おはようございます。生き生き箕面通信2585(160207)をお届けします。
・「選挙が終わったら、大値上げだ」と、山本太郎さん
「国民には、3万円差し上げます」と、安倍首相。「みなさんは、『安倍首相は、いい人かもよ』と思っているようです」と、山本太郎さんはいいます。しかし、それが間違いなんですよ。選挙が終わったら、「全部で88種類もの値上げが待ち構えています。恐ろしいことです」と。昨日、山本太郎さんは、大阪で討論集会にでました。
「安倍首相にとっては、これから7月の参院選までは、PR期間です。3万円まで大盤振る舞いしてくれます。でも、そのあとは、大値上げです。間違いありません」という。
安倍首相は今回、子供手当てを上げ、第2子は月額5000円を10000円に、第3子は月額3000円を6000円にします、という。これもPRです。何しろ3年間で大きな予算を出します、という。しかし、それ以前には子供手当てを大きくなマイナスにしました。そのマイナス分を今回少しだけプラスにした。それは結局、選挙前のPRです。
しかも、2017年度には、「生活保護費」を320億円減額します。これからますます生活保護費は増額してもいいのですが、逆に減額するのです。そして、例えば「片山さつき」氏らは、「生活保護費をほしがる人々を、“怠け者”だ」といい、小泉・竹中氏らから始まった生活保護費の減額を“減額つぶし”と主張しています。
国には、やりようがいくらでもあるはずです。大企業には、いくらでも負担できる納税負担があります。しかし、その大企業をさらに負担軽減する。しかし、庶民に大値上げを行う。