。
24日の最終本会議で
修正動議が2件提出されました。動議の内容は後述の市のHPからご覧いただけます。
修正動議第1号(発議者:塩見議員、浜田議員、加藤議員、高杉議員)と
第2号(発議者:成田議員、片山議員、凱昭議員、梶井議員)は以下の3点を除いて同じ内容でした。
1点目は、第4条の市長等の責務
第1号は 整備した体制を職員に対し周知する
第2号は 整備した体制を職員に対し明示する
明示だけではいけない周知が重要という意見でした。
2点目はハラスメント認定・対策委員会について規定した第13条で
2項で委員の数については両修正動議とも、5名以内としているのですが、
3項における団体推薦の人数について
第1号は 3名以上
第2号は 過半数 としている点です。
どちらも、過半数は団体推薦委員にする点では同じです。
質疑において、1号の場合は、委員数が3名以下となった場合に齟齬が生じるのではないかと
指摘がありました。齟齬と受け取られるのは良くないと考えました。
3点目は施行期日です。
第1号は令和7年7月1日から施行
第2号は令和7年9月1日から施行
となっている点です。
施行日はできるだけ早い日が良い方が良いと考えました。
2号の発議者によると、執行部側に確認したところ、7月1日で可能とのことでした。
昨年9月に提案された条例案の施行期日は令和6年10月1日でした。
3月14日の提案された委員会修正案については、令和7年4月1日となっていたので、
7月1日の施行は可能と考えました。
第2号に賛成しました。
第1号
https://www.city.ikoma.lg.jp/gikai/cmsfiles/contents/0000037/37162/dougi_r07_001.pdf
第2号
https://www.city.ikoma.lg.jp/gikai/cmsfiles/contents/0000037/37162/dougi_r07_002.pdf
両案に対する質疑や賛成討論がたくさんありました。
録画が公開されています。
3月24日 録画 https://www.youtube.com/watch?v=MXAbo3jigkc
開会後13分~
福中議員さんの討論から、これまでの状況がわかります。
福中議員の賛成討論 37分~
他市の条例の確認、他市や関係機関に電話して確認したりと
福中議員さんの頑張り抜きでは条例はできなかったと思います。
今回、一般質問の後、議案審査、予算審査に加え、
委員を務める厚生文教委員会では、
令和7年度の市立病院事業計画や
今後の12年間の生駒市の健康づくりの指針である健康いこま21計画、
生駒市こども計画や生駒南小・中学校施設一体型整備事業基本計画等、
たくさんの報告を受けるなど、盛りだくさんの議会でした。
また、継続審査となっていたハラスメント防止のための条例が制定されました。
正式名称は「生 駒 市 の ハ ラ ス メ ン ト の 防 止 等 に 関 す る 条 例」です。
昨年の9月議会で継続審査となった条例(令和6年度 議案第56号)の名称は
「生 駒 市 の 市 長 等 、 議 員 及 び 職 員 の ハ ラ ス メ ント の 防 止 等 に 関 す る 条 例」ですが
今回の条例では議会に関しては別途条例を検討する為、盛り込まれていません。
最終本会議で2つのほとんど同じ内容の修正動議が出され、
議長を除く21人の議員の賛否は
修正案第1号に9人賛成、修正案第2号に12人賛成と分かれる結果となりました。
昨年の9月議会閉会以降、今年の初めから修正案を検討してきた議員のうち、
第2号に賛成したのは私を含め3人だけでした。
市が提案した56号に比べ、ずっと良い条例になった、
生駒市のハラスメント防止やハラスメントの解決のために役立つと確信しているのですが、
2つの修正動議が出され、一緒に検討してきた多くの議員さんは1号に賛成、
私にとっては何か重苦しい気分でした。
重苦しい気分は
2月末から今日までに、4人の方の訃報が届いたためかもしれません。
中でも、3月議会が閉会し、お見舞いに伺おうと思っていた矢先、
25日早朝、桑原元議員が逝去されたのですが、特に残念でなりませんでした。
29日に桑原元議員の葬儀にも参列し、お見送りをできてほっとしていたのですが、
やっぱりなんだか気が重い。
やっと気が付きました。
私がめざしては「チーム議会」、
ハラスメント防止のための条例は私の中では「チーム議会」として
制定したかったのに、できなかったのです。
「チーム議会」という言葉は議員になって2年か3年目ごろ、
同僚の議員から、加えて、単身視察で訪れた会津若松市議会で聞いたように思いますが、
定かではありません。
実は昨日、ふと、「チーム議会」を思いだし、ネットで検索しました。
以下のサイトを開きました。
議会局「軍師」論のススメ 第84回 「チーム議会」の広がりに必要なものは何か?
