おはようございます。
生き生き箕面通信1130(120212)をお届けします。
・読売新聞も小沢氏へのえん罪づくりへひた走り
元民主党代表、小沢一郎氏へのいわゆる”被告人質問”なるものが昨日1月11日に2日間の日程を終え、最大の山場の区切りがつきました。最終的には4月下旬と想定される公判で判決が出ます。
2日間の公判を通じて繰り返されたのは、大手メディアの醜悪なえん罪づくりキャンペーンです。朝日新聞についてはすでに触れましたので、本日は読売新聞の社説を点検します。
本日の読売の社説は、見出しが「『秘書任せ』で理解得られるのか」としたように、「すべて秘書に任せたということで秘書に責任をなすりつけるのは通用しませんよ」という基調です。11面では「『知らぬ』一点張り」という大きな見出しで、ほぼ1ページを使う大特集を組みました。特殊の中では、「裁判官も『不自然』指摘」という見出しを掲げ、「裁判官ですら『不自然』と感じている」ことを強調しました。
さらに、紙面の真ん中に、小沢氏や3人の秘書の顔写真を入れた「『共謀』の構図」なる解説の図を掲載しました。これには「指定弁護士が主張する」という文言も入れていますが、この図を見れば、ほとんどの人が、「やはり小沢氏が『共謀」して、秘書にやらせていたのだ」という印象を持つのではないでしょうか。
読売も朝日と同様、「小沢は悪党」という立場でずっとキャンペーンを張ってきましたから、いまさら「無罪」ということになれば、大誤報ということになります。だから、もう「何が何でも『有罪』になって貰わなくては、困る」という状況にあるわけです。
読売新聞は「秘書任せ」はおかしいという点で攻めていますが、いちいち会計の帳簿など見ませんよ。それは野田佳彦氏をはじめ主要政治家はほとんど同じです。大企業にしても、社長がいちいち帳簿を見るでしょうか。みんな担当者任せです。そのために組織があり、担当がいます。読売にしても、最高責任者の渡邉恒雄氏が帳簿を見ることなどないはずです。
本日の読売の大特集からすれば、小沢氏がどんな重罪を犯したのか、も振り返ってみる必要があります。一連の裁判を通じて明らかになったのは、「実質的な犯罪」は皆無だったということです。いま問われているのは、収支報告書に「ウソ」の記載があった、それを小沢氏が「共謀」してやらせた、という内容です。ウソの記載の中身を見ると、記載の時点が、本当は「04年10月」でなければならないはずが、翌年の「05年1月」へ3か月ずれていた、という「期ずれ」の問題にすぎません。また、「『新政治問題研究会』など西松建設の政治献金団体名で記載していたのは、『西松建設』と記載していなければならなかった」ということも”重罪”にされています。
何のことはない、検察が「西松建設がらみの汚職があった」と見立てて、大捜査に入ったのですが、ネズミ1匹だったことが判明してきたのです。ところがそれでは困る大手メディアは、何としても「有罪」を「勝ち取らねばならない」立場に追い込まれているともいえます。
だから、小沢氏が、すべてを率直にきちんと説明しても、大手メディア側の”見立て”に合わないので、「説明不足、ごまかしの説明、説得力はない」という紙面を作ります。色眼鏡をかけて見れば、色がついて見えるものです。しかし、それでは真実には近づけない。真実に近づかず、罪がない者を有罪にするのは、えん罪です。読売新聞も、小沢氏をなんとか有罪にしようとやっきです。結果的にはえん罪づくりをしていることになります。
読売新聞が懸命に努力した結果でも「無罪」の判決が出れば、その時はやはり責任を明確にする義務があります。
A山氏とか、情けない連中です。