https://shop.gyosei.jp/online/archives/cat01/0000068984?srsltid=AfmBOooN1nxgYhgC02ZLX4_taUORcFPAKisQgSSrFKRxvAKGrcAzWgei
・・・「チーム議会」は、過去においては、個々の議員が会派の壁を越えて機関として活動する議会を形容するものであったが、今ではさらに局職員も一員として協働する議会を意味するようになってきた。・・・とありました。
修正案作りの場に参加させていただきましたが、修正案がほとんど固まった時点で、
全議員に参加を呼びかけられました。
9月議会で市が提案した56号に賛成された議員さんに、
私も修正案の修正点を説明しました。
9月議会で市の案に賛成された議員さんも修正案を理解され、良い条例ができると
思っていたのですが、議員間で意見交換を行う時間が十分取れなかったため、
調整することができず、2つの動議提出に至ったと私は考えています。
チーム議会で制定できず、気が重くなったのだと、気持ちを整理しました。
さて、
今回「生 駒 市 の ハ ラ ス メ ン ト の 防 止 等 に 関 す る 条 例」が制定されるに至った経緯や
条例の内容について紹介します。
詳細は下記に示した録画をご覧ください。
昨年9月議会で市から提案のあった条例案(令和6年度 議案第56号)については、
1月7日のブログで紹介したとおり、まだまだ改善が必要と考え、
企画総務委員会の委員さんを中心に行われていた修正案の検討に
私も加わらせていただきました。
その検討の場に9月議会では市が提出した条例に賛成した議員も加わり、
修正案は3月議会の開会までに、かなり出来上がっていました。
その後、3月議会に入ってから、実際に条例を運用する人事課等執行部側の担当者も交え、
意見交換をしました。
3月14日の企画総務委員会では、福中議員、竹内議員、神山議員から、
修正案(委員会修正案)が提出されました。
https://www.city.ikoma.lg.jp/gikai/cmsfiles/contents/0000025/25108/R070314_kikaku_shiryou3.pdf
3議員は1月からの検討の際、中心となって検討されてきました。
録画が公開されていますので、委員会の様子をご覧になれます。
録画配信 https://www.city.ikoma.lg.jp/gikai/0000009246.html
企画総務委員会 3月14日1 https://www.youtube.com/watch?v=4dr-95n41KU
条例案の審査 開始後26分~
神山議員さんの修正案提案理由説明 開始後27分~
委員会修正案の内容が良くわかります。
委員会修正案では、市の条例案に比べ
相談員の設置や外部相談窓口の充実(第3者相談窓口)、ハラスメント認定・対策委員会の設置、
相談後の迅速な対応の義務化、3年以内の条例施行状況検討実施、
ハラスメントの相談又は苦情の申出件数の公表などが加わっていて、
良い条例案と考えました。
しかし、委員会の中では、
第13条で規定する ハラスメント認定・対策委員会の委員について、
委員会修正案では、「全ての委員はそれぞれの所属団体の推薦に基づき市長が委嘱する」
となっていたのですが、
通常、団体推薦とはいかない他市の元行政職員や大学教授も
入れられるほうが良いといった発言がありました。
団体推薦でなければよくないとする修正案提出者と
それ以外の委員との間で折り合いのつかない状況でした。
委員から、修正案を出しますと発言があり、
採決の結果、委員会修正案は否決となり、9月議会に提出された原案が可決しました。
修正案提出のためには、9月議会に提出された原案を可決する必要があります。
原案が否決されると修正案は出せません。
修正案を提出すると発言した委員に確認したところ、
委員会修正案の13条の委員の選出方法を見直した案を提出する意向とのことでした。
私は委員会での質疑を聞きながら、
ハラスメント認定・対策委員会の所掌事項の
(1)の ハラスメントに係る事実関係の調査と
(2)の 認定については、
弁護士、心理師、社会保険労務士といった学識経験のある方により対応可能かと考えるものの、
第13条第1項の
(3)本市が講ずべき対応措置に関すること
(4)ハラスメントの防止に関すること
については、市役所という 行政組織の特殊性を理解した他市の元行政職員や
大学教授等の行政研究者も委員に入って頂くのが良いのではと思いました。
この条例を制定することによる意義は、調査、認定はもちろん一番大切なことですが、
今後ハラスメントが起きないように研修や防止対策を進めることも非常に重要と考えるからです。
なお、修正動議においては、
1号、2号とも、他市の元行政職員や大学教授等の行政研究者も委員として
参加可能とのことでした。
24日の最終本会議で
修正動議が2件提出されました。動議の内容は後述の市のHPからご覧いただけます。
修正動議第1号(発議者:塩見議員、浜田議員、加藤議員、高杉議員)と
第2号(発議者:成田議員、片山議員、凱昭議員、梶井議員)は以下の3点を除いて同じ内容でした。
1点目は、第4条の市長等の責務
第1号は 整備した体制を職員に対し周知する
第2号は 整備した体制を職員に対し明示する
明示だけではいけない周知が重要という意見でした。
2点目はハラスメント認定・対策委員会について規定した第13条で
2項で委員の数については両修正動議とも、5名以内としているのですが、
3項における団体推薦の人数について
第1号は 3名以上
第2号は 過半数 としている点です。
どちらも、過半数は団体推薦委員にする点では同じです。
質疑において、1号の場合は、委員数が3名以下となった場合に齟齬が生じるのではないかと
指摘がありました。齟齬と受け取られるのは良くないと考えました。
3点目は施行期日です。
第1号は令和7年7月1日から施行
第2号は令和7年9月1日から施行
となっている点です。
施行日はできるだけ早い日が良い方が良いと考えました。
2号の発議者によると、執行部側に確認したところ、7月1日で可能とのことでした。
昨年9月に提案された条例案の施行期日は令和6年10月1日でした。
3月14日の提案された委員会修正案については、令和7年4月1日となっていたので、
7月1日の施行は可能と考えました。
第2号に賛成しました。
第1号
https://www.city.ikoma.lg.jp/gikai/cmsfiles/contents/0000037/37162/dougi_r07_001.pdf
第2号
https://www.city.ikoma.lg.jp/gikai/cmsfiles/contents/0000037/37162/dougi_r07_002.pdf
両案に対する質疑や賛成討論がたくさんありました。
録画が公開されています。
3月24日 録画 https://www.youtube.com/watch?v=MXAbo3jigkc
開会後13分~
福中議員さんの討論から、これまでの状況がわかります。
福中議員の賛成討論 37分~
他市の条例の確認、他市や関係機関に電話して確認したりと
福中議員さんの頑張り抜きでは条例はできなかったと思います。